公人は声を聞け!逃げるな!

皇紀2683年(令和5年)4月4日

 河野太郎デジタル相は、ツイッターに於けるブロック(閲覧拒否)について、参議院の特別委員会で「街中ですれ違った人をいきなり罵倒したり、罵倒されるようなことがあってはならない。ネットの社会でも同じだ」「公人こそブロックなどで姿勢を示すべきだ」と答弁しましたが、前半の「理由」は正しいが後半の「結論」が全く間違っています。

 政治家などの公人は、私人である私たち国民に対し、そのような誹謗中傷の相手をしないよう呼び掛ける必要があるのであって、公人自らが国民の声までもを拒否してはいけません。

 これほど簡単なことが分からず、意見している人びとまで遮断してしまう河野氏の思考回路から分かることは、自分のことしか考えないナルシシズムという姿であり、最も政治家にしてはいけない部類の人間です。

 いわゆる「コオロギ食」問題に対しても、衆議院の特別委員会で「陰謀論」という言葉を用いて「私もそれに巻き込まれて随分迷惑をしている」などと答弁しました。自らの発言に一切の責任を取らず、のちに発生した不都合を全て他人のせいにする態度は、やはりまるで政治家に適していません。

 河野氏のような部類は、例えば「全て私が責任を取る」と啖呵を切る際には、或る種の自己陶酔の快楽に溺れ、しかしながら実際には、その責任を取る段階になって逃げるのであり、いざ逃げると決めた言い訳もなかなか酷いのが特徴です。

 この種の類いは、小西洋之謝蓮舫参議院議員といった立憲民主党にかなり多く存在しますが、かつての自民党の政治家は、紅潮して啖呵を切った限りは最後まで責任を取ったものです。

 少なくとも消費者及び食品安全担当でもある河野氏は、コオロギ食を今後どう扱うのか、何らかの方針を示さねばなりません。それを他人事のように語って何もしないなら、今すぐ永田町から退場していただきたい。

政府、少子化対策の加速プラン発表 財源に社会保険料引き上げ検討

 政府は31日、「異次元の少子化対策」のたたき台を公表した。男性育休の取得率向上策や児童手当の支給対象の拡大、高等教育の奨学金の拡充などを盛り込んだ「加速化プラン」を示し、今後3年間で集中的に取り組むとした。また、財源確保を巡り、政府は社会保険料を引き上げる検討に入った…

(毎日新聞社)

 政策の目的と手段がもう何もかも滅茶苦茶になって、訳が分からなくなっている政治家も要りません。岸田文雄首相の「異次元」は、もしかして度を越した莫迦のことを指すのでしょうか。

 創価学会(公明党)が政権の邪魔になっているのは確かですが、官僚に「腸捻転を起こしそうな案」を考えさせた時点で、それは目的も手段も全て間違っているのです。

 そもそも社会保険制度で決められた保険料は、まさに法で決めた通り保険事故や傷病、介護・支援といった目的に使用されるものであり、それ以外のことに使用してはいけません。少子化対策という明らかな目的外使用(違法行為)は、社会保険制度の信用を破壊します。

 しかし、消費税で既に倫理のタガが外れている霞が関は、永田町の要求であればこのような違法な案を平気で提示するのです。この案が二月の時点で出てきた際、自民党の中からこれに抵抗するよう求めました。

 よってこの議論は、今後国会で紛糾するでしょうし、そうしてもらわねば困りますが、実質国民負担を増やして所得を減らす行為こそが少子化の温床になっていることを、何度でも説明して理解してもらわねばなりません。

 政府の言う対策は、婚姻・出産を経た親のためのものでしかなく、その「親になりたい」という動機と申しますか、早い話が結婚願望を後押しするものにはなっていないのです。ならば少子化は止まりません。

 少子化を止めるという目的があるなら、まずは国民の手取り収入から増やす手段を講じることです。そのためには、わが国本来の財政規模(莫大すぎる政府資産等)から考えて、消費税率も社会保険料も限界まで下げ、所得税の控除額は限界まで上げねばなりません。その結果、消費税は廃止にできるはずです。

 団塊ジュニア世代につきまとってきた「年収三百万円の壁」は、結婚できるか否か、まさに人生の分水嶺のようなものでした。これが致命的少子化を招いたのです。

 私はその当事者として、わが国政府に対する或る種の強い念をもってこの問題に取り組んでいます。

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『公人は声を聞け!逃げるな!』に3件のコメント

  1. 波那:

    Mi2@mi2_yes
    自民党・杉田水脈「少子化対策で現金給付がされる。その財源が増税では子どもを産みたいと思う人は増えない。人口減少の日本に対し世界の人口は増え続け将来の食糧危機に備え昆虫食も話題になっている。将来、食べ物がなくなるかもしれらいからコオロギを食べようと言われ子どもを産もうと思うのか」
    1:02 / 1:02
    午後1:31 · 2023年3月29日

    ・めっちゃ言ってくれる ありがとうございます✨

    ・さすが、杉田水脈さん!今聞いてほしい質問をしてくださる。質問の通り増税やコオロギ食では子供は増えない。増税は歳出改革や国債の発行で防ぎ、コオロギ食は日本の農業、畜産業の支援を行えば不要。杉田水脈さんみたいな質疑をもっとやってほしい。

    ・妊婦が食べると流産の危険性があるそうだが…

    ・もっと生乳の破棄や牛の処分等も突っ込んで欲しい!

    ・自分が食べる食べないを選べるかも重要だが、子供達の給食にコオロギ入ってたら発狂もんだよなぁ…親は不安にもなるわな。

    ・マスコミは杉田議員が、こういった質問をしているのは取り上げないもんな。

  2. 波那:

    コオロギを食えとか、Tiktokを使おうと言ってるあの大臣って一体、何なの?舶来ポリコレに靡いてLGBTにシャカリキな人とか…、ポリ袋有料に決めた人とか…、自国民は置き去りにしといて外国に媚びてばっかり!で涙が出て来ます。暫く前に首相が食糧自給率を上げると言ってましたけど、何かやったのでしょうか?ポイントはそこでしょう?

    門田隆将@KadotaRyusho
    EUでコオロギの食用販売が1月に認可されたが、イタリアは農業大臣が「昆虫を含んだ小麦粉がイタリア製のものと混同されてはならない」と昆虫食の禁止・制限を発表。内容は①食品に虫を含む事の明記②リスク警告ラベル義務づけ③陳列棚は別に④パスタ&ピザへの使用禁止…さすが
    ………………
    【イタリア政府がGJ】
    3月23日、 イタリアの農業省・保健省・国民製品 保護省 (庁?) は共同で昆虫食を禁止・制限することを発表した
    農業大臣「これらの(昆虫を含んだ) 小麦粉が イタリア製のものと混同されないようにすることは基本だ」
    ・虫を含むことを大きく記載するラベルの義務
    ・リスク警告ラベルの義務
    ・陳列棚は別にし、 虫コーナーであることを明記
    ・パスタ、ピザに虫を使うことは禁止
    https://youtu.be/4VKikW6QGog
    午後0:40 · 2023年3月28日

    【昆虫食】ハンガリーとイタリアは昆虫食から国民を守る法律を可決
    https://go2senkyo.com/seijika/187876/posts/618554
    2023/3/28

    ハンガリーは、食品の秘かな昆虫化に対する厳しい規則を発表しました。
    イシュトヴァーン・ナジ農業大臣は、昆虫タンパク質を含む食品に「警告」のラベルを貼ることを義務づけると発表しました!「昆虫タンパク質を含む食品」と表示し、他のタンパクと区別して陳列することを義務付けると発表しました。

    イタリアはパスタに昆虫の粉を使用することを禁止したと、タイムズが報じています。「コオロギ、イナゴ、昆虫の幼虫から作られた小麦粉を料理に使うことが増えていますが、イタリアでは猛反対にあい、政府はピザやパスタへの使用を禁止し、スーパーの棚に分別することになりました。」

  3. きよしこ:

    如何なる理由があっても公人はブロックをしてはならないとは思いませんし、最近何かと話題の「法的措置」も正当な理由があればどんどんやるべきです。(主に報道権力が)政治家をサンドバッグにする風潮は国家の発展を目指す過程においても、あるいは教育的観点からも有害であると思います。

    「すれ違う人からいきなり罵倒されるようなこと」云々は確かにその通りなのですが、河野大臣の場合、その「罵倒」と「異論」の境目があまりにも曖昧かつ自己中心的過ぎるのです。私の知り合いにも「絡んだこともないのにブロックされた」という人が何人もいます。

    他の多くの議員もしているように「ミュート」でもすればよいものを、まるで当てつけや見せしめのごとく公然とブロックするものですから、そもそもネットリテラシーの欠片もないし、例えば将来罷り間違って総理大臣になった後、大規模災害が発生した際にツイッターで情報発信しようにも「河野さんにブロックされて情報が見られなかった」となったら総理大臣としてどう責任を取るのですか?いや、最初から取る気もないから遊び感覚でブロックするのでしょう。二度と「最初の当選の時から総理を目指していた」などと口にするべきではありません。