皇紀2678年(平成30年)2月16日
謹賀新年
例年通りに申しますが本日は、本来暦の四方節・元旦です。本年が明けました。改めまして、よろしくお願いします。
季節のことを申してもいよいよ「迎春」というべきで、本年は特に今しばらく厳しい寒さが続きますが、少なくともこれから冬本番を迎えようという基督教暦(グレゴリオ暦)の一月一日に「迎春」とするのは、あまりにもおかしな話です。
かくして私たち日本人は、もう明治のころより少しずつ祭祀から遠ざけられてきました。宮中祭祀に於いても四方拝と歳旦祭は、本日執り行われるべきです。
奉祝申し上げます。天皇弥栄。
デンマーク女王の夫、ヘンリック殿下死去

ヘンリック殿下(デンマーク王室の女王マルグレーテ2世の夫)13日、首都コペンハーゲン郊外のフレデンスボー城で死去、83歳。肺の疾患のため1月末に入院したが、「最…
(産経ニュース)
さて、生前に「死後、妻の隣には埋葬しないで」と発言して物議を醸したデンマーク(丁国)王室のヘンリック殿下(王配)が十三日、薨去されました。謹んで哀悼の意を表し、丁国民に衷心よりお見舞いを申し上げます。
仏国伯家の出身にして仏外務官僚だったヘンリック殿下は、なぜあのような発言をなさったのでしょうか。私が欧州の某侯爵に伺ったのは、一般に「彼が女王と対等に扱われなかったことを不満に思っていた」「自分が国王になれると思っていた」とされているのは、実はあまり正確な理由とはいえず、問題はまさに「妻」と指された女王陛下のマルグレーテ二世にあったといいます。
女王陛下についても、概して「気さくなお人柄」とされ、その国民的人気の高さから王国憲法と王位継承法の改正によって丁国初の女王となられたのですが、実は「教科書通りに人と事と物を動かそうとする堅物そのもの」であり、急ごしらえで学んだ丁国語がどうしても仏国訛りだったヘンリック殿下は、ことあるごとに女王陛下から「まるで先生が生徒を叱るように」あしらわれ続けてきたというのです。
この話はこの程度にしておきますが、世界唯一となったわが国の皇室が万世一系の男系継承を守っているのに対し、欧州の王室は女系容認と王朝交代を許してきました。
それは、基督教を受け入れてしまった時から始まったのです。あくまでこの宗教原理に基づきいわゆる「第二王妃」「第三王妃」などが認められなくなったため、王室存続のためにいわば血筋を曲げざるをえなくなりました。
その典型例が英国王室と丁国王室だったわけで、特に後者は近年になって「国民的人気」で簡単に理を曲げた結果がこの「妻の隣には埋葬しないで」騒動です。
基督教布教以前の欧州には、各所で祭祀が根づいていましたが、今やその祭祀を司られるのは、天皇陛下御一人であらせられます。わが国、私たちの果たす役割は、世界的にも極めて大きいのです。
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皇紀2678年(平成30年)2月15日
【産経・FNN合同世論調査】首相の訪韓「良かった」76・9% 韓国は「信頼できない」66・4%

産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)は10、11両日に合同世論調査を実施した。安倍晋三首相が9日の平昌五輪開会式に合わせて韓国を訪問したことについて「…
(産経ニュース)
どのような尋ね方をすればこのような答えになるのか、報道企業が実施する世論調査に疑義が生じて久しいのですが、産經新聞社でさえ安倍晋三首相の訪韓を「よかった」とする人びとが多かったという調査結果を伝えています。
そのくせ韓国のことは「信頼できない」という人も多かったわけで、信用できない国に首相がのこのこ出かけて行ってよかったという国民が多いのは、まさに無気力で無思考な、現行憲法(占領憲法)を「憲法」として有効だと思い込んでいる私たちの現状をよく表しているのです。
まして、その「信頼できない」の数字が文在寅政権を見ていてなお前回調査より少なくなったというのですから、圧倒的に(例えば十三日記事で申したような)私たちが知るべき韓国の情報が不足しています。
公称約二億五千万円もの韓国国民の血税を北朝鮮に差し上げる文政権は、裏金だけでもその数倍を北に横流ししたと指摘されており、既に工作船「万景峰92号」は北へ帰りました。
何となく冬季五輪大会の雰囲気にやられて「韓国は信頼できない国だが、開会式に出るぐらいはよかったのだろう」という程度の感覚でいるのが私たち日本人なのです。
選手たちのための五輪大会がいきなり北朝鮮の宣伝で始まったり、欧米各国への中継(商売)の都合からとんでもない早朝・深夜に競技日程を組まれたりするはずなどありません。
私は、五輪出場を目指して汗を流し、時に血も流した人たちを知っていますから選手たちを中傷する気にはなりません(それでも誰か「ボイコットする」といってほしかった)が、平昌冬季五輪大会を無批判に観戦する行為は、少なくとも文政権が北へ流した制裁違反の高額支援によって人民の弾圧、弾道弾・核開発が進むことを「よし」とするようなものです。
そんな日本人に、私は決してなりたくない。
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皇紀2678年(平成30年)2月14日
「行かなかったら大変なこと」 石破氏、首相の訪韓を高く評価

自民党の石破茂元幹事長は13日夜のBS日テレ番組で、安倍晋三首相が平昌五輪の開会式に合わせて韓国を訪問したことについて「行かなかったら大変なことだった。正しい判…
(産経ニュース)
これが自由民主党次期総裁候補の一人だそうです(嫌味)。まだなお石破茂衆議院議員(鳥取一区)が適任だと思っている人がいるのですから困りました。
平昌冬季五輪大会開会式の首相出席が招いた結果は、昨日記事で申した通りです。予測していたように「行ったせいで大変なことになった」というのが事実であり、それが分からず、安倍晋三首相を非難するだけで具体的且つ現実的な政策など何一つない石破氏がよりによって訪韓した安倍首相だけは褒める、という有り様から分かることは、自民党にはこんな莫迦しかいないのか、と。
全ては現行憲法(占領憲法)護持、対米依存・従属、よって親韓・反共のみ、という「似非保守政党」としての正体をあからさまにしています。
むろん党内では異端児的でさえある真っ当な政治家も、莫迦の群れをかき分けて探せばいるでしょう。すなわち、私たち国民が相当しっかりしないといけないということです。
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皇紀2678年(平成30年)2月13日
【平昌五輪】「日本は韓国のお手本」米NBCの開会式中継にネット住民猛反発

【平昌=時吉達也】平昌五輪の大型スポンサー、米NBC放送が9日の開会式の中継で、韓国を卑下する発言をしたとして、インターネット上で問題化している。聯合ニュースな…
(産経ニュース)
これは米NBCに謝っていただかねばなりません。日韓併合条約が発効していたのは、わずか三十五年の一世代であり、台湾のように五十年・二世代に渡る私たちとの共同生活で礼儀や礼節を共有できたのとは違います。
よって現在の韓半島(朝鮮半島)にある国と地域が「日本をお手本に」できたと思われては困るのです。あのような、いわゆる「日韓合意」も守れない韓国政府が私たち日本人を見習った挙げ句の姿であるはずもなく、結果として大日本帝國が当時の大韓帝國(李王朝)を露中の侵略から守ろうと併合したことは、間違いであり失敗でした。
一方、英ザ・タイムズは十日、文在寅大統領(北朝鮮工作員)が韓国国民から国旗(太極旗)を没収するのに利用した「韓国を北朝鮮化し統一した韓半島の旗」について、「二つの敵同士が一つの旗に入っているという理由ではなく、日本が所有する島の所有権を主張しているように見えるという理由で論議になっていた」と解説したことも、韓国人たちの妬みを誘発したようです。
島根県隠岐郡隠岐の島町竹島のことであるにもかかわらず、同記事の写真には韓国済州島にしるしをつけていたという間違いはありましたが、これはかろうじて正確な報道でしょう。
さて、報道と申せば、さんざんここで平昌冬季五輪大会開会式に出席してしまった安倍晋三首相が文大統領との会談で何をいおうと文政権の対日ヘイトスピーチ(反日)喧伝に悪用されると指摘してきましたが、その結果を取り上げます。
せっかくですから韓国保守系の中央日報の報道をご紹介しますが、申した通り文大統領を批判し始めた彼らでさえ対日ヘイトには目がありません。青瓦台の発表に沿って文大統領が安倍首相を抑え込んだように報じられ、私たちと韓国国民との認識の乖離がますます進みます。
<韓日首脳会談>文大統領「歴史を直視し、力を合わせて未来志向的協力を推進」
北朝鮮に対する圧力強化の認識を文大統領と確認したなどという情報は、どこにもありません。「平和五輪」がどうの、安倍首相がこれに「声援」「感謝」「ともに協力」と発言したことになっています。
また、日韓合意についても文大統領に「歴史を直視しながら首相とともに」などといわれて安倍首相が具体性に著しく欠く「未来志向の日韓関係に」程度しか述べられなかった印象を韓国国民に与えました。
つまり、安倍首相は、日韓対立を永続させるために訪韓したようなものであり、本気で日韓の相互理解を実現する未来を語る者であれば、これを徹底的に批判するはずです。いかにわが国の「自称リベラル」がインチキも甚だしい出鱈目な「反日売国奴」「ただのヘイトスピーカー」でしかないか、私たちはまずこれを指弾して多くの同胞と認識を共有することから始めなければなりません。
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皇紀2678年(平成30年)2月12日
국외 명품 못빌리는 국립박물관의 속앓이

내년은 918년 왕건이 세운 고려왕조 건국 1100돌이다. 이 기년을 맞아 ‘대고려’ 특별전을 준비중인 국립중앙박물관이 속앓이가 심하다. 전세계 흩어진 고려 명품들의 역대 최대 잔치를 구상했는데, 국외 소장기관들이 고개를 돌려 유물 확보를 자신할 수 없는 처지다.
(The Hankyoreh)
既に邦訳文が出回っていますが、何の話かと申しますと世界中に散らばっている「高麗の名品」と称するものを集めた過去最大級の特別展を国立中央博物館(ソウル特別市)が構想したものの、仏国や台湾ら国外の所蔵機関から背を向けられ、一つも借りられないでいるというのです。
その原因は、長崎県対馬市から盗まれた仏像などが韓国司法権力の政治判断によって日本へ未だ返されていない事件にあり、仏国立図書館や台湾の故宮博物院は「韓国人が『略奪だ、盗難品だ』といって返してくれなければどうするつもりか」「安全に返すことを保証しろ」と要求しているといいます。
対日ヘイトスピーチ(反日)を吐き散らしてきた結果の自業自得ですが、その背後に北朝鮮、そして中共共産党の工作があり、韓国人が間違った歴史認識から自ずと反日へ傾倒しているとしても、結局は「赤い独裁者」たちのせいで韓国が深く傷ついているのです。
その現実に韓国人自身が気づけば、決して日米韓の連携を邪魔されることも、北朝鮮の文在寅工作員を大統領にすることもなかったでしょう。
もはや平昌冬季五輪大会の各種競技も全く素直に観戦できません。
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