首相長男報道はスガのワナ

皇紀2683年(令和5年)1月27日

 金(きん)の小売価格が過去最高値を記録しています。わが国の事情としては、異常な円高が収束したおかげでもありますが、実は露国と中共が金を買いまくっているのです。

 二十四日記事で申しましたが中共の人民銀行は、米国の再三の要請を無視して米国債を売り続けました。米経済は目下、極めてまずい状態に陥り始めています。

 その代わりに何を買っているかと申しますと、金なのです。昨年末までに、二千十トンにまで準備高を急速に増やしています。

 露国もまた、米国を中心とした制裁による経済被害を回避しようと、イラン(義国)と協力して金を買い集めてきました。金取引の露義同盟は、安定通貨の作成も模索しており、これが外側から米経済を、そして米ドル決済のシステムそのものを破壊しようとしています。

 森喜朗元首相ではありませんが、だからウクライナになんぞ肩入れしてもわが国に得なことはないのです。日露講和を果たしてもいないのに、調子に乗って米国側へついたわが国が「呪詛返し」ならぬ「制裁返し」を喰らって自滅するかもしれません。

 そのようなウラジーミル・プーチン大統領と外交ができなかった外務省は、まさにプーチン大統領も大嫌いな現行憲法(占領憲法の権化のような役所なのです。

岸田総理の「長男秘書官」が外遊中にパリ、ロンドンの観光地めぐり 公用車を使って繁華街でショッピングも(抜粋)|デイリー新潮

昨年10月、岸田文雄総理の長男・翔太郎氏が首相秘書官に就任し、「縁故採用」と批判された。その翔太郎氏が今月行われた総理の欧米5カ国訪問の際、公用車でパリやロンドンを観光…

(週刊新潮|新潮社)

岸田首相長男、外遊中に「観光」 木原官房副長官は確認避ける―週刊誌報道:時事ドットコム

岸田文雄首相の長男である翔太郎首相秘書官が先の首相外遊中にロンドンやパリを公用車で観光していたと26日発売の週刊新潮が報じた。木原誠二官房副長官は同日の記者会見で、事実関係の確認は避けた上で、「一般論として、首相の行事に同席しない関係者が公務の必要上、官用車で視察や訪問を行…

(時事通信社)

 さて、この報道を受けて皆さんのお怒りも頂点に達しましたでしょうか。予算編成を増税で賄おうとし、年金の改悪をも企む今や「国民の敵」の岸田文雄首相に対する内閣支持率は、ついに二十%台へ落ち込んでいます。

 しかしこの報道は、確実におかしいのです。一日記事に続いて岸田翔太郎首相秘書官(政務)を庇うわけではありません。

 週刊新潮は、公用車の「私的利用か」と騒いでいますが、この種の現地案内は、外務官僚がやりたがります。永田町も当然霞が関も報道権力も、皆知っているではありませんか。

 岸田秘書官が行先を指定したりしたのは、海外訪問の度に官僚から要求されるお土産を買い集めなければならないからです。彼は先述の通り政務担当ですから、こうした「下働き」は、彼がやらねばなりません。

 よってこれは、公用車の公的利用であり、彼は間違いなく観光のいとまもなく官僚の指示に従って走り回らされていただけです。

 ではなぜ、これほど「皆が知っている当然の公務をさも観光でもしていたように印象づける」悪意に満ち満ちた白白しい記事が出たのでしょうか。新潮社にこれを書かせた「政府関係者」とは一体誰でしょう。

 東北新社の接待問題を担った長男、そして大成建設との贈収賄関係を繋いだ三男の父親が、よくも元経済産業官僚を使って他人の子供を罠に嵌めたものです。

 太陽光発電利権、ワクチン利権、アイヌ利権、さらに金融庁やSBIの北尾吉孝会長らと組んだ地方銀行潰し利権なんてのもありました。二度と首相にしてはならない人物です。

 最後にもう一つつけ加えておきますと、この外遊に同行した「本物の問題側近」は、木原誠二内閣官房副長官です。「お前が秘書官の件について答えてんじゃねぇよ」と思いましたね。

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『首相長男報道はスガのワナ』に1件のコメント

  1. 日本を守りたい:

    「アイヌ利権」アイヌ新法を推進して制定させた張本人 菅義偉。アイヌを名乗っている団体の頭目が 「北朝鮮のチュチェ思想」宣伝賛美する組織の関係者らしい。日本人の血税を盗み取る・だまし取る 反日勢力と連携しているわけだ。