稲田朋美は本当に頭が悪い

皇紀2683年(令和5年)7月9日

稲田朋美氏「安倍総理が言ったこととちょっとでも違うことを言ったら、お前はもう保守じゃない、裏切り者だ、嘘つきだ、出ていけと、いうのは非常に危うい」(動画)

これが保守と言えるのかなあと。やっぱり先人が積み上げてきたものに対して、敬意を払うというそういうものが、かなり薄れていってんじゃないのかなと思うこともよくあります。…

(日本ニュース24時間)

 直近では五月九日記事でも申しましたが、稲田朋美衆議院議員(福井一区)がなぜ「お前はもう保守じゃない。裏切り者だ。嘘つきだ」と評されてしまうのか、稲田氏自身がまるで理解できていないのがこれでよく分かりました。

 私たち国民のうち、保守主義を大切にする者にも大きく二種類あるでしょう。雑多に申せば、親米保守日本保守です。

 前者は、件の「LGBT法」を米共和党(基督教福音派)的価値観で反対し、私のような後者は、異性愛者も同性愛者も大らかに暮らしていた祭祀の国柄を大切にするからこそ米民主党(欧米型権利闘争)的価値観に満ちたLGBT法に反対しました。

 安倍晋三元首相は、残念ながら比較的前者に近いのですが、稲田氏が中韓の女性蔑視からくる選択的夫婦別氏(姓)制度の導入に賛成したり、ついにLGBT法を推進したのは、明らかに欧米型権利闘争に与する左翼、極左の態度です。

 つまり、稲田氏自身、まるで保守の何たるか革新の何たるかも分かっていません。分かっていないから何の区別もつかず、平然と上記記事にあるような発言が出来てしまうのです。

 「もう保守じゃない」ではありません。稲田氏は、初めから保守ではなかったのです。教育者だったお父様は、お会いするたび私に優しく話しかけてくださるような、本当に穏やかで素敵なお人柄でいらしたのに。

 稲田氏がかつて衆議院第二議員会館の内と外で高市早苗経済安全保障担当相の悪口を吹いて回っていたのですが、その高市氏もLGBT法に賛成しました。「差別を認めない」という考えだけで行動したようですが、この理念法がむしろ差別を助長することに気づいてもらえれば、と残念でなりません。

 しかし、多くの保守派は、そのような高市氏を少なからず批判したものの「もう保守じゃない」「裏切り者だ」とまでは言っていないように見受けられます。なぜでしょうか。

 高市担当相と稲田氏の決定的違いは、稲田氏が防衛相に就いた時の、あのあまりに酷い無能ぶりに、既に多くの保守派がその時から見限っていたからにほかなりません。高市担当相の「何が何でも国民を守る」という覚悟は、多くの政策提言から私たちに伝わっています。

 それが稲田氏にはありません。出てきたのは、ぼんやりとした「伝統を守る」だの、夫婦別氏だのLGBT法だのだったのです。それで「私こそ保守だ」とは、一から保守主義の勉強をしてもらわねばなりません。

 安倍元首相の氏名を出して前出のような発言をするわりには、安倍元首相を最も利用しているのが稲田氏です。暗殺から一年が経った昨日、稲田氏の福井事務所(福井市手寄一丁目)に設置された献花台は、まさに「私のポスター」だらけの選挙活動でした。だからなお批判されるのです。

 安倍元首相の考えが保守の全てでもありません。私たち国民は知っています。でも、そのようなことも分かっていない稲田氏は、初めから左翼活動家ですから、保守派を裏切ってなどいないのです。裏切り者などとは思っていません。ただ安倍元首相を騙した噓つきなのです。

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『稲田朋美は本当に頭が悪い』に3件のコメント

  1. きよしこ:

    以前にも申し上げたかもしれませんが、「私こそ保守だ」とか「あいつは保守じゃない」などという議論には加わりません。保守派の定義は永遠に定まることもなく、時代によって変化するものだと感じているからです。だからこそ「保守派じゃない、裏切り者だと言われた」と嘆いて見せる稲田氏を信用できないのです。昨日は非業の死を遂げられた安倍元首相の功罪について思いを巡らせましたが、稲田氏を「初の女性総理候補」として国会に送り出したことは(安倍氏には酷な話ですが)明白な「罪」に相当するでしょう。あの事務所の写真に象徴されるまでもなく、とにかく自己顕示欲の強い人だなと思っていましたが、昨今の確信犯的売国ぶりには、安倍氏も草葉の陰で頭を抱えているに違いありません。昨年の事件以降、安倍元首相と親交のある著名人が「生前に安倍さんはこう言っていた」と述べることが多いですが、たとえそれが事実だとしても「昭恵夫人に肩身の狭い思いだけはさせるな」と思ってきました。稲田氏による「追悼を装った選挙活動」を見たらどう思うでしょうか?本人に悪気はないのでしょうが、だからこそ始末に負えないのです。稲田氏の存在は間違いなく今後の選挙において自民党の足を引っ張り続けるのですから、今すぐにでも真っ当な後継候補者を見つけてください。

  2. 波那:

    ≫稲田氏が防衛相に就いた時の、あのあまりに酷い無能ぶりに、既に多くの保守派がその時から見限っていたからにほかなりません。

    やはり、そうなのですね。自分が責められたからと言って人前で泣いたり拗ねたり…女を前面に出すような人物は信用してはならないし、防衛大臣の時にスーダンに視察だったと思いますが空港に現れた時のウキウキ物見遊山みたいな服装を見てゲンナリ。一時は万事だと思って、あの時に捨てました。家族で旅行に行くのにギャルみたいなカッコしてても何とも思いませんよ、ですが公務でしょう!安倍さんは閣僚の人選、特に女性大臣を選ぶのは何度も失敗してたのを知っています。小渕優子とか野田聖子、そして稲田朋美です。

  3. 自由貿易反対:

    そもそも保守=善ではない。保守=善という考えだから自民党から共産党までホシュっを名乗るわけです。保守を定義してから保守を名乗るべき。