インチキ保坂区政は終了へ

皇紀2683年(令和5年)2月21日

 漫画『宇宙戦艦ヤマト』や『銀河鉄道999』などで知られる漫画家の松本零士さんが十三日午前十一時、東京都内の入院先で亡くなられました。衷心よりお悔やみ申し上げます。

 戦艦大和や汽車が(ヤマトの原作者は、プロデューサーの西崎義展氏とされてしまったが)荒廃した地球人類の夢と希望を乗せて宇宙へ飛び立つという発想は、本当にとてつもないもので、子供の頃からこれらの映像化作品も含めて大好きでした。私はかつて、未来都市の絵を描いたことが何度かあるのですが、それらは松本さんの漫画から大きな影響を受けたものです。

 松本さんの訃報は昨日、東映が公表したのですが、そういえば公明党(創価学会)の浜四津敏子参議院議員の訃報は、死去したのが令和二年十一月二十九日だったにもかかわらず、今月十六日になって公表されました。

 訃報を何年も経ってから公表するというのは、創価学会の戒律か何かでしょうか。池田大作名誉会長の訃報は、一体いつになったら公表できる体制が整うのでしょう。

世田谷区長・保坂展人に公用車使用を巡り疑念が 応接家具に1200万円という法外な額が(抜粋) | デイリー新潮

東京・世田谷区長として当選3回を誇る保坂展人(のぶと)氏(67)が、公用車の使用を巡り疑念を持たれているという。…

(週刊新潮|新潮社)

 さて、東京都世田谷区の保坂展人区長といえば、社会民主党の土井たか子元委員長の系譜にある対日ヘイトスピーカー(日本憎悪差別主義者)ですが、個人の自由と権利を美しく語って実際にはその個人の集合体(国家)を混乱させる浅はかな人物です。

 保坂氏のような者が扇動してきた権利闘争にのって、同性同士の婚姻(同性婚)を容認しようとしているのが現下私たち国民の浅はかさでもあり、同性と婚姻を結びつけることが六日記事冒頭で示した法治の原則にどれほど反しているか、誰も真面目に議論していません。表層的、或いは感情的見解にまかせて賛成し(さっさと片づけ)てしまおうとしているのです。

 岸田政権が破れかぶれで成立させようとしている同性愛・全性愛・性同一性障害・性不特定(LGBTQ)の理解を促進するための法案の次は、何を要求されるでしょうか。権利闘争家たちの強欲ぶりは、留まることを知りません。

 その強欲をひた隠すための美辞麗句の数数は、間違いなく全てインチキです。その証左が保坂氏のこうした出鱈目の発覚によっても、明らかになりました。

 社民党の衆議院議員時代、政権の疑惑を質問し続けた保坂氏は、自分が不正にまみれた区長生活をしています。このような者に騙され、自分で論理的思考を働かせることもなく「権利」を語るのは、私たち国民が今後一切やめねばなりません。

 ところで、保坂氏のこうした不正は、まず週刊文春(文藝春秋社)が先に報じていますが、新潮社がこのネタを被せてきたのは、四月二十三日投開票の統一地方選挙・後半戦で予定されている区長選挙に、自民党が財務省の内藤勇耶元職員を公認したからです。

 嘘にまみれた保坂区政を終わらせる必要はあります。しかし、菅義偉前首相一派の手垢がついた元財務官僚はいかがなものか、と。道理で東京維新の会の推薦も早かったですね。

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『インチキ保坂区政は終了へ』に2件のコメント

  1. 波那:

    私、関西人なので東京人が何で保坂とか、蓮舫とか、山本太郎を選ぶのか、さっぱり意味分かりません。関西人なら正体見抜いてボロッカスにしか言わへん連中ですよね。保坂も前の選挙の時、さすがに二期目は無いだろうと安心してたら、またもや!選ばれたので驚愕、脱力。そうですか、四月に選挙ですか。もう、どうでもいいかな。世田谷区が何しようとホントもうどうでもいい。

  2. きよしこ:

    松本先生の代表作は残念ながら私にとっては少しばかり前の世代ですので馴染みが少ないのですが、我が国が宇宙開発や宇宙工学の分野において世界を牽引する地位にあるのも松本先生が宇宙の美しさや厳しさを魅力的かつ壮大に描いた歴史があってのことだと思います。先ほどTwitterで見つけたのですが、先生は生前憲法改正の必要性を強く訴えていたのです。おそらく新聞に寄稿されたものであろう松本先生のコメントを一部引用いたします。

    「戦争放棄を盛り込んだ9条の理念は理解するが、日本にその気はなくても攻撃されることはありうる。その時に国民を守る体制がとれているだろうか。9条の是非も含め日本人がしっかり議論していくべきだ。」

    偉大なる漫画家、そして偉大なる日本人であった松本先生の御冥福を心よりお祈り申し上げます。