韓国で報じられた日韓会談

皇紀2678年(平成30年)2月13日

【平昌五輪】「日本は韓国のお手本」米NBCの開会式中継にネット住民猛反発

【平昌=時吉達也】平昌五輪の大型スポンサー、米NBC放送が9日の開会式の中継で、韓国を卑下する発言をしたとして、インターネット上で問題化している。聯合ニュースな…

(産経ニュース)

 これは米NBCに謝っていただかねばなりません。日韓併合条約が発効していたのは、わずか三十五年の一世代であり、台湾のように五十年・二世代に渡る私たちとの共同生活で礼儀や礼節を共有できたのとは違います。

 よって現在の韓半島(朝鮮半島)にある国と地域が「日本をお手本に」できたと思われては困るのです。あのような、いわゆる「日韓合意」も守れない韓国政府が私たち日本人を見習った挙げ句の姿であるはずもなく、結果として大日本帝國が当時の大韓帝國(李王朝)を露中の侵略から守ろうと併合したことは、間違いであり失敗でした。

 一方、英ザ・タイムズは十日、文在寅大統領(北朝鮮工作員)が韓国国民から国旗(太極旗)を没収するのに利用した「韓国を北朝鮮化し統一した韓半島の旗」について、「二つの敵同士が一つの旗に入っているという理由ではなく、日本が所有する島の所有権を主張しているように見えるという理由で論議になっていた」と解説したことも、韓国人たちの妬みを誘発したようです。

 島根県隠岐郡隠岐の島町竹島のことであるにもかかわらず、同記事の写真には韓国済州島にしるしをつけていたという間違いはありましたが、これはかろうじて正確な報道でしょう。

 さて、報道と申せば、さんざんここで平昌冬季五輪大会開会式に出席してしまった安倍晋三首相が文大統領との会談で何をいおうと文政権の対日ヘイトスピーチ(反日)喧伝に悪用されると指摘してきましたが、その結果を取り上げます。

 せっかくですから韓国保守系の中央日報の報道をご紹介しますが、申した通り文大統領を批判し始めた彼らでさえ対日ヘイトには目がありません。青瓦台の発表に沿って文大統領が安倍首相を抑え込んだように報じられ、私たちと韓国国民との認識の乖離がますます進みます。

 <韓日首脳会談>文大統領「歴史を直視し、力を合わせて未来志向的協力を推進」
 北朝鮮に対する圧力強化の認識を文大統領と確認したなどという情報は、どこにもありません。「平和五輪」がどうの、安倍首相がこれに「声援」「感謝」「ともに協力」と発言したことになっています。

 また、日韓合意についても文大統領に「歴史を直視しながら首相とともに」などといわれて安倍首相が具体性に著しく欠く「未来志向の日韓関係に」程度しか述べられなかった印象を韓国国民に与えました。

 つまり、安倍首相は、日韓対立を永続させるために訪韓したようなものであり、本気で日韓の相互理解を実現する未来を語る者であれば、これを徹底的に批判するはずです。いかにわが国の「自称リベラル」がインチキも甚だしい出鱈目な「反日売国奴」「ただのヘイトスピーカー」でしかないか、私たちはまずこれを指弾して多くの同胞と認識を共有することから始めなければなりません。

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『韓国で報じられた日韓会談』に2件のコメント

  1. 心配性:

    あらゆるメディアが「南北融和」と「北との対話」を歓迎口調で報じているように見えますね。
    「政権寄り」と批判を浴びる事が多い読売の一面も、確かこれだったと思います。

    ペンス氏、米朝対話示唆 IOC会長は五輪閉幕後に訪朝へ
    http://www.sankei.com/world/news/180213/wor1802130003-n1.html

    かつて日本は、天安門事件の後、天皇陛下の中国ご訪問を実現し、「制裁解除」に一躍買った挙句、その後来日した江沢民氏による「反日演説」や無礼な振る舞い、「反日」による党の威信回復等々、日本にとっては良くないことだらけでしたが、この時、欧米は「巨大市場中国で一儲けしたい」という欲望に駆られていたとも言われます。
    「所詮は金目」ではありませんが、実際の所、欧米も本音では「人権」にはあまり興味が無いという証拠になりましょう。

    これには異論もありましょうが、朝鮮半島は基本的に「陸の文化」だと思いました。
    常に、中国やロシアといった「陸の大国」との親和性が高く、なびく習性があるのだと思います。
    「海を介した交流」と言っても、その海が、中国やロシアといった「陸の大国」と接していますので、「陸の魅力」に抗う事は難しいのかも知れません。

    そろそろ「日本人と韓国人の心臓は一つ。永遠に共に歩み続けねば」といった強迫的で‶子供っぽい”感覚を捨て、「日本人と韓国人はこれほど違う。違ってもよいではないか」という冷静な‶大人の思考”に切り替えるべき時が来ていると思います。

  2. 心配性:

    ><韓日首脳会談>文大統領「歴史を直視し、力を合わせて未来志向的協力を推進」

    今後国際社会が日本に対して「謝罪せよ、賠償せよ、反省せよ」と言ってきても、「しません。」で済ませた方がよいと思います。

    そもそも、国際社会は、中国の人権活動家や民主活動家やチベットやウイグルの人々が弾圧されようが殺されようが、事実上無視決め込み、「金儲け」の方をより重視して来たのです。
    中国の若者も、「天安門事件」や「文化大革命」や「大躍進運動」には関心が無いようです。
    金王朝がどれだけ人民を殺そうが、北朝鮮の木造船が死体を載せて東北や北陸の沿岸に漂着しようが、多くの人々は興味が無いでしょう。

    日本人も開き直るべきです。
    「欧米の常識では~」という出羽守が現れたなら、開き直って「それがどうした?我は蛮夷なり!」と胸を張って宣言したらよいと思います。