皇紀2679年(令和元年)6月19日
昨日午後二十二時二十二分ごろ、山形県沖(深さ14km)を震源とするマグニチュード6.7の強い地震が発生し、新潟県村上市で最大震度6強を観測しました。沿岸に到達した津波は微弱なもので幸いでしたが、不安な一夜を過ごされた新潟県、山形県、秋田県などにお住いの皆さんに衷心よりお見舞いを申し上げます。
この日は、ちょうど大阪北部地震が発生して一年を迎え、昭和三十九年六月十六日に発生した新潟地震(マグニチュード7.5)に日付が近いということがありました。今回も日本海東縁変動帯(ひずみ集中帯)で発生したと思われますが、未知の断層が動いた可能性もあるようです。気象庁によりますと、少なくとも今後一週間程度は警戒してください。
峰なゆか @minenayuka
今日は東京都美術館のクリムト展に行って絵を見てたら、急に車椅子に乗った男に殴られた。びっくりしすぎて固まってたら、さらに無言で2〜3発殴られた。美術館の人に伝えると「常連のお客様で頻繁にトラブルを起こす方なんですけど、こちらでできることは口頭注意くらいです」とのこと。
(Twitter)
東京都美術館 @tobikan_jp
東京都美術館にいつも御来場、御支援いただき、ありがとうございます。
昨日御来館いただいたお客様に、館内トラブル時の美術館の対応により、ご不快な思いをさせてしまいました。また、このことについて多くの方からお問い合わせをいただくなど御心配をおかけしております。誠に申し訳ございません。
(Twitter)
さて、この騒動をご存じの方もおられると思いますが、なかなか報道各社は伝え方に苦慮しているようです。それは、東京都美術館の対応を見ても分かる通りトラブルを起こした者が障害者だからでしょう。
これまた三日記事にも関係してくることなので取り上げるのですが、私たちに対して植えつけられる「無理のある道徳観、倫理観」のうち、高齢者と障害者に関するものは極めて質が悪いと申して過言ではありません。
教育勅語さえあれば本来余計なことをいわずに済むわが国に於いて、現行憲法(占領憲法)体制に入ってこれが捨て置かれましたから、余計な国民的・国家的価値観をあらゆる人びとが勝手気ままに口走り、規定し始め、やれ「権利だ、自由だ」とはしゃぐものですから、実はそれらがすべて国民の首をじわじわと締め上げていることに私たち自身が全く気づいていないのでしょう。
漫画家の峰なゆかさんの身に何が起きたかの詳細は、ご本人のツイート以上に知るすべが私にはありませんが、仮にですよ、絵画を鑑賞中の人に向かって「どけ、邪魔だ。俺は車いすに乗っている障害者だからおまえがどけ!」というふうに、障害者がこの女性をいきなり殴ったとすれば、とんだ道徳・倫理観の「逆手撃ち」です。
しかし、これは十分にありえます。東京都美術館は、少なくとも暴行(まず警察に通報すべき事件)の被害に遭われた峰さんに対して「常連のお客様で頻繁にトラブルを起こす方」と説明したのであれば、そもそもただちに出入り禁止(出禁)にしていなければいけなかったでしょう。入館者の安全を確保する義務が美術館にあることを忘れてはいけません。
それを「障害者だから」といって配慮する、つまり道理を曲げるとどうなるか、例えば十七日通常記事で申した日米韓関係の破壊にも繋がるのです。わが国は、さんざんそのような間違いを犯してきたのです。
「お年寄りを大切にしましょう」「障害者に配慮しましょう」という掛け声が、祭祀を忘れた国民に蔓延した欧米型宗教原理主義的権利闘争の上で叫ばれますと、どんどん道理(物事の筋)が通らなくなってきます。なぜなら、本能的に反応する高齢者や障害者への思いやりと、理性であれこれ考えて対応するのとでは、思いやる側・やられる側それぞれの「心の着地点」がまるで違ってくるからです。
すなわち理性で対応しますと「してやった」「してもらって当たり前」というところに行き着き、いわゆる「障害者ビジネス」にありがちな破綻をいとも簡単に招きます。これをすべて国民がやりだせば、国家ごと破綻するのは自明の理なのです。
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皇紀2679年(令和元年)6月18日
本日、記事配信に不手際がありましたことをお詫びします。
金有燮 @1271yusop

朝鮮高校 美術部のツイッターに寄せられていたあまりにひどいヘイトコメントに子供たちがとても心配であった。
しかし昨日、朝鮮高校の文化祭へ行くと、一番の被害者である美術部の子供たちが、逃げも隠れもせず毅然と闘っていた。
涙が出た。
(Twiteer)
昨日記事を改めてお読みいただければ、在日本朝鮮人総聯合会(朝鮮総連)が何をしたかよくお分かりいただけると思います。その朝鮮総連が民族・思想教育を目的として設置したのが朝鮮学校です。
私は、できるだけ子供たちの目に触れないよう総連本部に指摘すべきだと思いますが、学校を運営している大人たちや、或いはこのようにツイッターなどで大人たちがこれらの指摘を見て単に「涙が出た」なんぞといっているのは大間違いにも程がある、と。大人の責任でこうなっている現実を、子供たちのために何とかする責任を総連が負っているのです。
沖縄県の玉城デニー(玉城康裕)知事が中共に配慮するよう県民に求めたかの発言に対し、尖閣諸島を抱える石垣市議会が発言の撤回を求める決議を可決したことから、突如「誤解を与えかねないから撤回させていただきたい」といいました(詳細は産經新聞社記事を参照)が、このような政治家がいるから日米韓関係が破壊され続けるのであり、もう一度申しますが中朝に配慮などしてよかったことは一度もありません。
目下、香港特別行政区の人びとが過去最大規模で蜂起していますが、もはや北京政府はこの人びとに対してというより香港政府に対して怒っているのではないかと思います。今後どのような強権を発動してくるか分かりません。
習近平国家主席が初めて訪朝するようですが、そういった途端に中朝国境で微弱な地震が発生するほどの爆発が起きるのです。北朝鮮の弾道弾実験なのか何なのかは不明ですが、一体何を考えているのか理解しがたい連中であり、私たちが触れようとして触れられるような連中ではないということを、やたらいい加減に手を出したがる政治家にいい聞かせなければなりません。
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皇紀2679年(令和元年)6月17日
本日二度目の配信記事は、未明配信記事で申した「或る過去の大事件」のことです。それは昭和四十九年八月十五日、韓国の朴正煕大統領が狙われて陸英修夫人が暗殺されてしまった文世光事件です。
当時大阪湾に停泊していた万景峰号の船内で、北朝鮮工作員から在日朝鮮人の文世光に朴大統領暗殺指令が下り、文は大阪府警察南署高津交番から拳銃二丁を盗んだ挙げ句、在日本朝鮮人総聯合会(朝鮮総連)大阪府本部(生野支部)で訓練を受け、渡韓しました。私が前出の事件発生でつい思い出したのは、この部分です。
そして文は、日本政府高官になりすまし、光復節記念式典が開かれる国立劇場(ソウル特別市中区)へ向かいます。あまりにも甘いセキュリティを難なく潜り抜け、文は演説を始めた朴大統領を狙撃しようとしますが、これがまず自分の左太腿を貫通、それでもひるまず放った四発目が陸夫人の頭部に命中し、最後の一発は韓国国旗である太極旗を貫きました。
このとき朴大統領が助かったのは、かつて大日本帝國陸軍軍人として優秀だったため、とっさに(実は会場のスピーカー音に紛れて誰も一発目に気づかなかったが)銃声を聞き分けて反射的に演壇の後ろへ隠れたからです。しかし、陸夫人は亡くなりました。その後、朴大統領も青瓦台で中央情報部(KCIA)の金載圭部長に暗殺されてしまいます。それらを目の当たりにし、立て続けに両親を殺されたのが朴槿恵前大統領でした。
式典会場にいた女子高校生までもが文を狙った警護員の流れ弾に当たって亡くなるという凄惨な結末を迎えた朝鮮総連の犯行でしたが、当初は文が「日本人」と勘違いされていたことから、同日に開催予定だったソウル地下鉄一号線(日本の全面的支援で完成)の開通記念式典が中止になっています。
ところが、それはともかくとしても、韓国の捜査当局がわが国に協力を求めたのに対し、肝心の朝鮮総連関連施設を捜査せず、総連の関与が決定的であるにもかかわらずこれをやんわりと否定して、韓国側を大いに失望させました。
わが国がことほど左様に莫迦げた態度をとったのは、俗に昭和四十七年の日中国交正常化から、北朝鮮の背後にある中共を刺激しないよう阿呆丸出しの配慮に及んだためとされています。
朴大統領はこのとき、側近たちに「日本は本当に友邦なのか」「中共が一番ではないか」と慟哭したとされ、あっという間に韓国保守派に「日本は赤化工作の基地と化している」という認識が広まりました。また、陸夫人の国葬に出席した田中角栄首相の軽率な態度がさらに朴大統領を激怒させ、このときこそ、金大中事件を経て日韓関係が最悪に堕ちたのです。
十三日記事で私は、韓国に健全な保守論壇が育てば、中朝の日米韓連携破壊工作を叩き潰し、日韓が勝利する日が来るというような意味のことを申しましたが、実は韓国保守派の対日不信を招いた(韓国保守派にまで中朝の反日工作を浸透させた)のは、中朝ではなくこのときのわが国自身でした。
或いは七日記事で申したようなわが国の態度が世界の平和をもたらしたことがあったか、という自問自答をせねばならず、決して逃れてはなりません。こののち、中共は江沢民国家主席が徹底した反日教育を始めたではありませんか。はっきり申し上げて、中朝に配慮してよかったことなど一つもなかったのです。私たち自身が日米韓関係を壊していたのです。
私は、出鱈目だった「韓民妓生のこと(異称=慰安婦問題)」や「韓民労働者のこと(異称=徴用工問題)」で、韓国に頭を下げる気など一切ありません。大韓帝國の英断だった日韓併合条約締結や、島根県隠岐郡隠岐の島町竹島の領有、または旭日旗などの問題でも、わが国の主張に何らの非難されるべき点はないと確信しています。
しかし、日韓保守派の連携がこうして破壊され、まんまと北朝鮮に高笑いされたまま大韓航空機爆破事件へ、さらに日本国民拉致事件へと繋がる一連の流れを作ってしまった……それが中朝に腰砕けた私たち自身の仕業だったということを、改めて思い知らねばならないのです。
二度とこのような間違いを繰り返すべきでないことを、私たち国民が日本の政治家や官僚に強く、強く求めていかねばならないのです。
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皇紀2679年(令和元年)
大阪府吹田市の大阪府警察吹田署千里山交番前(阪急千里山駅前)で十六日早朝、窃盗事件の虚偽通報を受けて出動準備をしていた二十六歳の巡査が左胸など七か所をも刺され、実弾五発入りの回転式拳銃一丁が奪われた強盗殺人未遂事件。
十七日午前零時現在、犯人は未だ逃走中で、意識不明の重体にある古瀬鈴之佑巡査が快復していません。大阪府警は、刺された仲間のために、そして私たち国民の安寧な暮らしを守るために五千人態勢で犯人を追っています。いや、まず「国民のため」が先だろうといわれるかもしれませんが、古瀬巡査のために何が何でも捕まえてください。そして、何としても彼が快復するよう衷心より祈念しています。
過激なことを申しますが、やれ日米の死刑制度を指して「人権が」と騒ぐ欧州各国では、既に人を殺傷した現行犯を、圧倒的多数の人権を守るためにその場で射殺するのであり、私が思いますのは、もし警察官がこの犯人を発見して激しく抵抗されたなら、射殺しても構わない、と。その判断を決して非難しません。国民を守るために働く警察官、海上保安官、自衛官、消防士の若者を、絶対に死なせるようなことにしてはならないのです。それができない体制で語る国家安全保障になど何の意味もありません。
現時点で挙がっている容疑者は、氏名は逮捕状請求中で非公表のため避けますが、神奈川県川崎市出身で吹田市藤白台の北千里高校を卒業し上京した東京都世田谷区在住のIとされ、事件を起こす直前まで南千里クリスタルホテル(阪急南千里駅前)に宿泊していたようです。そうまでしてかつて住んでいた街にやってきて、拳銃を奪って何をする気でしょうか。計画的且つ極めて危険な精神状態にいると考えられます。ひょっとしますと大阪市北区にある放送局のどれかでは、今ごろ大騒ぎになっているでしょうか。
この容疑者は、逃走の過程でイオン北千里店に立ち寄り紺色のスニーカー、水色の帽子やえんじ色のジャンパーを購入しており、この男(大阪府警提供写真 産經新聞社記事より)を見かけましたら、すぐにその場を離れて通報してください。
実はこの事件の一報を聞いたとき、或る過去の大事件を思い出しました。わが国が大失敗を犯した事件です。それは、またあとでお話しします。 ※本日は、記事の特徴から配信時間を早めました。ご了承ください。
【追記】6時40分更新
飯森裕次郎容疑者(東京都大田区内のゴルフ練習場勤務)の逮捕状が取れ、懸命の捜索の結果つい先ほど、箕面市内で飯森容疑者が逮捕されました。
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皇紀2679年(令和元年)6月16日
文大統領に「韓国軍兵士暴行」調査求める ベトナム戦争時の「ライダイハン」 – FNN.jpプライムオンライン

ベトナム戦争に参戦した韓国軍兵士が現地女性を暴行して生まれた「ライダイハン」と呼ばれる子どもたちが11日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領に対し、性暴力があったと認め、国連機関の調査に協力するよう求めた
(FNN.jpプライムオンライン)
ヴェト・ナム動乱(越国戦争)に参加した軍隊のうち、後世に於いて韓国軍の評判が最も悪い理由は、派手な米軍の悪行に隠れ、越国民を極めて残虐な方法で虐殺して回ったからです。中でも女性の殺し方には、目を覆いたくなるような例が数多ありました。
そこには韓半島動乱(朝鮮戦争)で南北に割れたことや、そもそも旧大韓帝國が日清・日露戦争に勝利した大日本帝國との併合を決断した結果として大東亜戦争では敗戦となったことから、今度こそ連合国の仲間入りを果たしたいという想いが前のめりになったことなどが、仮らの歪んだ感情(劣等感など)をかき立て、凶行に駆り立てたのかもしれません。
或るころから韓国がわが国に対して煽りだした慰安婦問題と称する「韓民妓生が軍の健康管理の下で商売をしていたことがなぜか帝國軍に強制連行されて性的に搾取されていたなどと捏造された問題」は、この越国動乱で自分たちがしたことを「自分たちもしたのだから日本人もしたに違いない」「いや組織立ってしたんだ」といい出したに過ぎないのです。
稀代の詐欺師となった吉田清治氏の戯言(のちに嘘だったと告白)を基に、北朝鮮の日米韓連携破壊工作としてこれらの話は大いに利用され、今や中共が工作を主導しています。
転じて越国が近年になり、勇気をもって韓国軍の残酷極まりない悪行を指弾しようといい出したのも、英米主導の工作によるものです。
わが国が日米韓連携のため、無知で無礼な韓国の言動にも頭を下げさせられてきたように、結局米韓らが敗れて統制経済を敷く社会主義体制になった越国も韓国の支援を受けるべく沈黙を守ってきたわけですが、ここへきて越国は変わりました。英米がそこに目をつけ、中朝主導の対日ヘイトスピーチ(反日)工作に対抗する世論の一つとしてライダイハン(大韓混血児)問題を解禁したのです。
それほど韓国の対日ヘイトが太平洋防衛戦略上の障害になり始めていたのであり、本来なら韓国に健全な保守論壇さえあればその議論が喚起され、自ずと対日ヘイトをやめるべきでしたが、彼らの劣等感を巧妙に刺激する中朝の工作に韓国国民は完全に惨敗し続けてきました。
昨日記事で指摘したことが英米主導工作のいわば「闇の部分」であるなら、これは越国民の屈辱を晴らす意味でも「光の部分」です。対日ヘイトの信憑性を失墜させるライダイハン問題の提起は、私たちも大いに支援すべきであり、その動きに注視したいと思います。
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