韓国の対日好感度まだ4割

皇紀2683年(令和5年)2月20日

 北韓(北朝鮮)は十八日夕、大陸間弾道弾(ICBM)を発射し、北海道松前郡松前町の渡島大島西方沖の日本海に着弾しました。その様子は、函館市内でも捉えられ、夜空を弾道弾の閃光が走りました。

 これは、もはやわが国が攻撃されたのと同等です。現に北海道の漁業関係者から恐怖の悲鳴が上がっており、わが国政府は、私たち国民の生命と安全を守るべく行動しなければなりません。

 いくら現行憲法(占領憲法)の第九条を叫ぼうが、私たちが平和教育に勤しもうが、北韓には何の効果もないのです。日本共産党は、このような場合に「話し合う」のだそうですが、そもそも党員の話も聞かずに排除してしまう連中が、いや共産党と同様に北韓も一切こちらの話に耳を傾けません。

 北韓は、全く何の話も通じない軍事独裁体制なのです。

 韓半島(朝鮮半島)をこんな体制に奪われても平気ですか? 韓国国民にとって最悪なのは、韓半島の赤化統一です。これを企む北韓工作員が南進工作を何度も仕掛け、韓国がその度に危機を迎えたのを忘れてはなりません。

 対日ヘイトスピーチ(日本憎悪差別扇動)をまき散らし、中共・共産党に近づいて日米韓関係を破壊した北韓工作員の文在寅前大統領は、まさに歴代最悪・最低・最凶であり、一方であまりの酷さに韓国の(従前対日ヘイトに変わりなかった)保守派を目覚めさせました。

韓国の対日好感度が過去最高 訪問客増や政権交代影響か―世論調査:時事ドットコム

公益財団法人「新聞通信調査会」は18日、世界6カ国で昨年11~12月に実施した世論調査結果を公表した。日本に対し「好感が持てる」と答えた人の割合は、韓国で前回調査(2021年11~12月実施)比8.7ポイント増の39.9%となり、15年の調査開始以降で最高だった…

(時事通信社)

 また、武漢ウイルス(新型コロナウイルス)狂乱以前から十代から二十代を中心に日本へ観光旅行に出るのが流行り、実際にわが国を見て、私たちと触れ合って、自分たちが受けた教育に疑義が生じ始めたのです。「日本は悪い国」「日本人は韓国人に意地悪をする」といった話の全てが大嘘だと気づいてしまいました。

 私も、かねてより韓国人や中共人の店員さんには、特に「ありがとう」などをはっきり言うようにし、観光客が道に迷っていれば、懇切丁寧な案内を心掛けています。仮にもわが国に悪い印象を抱かれるのは、国を愛する日本人として我慢ならないからです。

 駅までの道を尋ねてシッシッと手で払いのけるなど、韓国のアジョシ(おじさん)でもあるまいに、日本人のほとんどがしないことでしょう。韓国人の若者たちは、少しずつではありますが伝統的日本の美しさ、本物の礼儀を知り始めたのです。

 韓国政府に対日ヘイトの一切をやめさせるまで忍の一字で厳しく当たり続けるにしても、今まさに新しい世代に日韓関係の温かい芽がふき始めました。その成果が数字になって表れたのです。

 それでもまだ対日好感度が約四割にすぎません。タイ(泰国)が約九十五%、米国で八十四%、英国七十九%などに遠く及ばず、中共がわずか二十六%に留まっているあたりに、共産党支配の統制の恐怖と人口規模に対して認識の改善が追いつかないさまが表れています。

 最近、スーパージュニアのメンバーで共に民主党が大嫌いな金希澈(キム・ヒチョル)さんがネットTVにて「日本製品不買運動ってあったでしょ? あの時『ふざけんな』って言ったのは……」と話し始めてマイクをオフにされる(しかも二度も)という出来事があり、かつてなら芸能人でも「愛国行動を」と呼び掛けて対日ヘイトを口にしてもあからさまな親日は危険とされましたから、彼の勇気ある発言には、若者たちから賞賛の声が多く上がりました。彼を非難し謝罪を要求したのは、やはり報道権力と親北派です。

 目下、かつて大ヒットするジャンルだった対日ヘイト映画も、興行記録が著しく伸び悩み始めています。李舜臣安重根を描いた映画が観客を十分に動員できず、どれもこれも配給収入で赤字になるとまで言われているのです。

 それどころか東映アニメーションほか製作の日本映画『THE FIRST SLAM DUNK』(井上雄彦原作脚本監督)が現在、韓国で三週連続興行成績第一位を記録しています。

 対日ヘイトは、もう時の政権にとって「(卑怯な)救い」になりません。昨日、訪問先の独国で開かれた日韓外相会談で、まだそのことが分かっていない林芳正外相と朴振外交部長官は、日韓併合条約発効下の朝鮮人労働者(当時)をめぐる「徴用工」の出鱈目になお振り回されているのです。

 このような連中に日韓関係の未来を創ることはできません。とりあえず林外相を政治の中心から消し去るよう、各所にはたらきかけていきます。

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『韓国の対日好感度まだ4割』に1件のコメント

  1. きよしこ:

    私の地元も随分と韓国人の観光客が戻ってきて実際に姿を見掛けることも多くなりましたが、どう見ても「日本は嫌いだけど来てやってる」という感じは見受けられません。親日とか反日とかではなく純粋に日本の観光地や食を楽しんでいるのかなというのが実感です。もちろんコロナ(というよりもそれに便乗した医師会や厚労省らの悪巧み)で傷めつけられた観光業に携わる皆様方の誠実な努力も忘れてはなりません。若者が偏向と捏造にまみれた報道に愛想を尽かしたのは日本も韓国も同様なのかもしれません。韓国映画が好きな日本人も「SLAM DUNK」が好きな韓国人も「好きになったのがたまたま韓国のドラマだった」「好きなアニメがたまたま日本のものだった」というもので、逆に「韓流ゴリ押し」や「対日ヘイトこそ絶対正義」といった報道権力の異常さに気付いたのは極めて理想的な傾向です。だからこそ徴用だの慰安婦だのといった些末な(というよりも完全なでっちあげ)問題で日韓関係を毀損するのは避けねばなりません。歴史を歪曲した果てに残るのは相互不信と孫、曾孫の世代にまで繰り返される不毛な争いです。日本も韓国も真実の歴史に対して誇りを持つべきです。相手を妬んだり見下したりしたところで何も生まれないのですから。