日本の行事に当然国歌斉唱
今上陛下御生誕の日(今月二十三日)を前に開かれた記念式典ですが、先帝陛下(上皇陛下)の場合でも、韓国では日本大使館の主催にもかかわらず国歌を斉唱していませんでした。
この問題は、もうずいぶん前に取り上げてうっかりそのままになっていましたが、外務省がようやく考えを改めたようです。天皇陛下の御生誕を祝賀する式典で、わが国の国歌を「遠慮」するなど、二度とあってはなりません。
北韓(北朝鮮)の日米韓関係破壊工作に乗せられ、韓国の報道権力や工作団体がまず、天皇陛下を「日王」などと蔑称し、その記念行事に国歌の斉唱をさせないとは、全くもってありえないことです。仮にもわが国が駐日韓国大使館に似たような圧力をかければ、韓国人は何と言うでしょうか。
これまで特に「中共や北韓に配慮してよかったことなど、ただの一度もない」と厳重に申してまいりましたが、韓国に対する筋違いな配慮ほど愚かしい間違いはありません。
その間違いを続けることは、まさに「韓国と仲良くなる気はない」とわが国のほうが言っているようなものなのです。この理屈が分からない人に、日韓関係を語る資格はありません。いつまでも「日本が配慮し、謝り続けることが重要」と主張する人は、日韓関係を破壊することが目的なのです。
昨日記事でも注釈をつけましたが、日韓関係の改善には、わが国に強い忍耐が求められます。
尹錫悦政権の姿勢を評価することは大切であり、そうして誘い水を向けるのも結構ですが、韓国政府が猫の目のように対日姿勢を変えてきたのも事実です。気ばかり焦って対韓姿勢を緩めては、元の木阿弥になりかねません。
これまでの対日ヘイトスピーチ(日本憎悪差別扇動)は、文字通り積もり積もったものであり、そう簡単に許せるものではないのです。韓民族の特性を考慮しても、まずわが国が「ここまでやったら許してやる」という視点を持つことでしょう。
韓国国民には、これが愉快な表現でなく誠に申し訳ないのですが、日清戦争、日露戦争、第一次世界大戦と連戦連勝だった大日本帝國と併合条約を締結しておきながら、わが国が初めて大東亜戦争を有条件降伏に持ち込まれた途端に「美國万歳」と手のひらを返された私たちの経験から申して、上位の者の言うことしか聞かない民族の特性は、実のところ韓国国民が一番よく知っているでしょう。
わが国が極めて強い立場で日韓関係改善の道のりを覚悟してこそ、お互いがうまくいくのです。
よってわが国のいかなる行事に於いて、韓国内のどこでも、国歌「君が代」の斉唱を欠かしてはなりません。国旗「日章旗」も旭日旗も、堂堂と掲揚しましょう。そして、韓国国民も堂堂と、ろうそくではなく太極旗を掲げて韓国のための行動をしてください。
産經新聞社は、よくこれを取材して記事にしました。ちなみに記事中の「自衛隊六十年記念式典」を日程直前になって拒否したのは、懐かしく忌まわしい話ですが、ロッテホテル(ソウル特別市中区小公洞)です。
現下の韓国政府は、まだこの頃と何も変わっていません。対日ヘイトの何もかもをやめさせるまで、わが国政府は、忍の一字で厳しく当たりなさい。
皇紀2683年(令和5年)2月18日 8:56 PM
韓国において天皇誕生日レセプションが敢行されているなど、恥ずかしながら全く知りませんでした。ここに足を運ぶ韓国の方々が良心的であり真の日韓友好を目指していることを心から祈ります。いきなり韓国グルメだの(その背後に北朝鮮が潜んでいる)BTSだのをブッ込んでくる我が国のテレビなどは本当のところ日韓関係などどうでもよく、安価に安易に視聴率を稼ごうとしてもはや老若男女からソッポを向かれ始めているのですが、少しはこのような行事の存在も報道してほしいものです。そして日本政府は一切の妥協なく堂々と君が代の斉唱を命じなければなりません。近頃は専ら中共の気球や先ほども北朝鮮からミサイルが発射され韓国の存在感が相対的に薄くなっていますが、これを好機と捉え、韓国との向き合い方を戦略的かつ現実的に構築し直すべきです。それこそ労働組合と変わらぬ左翼気質のLGBT関連団体なんぞの要望など突っぱね、本当の国益を獲得するための法整備を速やかに進めなければなりません。G7で日本だけが同性婚をウンタラカンタラ言っている連中はどうぞ他国に引っ越してください。日本がどれだけ性的少数者にとって寛容で暮らしやすい国であるか、嫌というほど実感することでしょう。