製薬利権は何度も罪を犯す
武漢ウイルス(新型コロナウイルス)狂騒で、医師という医師がまるで信用ならないことが分かってしまいました。わが国では、医師を特に「先生」と呼称して頼り、崇める傾向にありましたが、もはや(かくいう私の意見も含めて)誰のいうことも安易に信じてはならないのです。
上記記事の執筆者についても、以前に信用ならない人物であることを指摘していますが、まずこの人物が「眉唾」などという件について、報道権力各社が異様にも厚生労働省の「新集計」をほぼ報じていないため、議論にもなっていません。
武漢ウイルス向けとされるファイザー製薬らのm-RNAワクチンが登場するや否や、その安全性や効力について盲目的喧伝を繰り広げたのが政府と医師たちです。
その危険性に関する仮説や可能性を、誰も検証しませんでした。そして、安全で効力があるとする仮説や可能性も、結局は誰も検証していないのです。
ファイザー製薬らの「宣伝」を信じるべきなら、先日消費者庁に景品表示法に基づく措置命令を下された某エステティックサロンの「満足度No.1」というイメージ調査結果を基にした広告も「考えるな」「信じろ」というようなものでしょう。
この人物のいう「医学を身につけた者」が一人として真面目に安全性と効力について自ら徹底して調べ上げましたか? 残念ながらそのようなデータは見当たりません。
ならば扇動されるがままに一回でも接種してしまった八割もの国民は、厚労省の「新集計」と接種による免疫低下の仮説と可能性を目の当たりにして、不安な状態に追い込まれるのは当然至極です。
この人物は、医学を身につけたかもしれませんが、医療の何たるかが分かっていません。医療と医術の違いも分かっていないでしょう。患者を置き去りにして人体実験を繰り返す悪しき医師の典型です。
そもそもワクチンの完成度の低さは、天然痘ワクチン以外の全てに当てはまり、それでも政府と医師たちに「感染しなくなる」と煽られて接種してしまった国民を前に、よくもこの人物はまだなおこのような駄文を寄稿できたものです。ワクチンに感染防止の効力などありません。
幼稚な反論にもなっていないこうした駄文は、これまでさんざん私たちが読まされてきたもので、私が一貫して申しているのは、武漢ウイルスがこのようなワクチンの接種を強く推奨(ほぼ強要)されねばならないものなのかという疑問です。
多くの国民の懸念は、生命リスクからとうに社会的リスク(暮らしと経済)へと移っており、それが製薬利権に捉われた医師たちには見えていません。浮世離れしているのです。
ワクチンを打つと感染しやすくなるという仮説の証明も十分にできていなければ、ワクチンを打てば発症も重症化もしないという仮説すらもまるで証明できていません。それが現状です。
にもかかわらず製薬利権側は、ミドリ十字の例をとってもあの反省もなく何度でも罪を犯し、政府はこれに加担しています。岸田文雄首相の態度は、社会の正常化を願って接種した八割の国民を嘲るがごとく、接種しても接種しても「指定感染症(二類感染症相当)指定をやめません」「四回目を」「五回目を」といっているのです。
そのくせ外国人観光客は「歓迎光臨」というのですから、これほど私たち国民を莫迦にした話はありません。もう国民にかけた足枷を全て解いた上で、海外との人的交流を回復させるのが筋です。
給与下落のまま物価上昇(スタグフレーション)を起こしていることへの十分な対策も練らず、武漢ウイルス禍を何となくまだ続けようとする岸田内閣では、自民党の将来に希望はありません。
与党らしく「しっかりしろ」といいたい。このままでは、保守層のほとんどが来月の参議院議員選挙で参政党に票を投じるでしょう。