皇紀2677年(平成29年)8月16日
安倍晋三首相が靖國神社に参拝してもしなくても、とにかく中韓の二か国(の政府や活動家ら)だけが何か文句をいうわけですが、こういうのを「悪質クレーマー」というのでしょう。何をしても何もしなくても、自分が嫌いな相手を困らせるためにいい出した言葉がどんどん過激になり、しまいには嫌うことそれ自体が目的と化して「ヘイトスピーチ(侮蔑扇動)」を吐き散らすようになります。
私たち日本人に対して数十年に及んで吐かれ続けてきたヘイトスピーチ(対日ヘイトスピーチ)に、いよいよ日本人の我慢の限界が訪れ、インターネットの進化とともにすぐに情報が入るようになった結果が、この十年ほどで増え始めたいわゆる「中共人や韓国・北朝鮮人に対するヘイトスピーチ」です。
中日新聞社(東京新聞)は、朝日新聞社らにしてもそうですが、結果だけを見て騒ぎ、その原因を完全に無視しています。ですから自分たちが書きなぐった世論誘導・扇動記事の出鱈目を訂正するインターネット上の言葉には目をふさぐくせに、都合よく言葉を拾い集めてまた世論誘導・扇動記事を書くことができるのでしょう。
確かにハングルを学んだ日本人、或いは中共人や英国人らがいるかもしれません。わが国の神社仏閣にハングルで落書きされたからといって、必ずしも韓国・朝鮮人が犯人とは断定できませんが、靖國神社を爆破しようとしたり仏像を盗んだりしなければ、すなわち韓国人がこうも度重ねてわが国の神社仏閣を傷つけなければ、そのようなインターネット上の言葉は最初からありえないのです。
私は、よほど確かな情報をその筋から入手しない限り、特に事件報道ほどいい加減なものはありませんから、容疑者について断定的に申すことはありませんが、例えば「韓国人だ」と断定しまう人がいることを承知していますし、それには原因があることも知っています。
むしろ韓国・朝鮮人ではない人物がハングルを駆使して器物損壊罪に及んだとすれば、そのほうが現下のいわば「韓国・北朝鮮による対日ヘイト問題」を露わにすることとなるでしょう。
東京新聞のこのような記事は、それにすら気づいていない日本人差別言論です。
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皇紀2677年(平成29年)8月15日
安倍首相、北朝鮮に対しさらなる行動必要で米大統領と一致-電話会談
安倍晋三首相は31日午前、トランプ米大統領と電話会談し、北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射を受け、さらなる行動を取る必要があるとの認識で「完全に一致した」と語った。会談後の記者団への発言場面をNHKが放映した。
(bloomberg)
これまで安倍晋三首相が米国のドナルド・トランプ大統領と電話で会談した回数は、四月以降だけでも四回に及んでいます。その多くが双方とも内容の詳細を非公表としました。
それでも漏れてきた話として、北朝鮮をめぐる情勢についてトランプ大統領が「安倍首相のいう通りになってきた」といったという話がありましたが、実のところ安倍首相のほうがトランプ大統領からかなりの覚悟を迫られてきたに違いありません。
四日記事で申しましたが、米国が東亜で本格的な戦争を覚悟し始めたらしく、課題はトランプ政権の体制を整えることと、日韓双方が腹をくくることでした。
しかし、私とていきなり「明日から戦争です」といわれると、本当に困惑してしまいます。それでも開戦の可能性を聞くにつれ、私たちの静かな暮らしが一瞬で壊れてしまうことや、北朝鮮に拉致された人びとはどうなるかということが頭から離れなくなりました。
本日は奇しくも、先帝陛下より終戦に関する玉音放送を賜って七十二年目です。私は本年になって、空襲や原爆投下について触れないようにしましたが、それはひょっとすると大東亜戦争以来、近いうちに戦争被害の歴史が更新されてしまうのではないかという不安からくるものでした。
北朝鮮が米本土への弾道弾発射を警告し、週刊現代八月十九日号(講談社)には「九月九日、北朝鮮を米国は空爆する」という表題が躍っています。
このスクープは、恐らく「それでも米国はやらないだろう」と思っているわが国政府関係者からではなく、米国政府関係者から聞き出した、というより持ち込まれたネタではないでしょうか。
つまり、私たち国民に「覚悟し始めてくれ」ということです。
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皇紀2677年(平成29年)8月14日
いつぞや自民党の二階俊博幹事長について、発言を聞いている限り「惚けてきたのでは」と申したかと思いますが、とんでもありませんでした。あれは、わざととぼけています。
ついでに、かねてより「親中派なのではなくて、ただの『口利き』屋さん」というようなことを申してきましたが、それは間違いありません。陰で中共のことを「みんなが嫌いな、厄介な国」といい、よって自身が引き受けてきた役割を今や安倍晋三首相のために生かしている、と。
その必要性が高まっていたのです。
【北ミサイル】ミサイル着弾想定の避難訓練に反対する人々 どんな人たち? 「訓練を行うことは戦争に人々を動員すること」 「北朝鮮を刺激する」

茨城県龍ケ崎市でミサイルの着弾を想定した訓練で、会場となった川原代地区で、防災行政無線のメッセージを遮るようなボリュームで「ミサイル訓練やめろ」などと抗議活動を…
(産経ニュース)
わが国は、本当にこのようなことをしている場合ではありません。
北朝鮮から発射された弾道弾が着弾する可能性がゼロではなくなったからこそ、恐らく占領統治期以降初めてこのような避難訓練が実施され、テレビCMなどの広報が開始されました。
その切迫した事態を全く理解できていない人たちが、わざわざ訓練を妨害するのです。弾道弾発射を食い止める外交努力は、とっくに水面下で行われてきました。それが「ナントカ」団体に入っているような人には分からないのでしょう。ずいぶんととぼけたことを妨害理由に挙げています。
文句があるのなら、直接北朝鮮へいいにいってもらいたいもので、それをせずに私たち国民へ刃を向ける(訓練を妨害する)とは、どこまで日本人の人権を棄損すれば気が済むのか、世にいう「平和団体」のお里が知れるというものです。
この話には続きがありますので、また明日。引き続き応援よろしくお願いします。
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皇紀2677年(平成29年)8月13日
私事で恐縮ですが初め「これは帯状疱疹だね」と医師にいわれたとき、思わず「雅子殿下が罹られたやつですか?」と反応してしまいましたが、皇族になられて十年の月日が経ち、外務省の小和田恆元事務次官のような父親のもとでお育ちになって同省に入省されていた東宮の徳仁親王妃雅子殿下は、さぞ皇室に適応なさろうにも「あれもこれも難しいものですね」という御悩みが積もり積もっておられたに違いありません。
本当に真摯に適応しようとなされたからこそ適応障害から帯状疱疹に罹られたのであって、仮にもいい加減な御気持ちで皇室に入られたとすれば、妃殿下になられて十年目で罹るような病気ではないでしょう。
自分が罹って思いましたが、帯状疱疹はかなりつらいです。私は主に手に症状が現れ、激しいかゆみとともにピリピリとした痛みがあり、水ぶくれのような小さなブツブツができて、とても嫌でした。腕ごと神経を刺すような痛みが何度も走ります。ものを掴むにも痛いです。
これを「詐病だ」と雅子殿下にいい放ったような輩たちは、その苦しみが分からないのです。皇后陛下や秋篠宮の文仁親王妃紀子殿下の作法に学ぼうとされ、ときにハッとなさることもあったに違いない雅子殿下のご様子を、面白おかしく切り取った写真などを持ちだして悪口雑言をばらまくのは、民間人である小和田家(の問題)と皇族を混同させる悪意に満ちています。
現行典範(占領典範)のままを放置し、皇室典範(正統典範)を天皇陛下に御返しもせず、現行憲法(占領憲法)第一条に毒されて無責任な私たち国民、そんな国民が選んだ国会議員がとやかくいう資格はありません。民間から皇室に入られる方がたを苦しめているのも、この現状そのものなのです。
御即位されて以来、まさにまるまる占領典範で初めて皇位を継承されている今上陛下にあらせられては、その御発言をしてまるで護憲派の左翼みたいだ何だと私たちがいう資格も一切ないのです。占領典範のままで「諦めてくれ」とでもいうように放ったらかしてきたのは、私たちではありませんか。
金沢 市役所広場使用めぐる違憲訴訟 原告敗訴が確定 | NHKニュース

3年前、金沢市で行われた自衛隊のパレードに反対する集会を開こうとした市民グループなどが、金沢市から市役所前の広場の使用を認められなかったのは…
(NHKニュース)
もっと身近なことで申せば、これも同じです。自衛官にこのような思いをさせる(パレードや訓練をしただけで反対する)国民を、非情だとは思いませんか。
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皇紀2677年(平成29年)8月12日
江崎鉄磨沖縄北方担当相「沖縄の大ファン」 翁長雄志沖縄県知事「感激した」 就任後初の会談

江崎鉄磨沖縄北方担当相は8日、就任後初めて沖縄県入りし、翁長雄志(おなが・たけし)知事と県庁で会談した。翁長氏は(1)米軍普天間飛行場=同県宜野湾(ぎのわん)市…
(産経ニュース)
完全に報道各社に「ロックオン」され、撃墜される寸前に追いやられている江崎鉄磨内閣府特命(沖縄・北方対策など)担当相(愛知十区)ですが、中共福建省福州市名誉市民の翁長雄志沖縄県知事と談笑させる程度の閣僚として、このぐらいが丁度よいという安倍晋三首相の判断があったに違いありません。
日米地位協定の見直しに言及して、なぜこれほど叩かれるのでしょうか。担当相による言及が異例だからとはいうものの、政治家としていってはいけないことをいったわけではないでしょう。
報道各社こそが日米地位協定の見直しに何度も言及してきたのであって、歓迎すべき相手までもを攻撃の対象にしようというところに、とにかく「反安倍」の底意が明け透けです。
同じ内閣府特命で申せば、拉致問題担当もしかり、本当にその名称にうたわれる内容の実務を担当するわけではありません。江崎担当相が自説を述べたことに驚いたとでもいうのなら、まずその実態を批判すべきです。
しかしながらこの江崎担当相は、自民党の二階俊博幹事長と最も古いつき合いにある政治家で、今回の初入閣も二階幹事長の強い推しがなければ実現していません。
すなわち二階幹事長とともにずっと「裏道」を歩いてきた政治家で、表方の振る舞いが分かっていないのです。
よって超党派の議員連盟「みんなで靖國神社に参拝する国会議員の会」に所属しながら十数年来参拝せず、未だに「A級戦犯」などという既に消滅した言葉を用いて「分祀が望ましい」などと誰が神神をなぜどのように分けろという話なのか分からないことを平気で口走ってしまいます。
しかし、そのような人だから報道各社に攻撃対象とされたのではありません。あくまで安倍首相をできるだけ無残に辞職させることが目的で、とりあえず理由は何でもよいのです。私たち国民は、常に冷静にしていなければなりません。
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