これを「テロ」と認めるな

皇紀2673年(平成25年)11月8日

 http://sankei.jp.msn.com/world/news/131106/chn131106……
 ▲産經新聞:中国共産党ビル前で連続爆発 山西省 「小型の爆発物」負傷者も

 中共山西省太原市の共産党同省委員会庁舎前で六日午前、連続爆発が起きました。くぎや金属玉を中に入れることで素人にも簡単に作れる「圧力鍋爆弾」が使用されたと見られ、門の付近でまず小型自動車一台が爆発したとの目撃情報もあります。

 先月二十八日、北京市の天安門前で自動車が爆発した際、私はすぐさま「その手法から、旧東トルキスタン(新疆ウイグル自治区)の独立奪還派によるもの」との見方を提示し、一切情報を発信しなかった北京政府が次第に「ウイグル人による破壊活動(テロリズム)」と断定していく様子を、極めて苦苦しく眺めてきました。

 と申しますのも、胡錦濤氏はチベット人を虐殺して(平成元年ラサ指令)国家主席になり、習近平氏はウイグル人を虐殺して(平成二十一年ウルムチ事件)国家主席になったと指弾して過言ではありません。

 習主席とは、ウイグル人にとって「自分たちを千人単位で虐殺して出世した男」であり、胡前主席もチベット独立奪還派に何度か苦しめられましたが、恐らく習主席はもっと苦しめられることになるでしょう。本格的に回教過激派が動き出せば、今回の爆発事件どころでは済みません。

 共産党内でまた誰かが出世を目指してウイグル人を弾圧するのでしょうが、私たちはこれが、例えば平成十三年九月十一日に米国で起きた同時多発テロなどとは殆ど異質のものであるということを認識しておくべきです。

 一般市民に生命の安全を脅かす恐怖を与える破壊行為という点では確かに違いがありませんが、突出した回教過激派が他国民に対して攻撃を加えるという「新しい戦争」ではなく、国民が国家に対して行なう抗議活動であり、その根の部分を考慮すれば、北京政府が私たち外国人および外国政府に求めている通りに「テロ事件」「あくまで中共が被害者」と片づけてはいけません

 山西省の事件は、天安門前の事件とはまた別の動きです。それほど中共の体制それ自体に対する国民的不満が爆発しています。

 世界各国は領土に関する紆余曲折を経て現在の形を国際法に基づき保っている中、中共が東トルキスタンやチベットに対して何をしたのか、この問題を中共自身が棚に上げて「沖縄県石垣市尖閣諸島の問題は棚上げに」とは、一体どの口でわが国に話しかけてきたものでしょうか。

 中共共産党は、九日から北京で第十八期中央委員会第三回総会(三中総会)が開かれることで「攻撃されている」かのように喧伝し、むしろ治安警備を強化して息巻き始めていますが、十二日には旧東トルキスタン共和国の独立記念日を迎えます。これからもっと強烈なことが起きるでしょう。

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『これを「テロ」と認めるな』に2件のコメント

  1. *:

    日本企業は、通州事件・通貨事件などを思い出して、

    即刻、チャイナから撤退するべきです。

    多くの日本人が虐殺されないと撤退できないのは、情けない。

    チャイナとコリアの反日は、未来永劫続きます。

  2. 憂国の一国民:

    はじめまして。

    以前から遠藤さんのブログを拝見しております。
    自分は遠藤さんと同じ和歌山市出身という接点があるからです。
    私は桐蔭ですが、親友に近付に行った方もいたので余計に親近感がわきました。

    上の遠藤さんの記事に同感です。共産党政府こそがテロ組織だと思います。

    以下のブログの管理運営の一員ですので、よかったらご覧いただきたいです。

    日本を安倍晋三から取り戻す!真の国益を実現するブログ (複数名で管理運営)
    http://ameblo.jp/datoushinzoabe/

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