自らを貶める朝日と韓国

皇紀2676年(平成28年)11月5日

 http://www.sankei.com/world/news/161104/wor161104……
 ▲産經新聞:【激震・朴政権】元慰安婦らが日韓合意の破棄訴え 「崔順実氏に操られたのではないか?」

 韓国の朴槿恵大統領を巡る機密漏洩の発覚から予想される展開について、先月三十一日記事で「もう一つ心配されるのは、歴史問題に於ける韓国の蒸し返しがないことを全世界が目撃した『日韓合意』の行方でしょう。朴政権の失脚と共に、どさくさに紛れて全てひっくり返されるかもしれません」と申しましたが、早くもその兆候が表れました。

 村山政権下で始まった「謝罪(お詫びに伴う賠償)」すら、日韓対立扇動活動を長続きさせるために受け取らないよう韓国人の自称・慰安婦(実態は妓生)に脅して回った破壊活動組織「韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)」は、合意後すぐに反発していましたが、そこに扇動家の金福童女史らも加わって、合意ごと崔順実容疑者のせいにしています。

 わが国政府から出した「(合意を)守れるものなら守ってみろ」の約十億円も、やはり彼らは「受け取らない」「財団など解散せよ」と主張しており、憎悪扇動の歴史が繰り返されるのでしょう。

 前出三十一日記事の最後に「それはそれで見ものです。全世界が『韓国の本質』を知ることになるでしょう。しかしながら彼らのことを思えば、そうならないよう願います」と付記しましたが、このまま国民の総力を挙げて挺対協らと同じことを言いだせば、全世界で恥をかくのは韓国です。

 挺対協の態度は、決して韓国国民の世論を反映していないどころか、反発すら喰らっていると聞きます。どうか「約束を守らない嘘吐き国家」のレッテルが張られることのないよう、韓国のために祈ります。

 合意後も、私たち日本国民を莫迦にする目的の少女像(妓生像)があちこちで建てられていることや、そもそも仮に韓国人女性がつぎつぎに強制連行されたとして当時の韓国人男性たちは一体何をしていたのかということなど、これ以上自分たちで自分たちの存在を貶めるべきではないのです。

 http://www.asahi.com/articles/DA3S12639254.html
 ▲朝日新聞:講演会「沖縄は日本なのか」 19日、東京・法政大

 さて、なぜかそのような恥かしい行為に耽る人は、韓国のみならずわが国にもいます。大抵は「在日韓国人・朝鮮人や在日中共人」と言われるのですが、確かに何人かの日本人も感化・洗脳されてまるで自傷行為に及ぶ「反日(とても左翼とは言えない)」に余念がありません。

 端的に申せば現行憲法(占領憲法)を認めて以来、多くの日本人が「(日本に)騙された」などと落胆して平然としていたわけですが、長期的展望を見据えるのが苦手な私たちは、ついぞこのような甘えの中で、気づかぬうちに大なり小なり自傷行為に至っているのです。中共共産党になめられる原因でもあります。

 法政大学は、申すまでもなく破壊活動家の巣窟だった時代から今なお抜け出せておらず、賢明な読者の方とともにここで何度も申してきましたが、沖縄県を私たちから引き剥がしてしまおうとする破壊工作の一端を、朝日新聞社がわざわざ記事にして宣伝するという仕組みが出来上がっているのです。

 沖縄を取り巻く「平和運動」と称されるものは、反戦・非核の願いではなく、沖縄県を日本から中共へ移し替え、共産党軍にほぼ完全な「第一列島線」の攻略を成功させ、太平洋侵略を許す工作活動に他なりません。いわゆる「かつての戦争の反省」が聞いて呆れます。

 私たちの多くがこの目的に気づき、やはり「(平和運動に)騙された」では済まないのです。

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『自らを貶める朝日と韓国』に3件のコメント

  1. 心配性:

    昭和23年頃、「宮古群島政府」の命によって、琉球列島における「倭寇遺跡」の調査が行なわれたそうです。
    当時米軍の一部では、「琉球人と日本人は、歴史的に互いに無関係の存在」という説を強力に推しており、当時那覇のマスコミ関係者は、米軍の押し付けるこの「珍説」に閉口していたそうです。
    (沖縄と本土の、歴史的、言語的、文化的つながりの深さはよく知られた事ですので、それについての説明は割愛します。)
    その為、「倭寇」でも何でもいいから、本土とのつながりを強調したかったのでは?・・・・・・という事を、何かの本で読んだ事があります。

    それからおよそ70年。

    まさか、朝日新聞や毎日新聞が、人民日報や環球時報と一緒に「琉球独立」を煽る事になろうとは。
    時代の移り変わりを感じますね。

  2. 心配性:

    >当時那覇のマスコミ関係者は

    自己レスになりますが、この辺は、マスコミ関係者だったか、研究者だったかは「うろ覚え」です。
    少なくとも、復帰前、支配者(米軍)によって「琉球人と日本人は、歴史的に互いに無関係の存在だった」という、今思えば「珍説」がゴリ押しされ、少なからぬ沖縄の人々を閉口させていたのは事実です。

  3. 心配性:

    復帰前、「琉球人と日本人は、歴史的に互いに無関係の存在」という珍説をごり押しし、離間工作を散々やったアメリカですが、今度は「日本人は沖縄人を差別している」と喧伝し始めたのかも知れません。

    慰安婦や南京の白髪三千丈も、東アジアの善隣友好を永遠に不可能にしてしまいましたが、本土と沖縄を分断する試みには絶対に加担する訳にはいきません!

    ホロコーストと「慰安婦」「南京」「沖縄」が同列に語れない事は勿論の事ですが、ドイツvsユダヤと、日本vs中・韓国(近隣諸国)、本土vs沖縄(日本人同士) では、どちらの「対立煽動」がより深刻で悪意があるかは明白です。

    Newsweek 日本人の無自覚な沖縄差別
    http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2016/11/post-6192_1.php

    次の大統領がトランプになったら、本当に米軍は沖縄から出て行ってもらった方がいいかも知れません。
    その時は、過激派によるプロレスや、翁長知事による「条件闘争」は一切なしで。