着弾想定訓練の現実と妨害

皇紀2677年(平成29年)8月14日

 いつぞや自民党の二階俊博幹事長について、発言を聞いている限り「惚けてきたのでは」と申したかと思いますが、とんでもありませんでした。あれは、わざととぼけています。

 ついでに、かねてより「親中派なのではなくて、ただの『口利き』屋さん」というようなことを申してきましたが、それは間違いありません。陰で中共のことを「みんなが嫌いな、厄介な国」といい、よって自身が引き受けてきた役割を今や安倍晋三首相のために生かしている、と。

 その必要性が高まっていたのです。

【北ミサイル】ミサイル着弾想定の避難訓練に反対する人々 どんな人たち? 「訓練を行うことは戦争に人々を動員すること」 「北朝鮮を刺激する」

茨城県龍ケ崎市でミサイルの着弾を想定した訓練で、会場となった川原代地区で、防災行政無線のメッセージを遮るようなボリュームで「ミサイル訓練やめろ」などと抗議活動を…

(産経ニュース)

 わが国は、本当にこのようなことをしている場合ではありません。

 北朝鮮から発射された弾道弾が着弾する可能性がゼロではなくなったからこそ、恐らく占領統治期以降初めてこのような避難訓練が実施され、テレビCMなどの広報が開始されました。

 その切迫した事態を全く理解できていない人たちが、わざわざ訓練を妨害するのです。弾道弾発射を食い止める外交努力は、とっくに水面下で行われてきました。それが「ナントカ」団体に入っているような人には分からないのでしょう。ずいぶんととぼけたことを妨害理由に挙げています。

 文句があるのなら、直接北朝鮮へいいにいってもらいたいもので、それをせずに私たち国民へ刃を向ける(訓練を妨害する)とは、どこまで日本人の人権を棄損すれば気が済むのか、世にいう「平和団体」のお里が知れるというものです。

 この話には続きがありますので、また明日。引き続き応援よろしくお願いします。

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『着弾想定訓練の現実と妨害』に1件のコメント

  1. 心配性:

    日本の領海はともかくとして、トランプ大統領やグアムの知事も含めて、グアムにミサイルが撃ち込まれると本気で信じているアメリカ人は非常に少ないと思います。

    仮に日本にミサイルが撃ち込まれ、日本が大量の北朝鮮難民を受け入れる羽目に陥ろうとも、アメリカの領土は無傷であろうと、多くのアメリカ国民が信じているはずです。
    ドイツをはじめ欧州は、「面倒くさい事には巻き込まれたくない」というのが本音でしょう。

    マスコミが朝から晩まで森友(ネトウヨ校法人による詐欺)問題や加計問題ばかり報道するのは異様な光景でしたが、朝鮮半島の話ばかりしているのも異様です。

    世界陸上ロンドン大会の男子4×100メートルリレーで、日本チームが銅メダルを獲得したニュースの扱いが非常に小さく、「ボルト無念の負傷、ジャマイカ残念」といった報道に力点が置かれているのも異様な光景です。

    あれだけ安倍内閣を批判して来たマスコミが野田聖子氏をやたら持ち上げているのも異様ですし、終戦の日を前にした一連のNHKスペシャルが古典的な戦勝国プロパガンダに終始しているのも異様です。