【まとめ】欅坂46騒動

皇紀2676年(平成28年)11月6日

 私は、AKB48の類いがあまり好きではないので、以下の騒動が報じられても「申すことはない」と思っていましたが、騒動になった実態、或いは騒動に仕立てた者たちの正体があまりにも酷いので、ここでこれまでの情報をまとめておきます。

 http://www.sankei.com/entertainments/news/161103/ent161103……
 ▲産經新聞:【欅坂46のナチ軍服問題】イスラエル大使館が「ホロコースト特別セミナーに招待します」 FBで公式に表明

 まず欅坂46は、関連の乃木坂46と同様に秋元康氏がプロデュースするアイドル・グループですが、ハロウィーン・イヴェントのコンサート(十月二十二日、横浜アリーナ)で着用した衣装がいわゆる「独ナチス党の軍服」を想起させると一部で指摘されたことから、秋元氏や所属事務所のソニー・ミュージック・エンターテインメントがお詫びする騒動に発展しました。

 だから「ハロウィーンやるなよ」なのです。

 しかしながらハロウィーンでは、細かいことを申せばさまざまに不謹慎な仮装があり、そもそも彼女たちの衣装が「ナチスの軍服」に似ているかどうかも怪しいもので、とはいえケルトの呪いの儀式に因んで仮にも「ナチス」が生贄に処されたのであれば、かえって問題がないようにも思います。

 賢明な読者の方が連日のようにコメント欄で警告しておられる「海外に吐き出される間違った日本の情報」は、中韓の反日工作組織や前出の「一部」がまき散らしてきたわけですが、今回もインターネット上でその破壊工作活動(言論テロ)の報告があり、正体と目的が明らかになりました。

 【正体】CatNAさんのツイートにて指摘、発覚。

 元「しばき隊」という日本人差別のレイシスト対日ヘイトスピーチ団体にいた久保田直己氏が「反差別統一戦線東京委員会」という名のツイッター・アカウントで、国際五輪委員会(IOC)と米国のシオニストによる国際圧力組織「サイモン・ウィーゼンタール・センター」へ件を告げ口し、成果を上げたと報告しています。

 【目的】東京五輪潰しと「日本は差別大国」という誤った情報の流布

 久保田氏周辺のことが私にはよく分からないのですが、なぜIOCを巻き込んで東京五輪を潰したいのかはともかく、秋元氏が組織委員会の理事であることを利用し、彼個人の名誉を貶めることで東京の印象、さらにはわが国そのものの印象を変質させてしまおうという陰謀があるのでしょう。

 現在の独国や新造されたイスラエルはもちろん、仏国でもホロコーストを否定するような言論が法で規制されていることから、久保田氏はわざわざ仏国に伝播することを意識しています。

 【対策】今後の課題

 このようにして間違った日本の情報が喧伝されていく様を、久保田氏が分かりやすく教えてくれたことにより、一人でも多くの日本人が対日ヘイト組織の暗躍を知ること、そしてわが国に(大東亜戦争中でも三国同盟とは別にホロコーストからユダヤ人を救い出そうとしたように)ユダヤ人差別がないことや対日ヘイトに困惑して怒りが噴出し始めた昨今の状況を正しく伝えることです。

 在日イスラエル大使館には、ユダヤ人によって開発された原子爆弾の広島・長崎の惨状と、杉原千畝氏のみならず東条英機元首相らがユダヤ人救出を承諾していた事実などをお伝えして差し上げればよいでしょうが、攻撃的にやり返すより私たちの想いを率直に申す必要があります。「そのうち分かるだろう」などと黙っていてはいけません。

 私たちは、今回のような小さな誤解に怯えることがありますが、それは極東の大国に対する欧米の無知・無理解が根底にあり、政府に対して強い発信力を求めることです。安倍政権の「クール・ジャパン」に欠けている重要な方針なのです。

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『【まとめ】欅坂46騒動』に4件のコメント

  1. きよしこ:

    それこそ「仮装莫迦の聖地」と化した渋谷のスクランブル交差点に行けば、彼女たちよりよほど物議を醸しそうな仮装をした人たちはゴロゴロいるでしょう。しかし、所属事務所や周囲の人たちは初めから抗議を受けることが想定されるような仮装を止めさせるか、そうでなければ抗議を受けても毅然と反論すべきだったでしょう。無難に収めようとしてあっさりと謝罪する様子は、我が国における弱腰外交を見ているような気分になりました。

    私も秋元康氏や彼がプロデュースするアイドルグループに良い印象を持っていないのですが、「秋元憎し」の思いが先行して、例えば「反差別ナントカ戦線」や日本共産党の小池晃書記局長がわざわざ英語で「告げ口」をするなど、本当に悪い連中による反日工作の実態がなかなか表に出てこないのがもどかしく思います。

    ともすれば「日本人の仕業だと分かれば騒動も収束するだろう」と考えてしまいがちですが、沖縄の反基地活動を見ても分かる通り、我々が思う以上に反日工作員による「対日ヘイト」は巧妙かつ熾烈を極めています。今も昔も、本当の事実を淡々と執拗に発信し続けること以外に、国益を守る術はないのだと実感した次第です。

  2. とらねこ:

    しばき隊の久保田某なる人物は1年前に個人情報をネットに流出したことで会社をクビになった人物です。その会社はエフセキュアといいましてネットのセキュリティー会社で、日本政府関係の仕事もやっているようです。パヨチン事件で検索してみてください。

  3. 心配性:

    「反日色」が強いドイツのメディアでも、この「衣装騒動」は報じられたようです。

    私はドイツ語はよく分からないのですが、ドイツ語の理解できる方や、ドイツ在住の方のご意見を総合しますと、「欧米で最も反日色が強いのがドイツメディア。ドイツメディアのせいで、日本は『アジア中から総スカンを食らっている、右傾化著しい頓珍漢な国』と誤解されている。」という事のようです。

    BBCやらガーディアンの誇張され過ぎた「性奴隷」連呼や、「在日韓国人は強制連行被害者の子孫」説の吹聴も酷いのですが、それよりも酷いとの事で、どれほどの「酷さ」か興味深いです。

    以前、サッカー男子日本代表の韓国系選手が、ドイツのスポーツメディアで「朝鮮人奴隷労働者の子孫」と紹介された事もありましたので、慰安婦問題一つとっても、挺対協べったりの報道を行っているであろう事は想像できます。

    川口マーン恵美氏も、ドイツメディアの反日が「ひどいもの」である事を認めていらっしゃるようです。(もっとも、この記事の内容そのものには、疑問を感じます。)

    なぜ、ドイツ人は日本に恨みを持っているのか?
    http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161101-00003616-besttimes-soci

    >でも、たしかにメディアはことごとく「反日」ですね。憎悪まではいかなくても、揶揄とかね。ひどいもんですよ。それから、普通の人もアジア人をちょっと上から見る傾向はありますね。でもそれは、ドイツだけではなく欧米の国すべてがそうでしょう。

  4. 遠藤 健太郎:

    皆さん、いつも貴重なご意見を賜りありがとうございます。

    心配性 様
     以前ここでも取り上げたかと思いますが、特に「南独新聞(ジュートドイチャー・ツァイトンク)」(本社=バイエルン州ミュンヘン)は酷いです。「独国の朝日新聞」と申して過言ではありません。かつて皇太子徳仁親王殿下を侮辱した記事の掲載もここです。ザ・ニュー・ヨーク・タイムズとも連携し、第二次世界大戦後、米軍に初めて発行を許可された新聞でした。