林官房長官で岸田内閣終了

皇紀2683年(令和5年)12月14日

「化石賞」なぜ日本ばかり? 中国、際立つ少なさ―COP28

 【ドバイ時事】アラブ首長国連邦(UAE)のドバイで開催中の国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)で、日本が温暖化対策に消極的だとして、国際的な環境NGO「CAN」から不名誉な「化石賞」を2度も贈られた…

(時事通信社)

 連合国(俗称=国際連合)の「利権パーティー」でしかない気候変動に関する連合国枠組条約の締約国会議(COP28)は今回、まず韓国の国旗を北韓(北朝鮮)の人共旗(北傀旗)と間違えて公式ホームページに掲載するという信じられない大間違いを犯しています。

 韓国政府がすぐに気づいて指摘し、議長国のアラブ首長国連邦(UAE)側が詫び、訂正しましたが、国家・国民にとって国旗を間違えられたり、毀損されることは大きな屈辱です。韓国政府もそのことをよく覚えておくように。

 緩やかな氷河期に突入している地球が「温暖化している」と騒ぎ、排出権取引という新たな利権に目をつけた国際金融資本に従って茶番劇を繰り返してきたCOP28のすることに、何の意味もありません。私たち人類が目にしている近年の気候変動は、太古の昔から繰り返されてきた地球の営みです。

 それを「人類の行動が地球に与える影響力」と信じる人間の傲慢が無思考な支持者を生み、あちこちで暴れまわったりしているのを、さぞ国際金融資本の連中がワイン片手に嘲笑しているでしょう。「阿呆は簡単に騙される」と。

 「反捕鯨」を掲げた破壊活動家(テロリスト)たちがわが国に侵入して暴力をふるって回った事件などと同様、わが国の取り組みを激しく主張しないから世界の中で埋没し、印象操作されてしまうのです。

 わが国の燃料混合型火力発電所は、ほとんど二酸化炭素を排出しません。かつて光化学スモッグなどの「四大公害」に苦しんだ私たちは、環境を守る技術開発に邁進してきました。それを中共に提供するか否かで議論があったほどです。

 中共が国際会議の場で、都合よく立ち位置を変えているのは承知の通りで、しかしわが国や韓国、はたまたタイ王国(泰国)ら東南亜諸国にまで有害な微小粒子状物質(PM2.5)をまき散らしている中共を、このままにはしておけません。いずれ「亜州の統一見解」として中共を徹底非難するよう、わが国が主導すべきです。

 そこへ飛び込んできたのが林芳正衆議院議員(山口三区)の内閣官房長官就任という報でした。

 改めますが、林氏が俗悪な政治屋であることを、私はかなり以前から指摘し続けてきました。ここで「チャッカリデブ」という自民党内の一部で通用する仇名を披露した際、読者から「自民党を莫迦にしているのか」「そんなに悪い人ではないはず」と批判されましたが、今や私が言っていたことを否定する保守論者はいないでしょう。

 中共の美人局(ハニートラップ)に引っかかったわが国の情けない政治家の一人であり、私たち国民よりも中共・共産党指導部の利益を優先するような男です。これも林氏が外相時代に申しましたが、米民主党政府の間でさえ全く信用されていません。

 林氏が「いつか俺も、あの憎たらしい安倍晋三元首相でもなれた首相になってやる」と思っているのは皆が知っており、岸田文雄首相が内閣総辞職前の「人事のバーゲンセール」で林氏の経歴のためにあつらえたとしか思えないのです。

 中共に首根っこを掴まれている程度の愚か者に、決して首相の座は回ってきません。回してはいけないのです。安倍元首相が暗殺された時、外遊先にて外務省職員の前でも「ニヤついた」ような外道は、我欲を満たすためなら私たち国民の命も相当軽んじるに違いないのです。

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