司法判断に文句いう極左

皇紀2682年(令和4年)8月12日

最高裁で判決確定 野田聖子大臣の夫が「元暴力団員は真実」 | 文春オンライン

野田聖子地方創生相(61)の夫・野田文信氏が、過去に暴力団員だったなどと報じた「週刊文春」の記事は事実無根で名誉を傷つけられたとして、発行元の文藝春秋に1100万円の損害賠償を求めていた訴訟。最高裁判所…

(週刊文春|文藝春秋社)

 既にこの報道に触れた方も多いでしょうが、野田聖子前内閣府特命(地方創生、少子化対策等)担当相の何がいけないかと申しますと、まず自身の夫に関する真実を誤魔化し、週刊誌取材に「夫を信じている」と啖呵を切ったかと思いきや「当事者ではないので回答しない」などと知らぬ顔をしたことです。

 これが政治家として致命的で、且つもはや人として信用されなくなった最大の要因でしょう。

 最高裁判所第一小法廷(山口厚裁判長)は八日、野田氏が「怪文書」などといい放った警察庁の文書を「当然証拠能力あり」と認め、審理の結果、野田氏側の訴えを棄却し、夫・文信氏が指定暴力団「会津小鉄会」系の昌山組元組員である(よって週刊文春に対する損害賠償請求は認められない)とした判決を確定しました。

 東京地方裁判所、東京高等裁判所、そして最高裁でも証明できなかった「怪文書」という主張と、京都府警察が扱ったとする証言を「偽証」とする主張について判決後、野田氏がまだ何かいっているのも、私たち国民の不信感を一層煽りました。

 よもや配偶者の過去を知らないはずがありません。政治家ならば一層気をつけるでしょうし、仮に配偶者が元在日韓国人の元暴力団組員であったとしても、私たちに向かって「立派に更生し、尊敬しています」とか何とか、そう述べればよいだけのことでしょう。

 野田氏の物言いは、まるで元暴力団組員を「絶対に隠さなければならない経歴」のように扱い、極めて差別的です。これだけの証拠が出揃っていながら決して認めない彼女の態度から「ああ、この人はこういう人なんだな」とゲンナリした国民も多かったでしょう。

 そもそも野田氏の政治家としての出鱈目具合については、もうここでさんざん述べてまいりましたから、多くの読者諸氏と共有していますが、自民党内極左というべき「こんな人」に、将来の首相になどなってほしくありません。

 司法への不満をブツブツいっているのは、暗殺された安倍晋三元首相の国葬儀を「上め」させようと「訴訟ビジネス」の常套手段に出た極左老人団体の連中も同じようです。

 七月二十三日記事でも取り扱った「権力犯罪を監視する実行委員会」という「まず自分たちが公安に監視されているが極左暴力を貫く実行委員会」の、さぞ若かりし頃にゲバ棒でも持ってはしゃいでいた今や高齢者たちは、国葬儀の中止を求める仮処分申請が東京地裁で審理に値せず却下され、激しく怒っています。

 東京高裁に即時抗告するのも、地裁裁判官の罷免を求めて訴追するのもご自由にどうぞ。

 近年ますますわが国の司法権力が左傾化し、極左思想的、或いは感傷的判決によって法治が歪められているため、おかしな裁判官がいると思えば行動を起こしてよいでしょう。

 しかし、彼らがやっていることは、まともな判断を下した裁判官をいたずらに罰し、極左判決を下すよう脅迫するものであり、これによって今以上に司法権力が極左化していきます。

 後世にそのような穢れたものを残すわけにはいかないのです。

スポンサードリンク

『司法判断に文句いう極左』に5件のコメント

  1. 日本女性:

    10年間、県立公園群馬の森にある朝鮮人追悼碑の撤去を働き掛けてきた結果、最高裁は、撤去を求めた群馬県の主張を全面的に認めました。しかし、かつて参議院副議長を務めた碑を建てた側の角田義一弁護団長は撤去を断固と拒否しています。司法の鉄槌が下されても、座り込みをして撤去を阻止すると言明する北朝鮮の代弁者と野田聖子議員が重なって見えます。

  2. 波那:

    そんなの結婚した時に素性は知ってた筈ですよ(笑)。兎に角、這い上がれるんなら、目立つ為なら何でも誰でも利用する、小池百合子と並んで虫酸の走る大嫌いな女。血筋も野田家とは繋がりは無いんでしょう?初の女性総理に私はなると思ってる、思えるのが凄い。韓国大好きだし。母親としてはミュンヒハウゼン症候群ではないかと疑ってるんですけど。

    言い過ぎですねw。承認して下さらなくてもいいです。
    m(_ _)m

  3. 日本を守りたい:

    反日勢力が 安倍さんを死後も誹謗中傷 嘘と捏造で貶め続けてやまない。その理由は簡単。安倍さんが 憲法改正をライフワークとする政治家だったからだ。「安倍は極悪人、だから安倍が実現しようとした改憲は 犯罪的悪事だ、絶対に阻止すべし」このように日本人を誘導して、改憲の機運を潰す事こそ、奴らの目的である。改憲こそ、日本人が「国防の精神」を取り戻すための 最初の一歩。この一歩を潰してしまえば、反日勢力が日本国・日本人を支配する すなわち 日本人が納める血税を盗む体制 合法で日本人を奴隷化している体制を 未来永劫永久に 維持・強化できるのだ。安倍さん個人を憎悪するのではなく、改憲を推進して国防を強化しようとする政治家なら誰をでも、反日勢力は憎悪するのだ。この事を指摘する論客が居ない。本質を見るべし。

  4. 日本を守りたい:

    憲法九条は「反日勢力」を守る条文なのだ。この事を指摘する論客も居ない。日本人の敗戦は 過去の終わった事ではなく、今も続いているのだ。反日勢力によって侵略され乗っ取られ支配されているではないか。このままでは 客観的・合理的な結論は 日本人の民族としての命運が尽きる日が近いうちに来る と言う事である。私は この事を 何度でも 言わねばならない。

  5. きよしこ:

    >仮に配偶者が元在日韓国人の元暴力団組員であったとしても、私たちに向かって「立派に更生し、尊敬しています」とか何とか、そう述べればよいだけのことでしょう。

    まさにその通りで、個人的には(清廉潔白であるにこしたことはないのは大前提として)政治家の配偶者や家族が元暴力団の在日韓国人だろうが何だろうが、しっかりと改心して世のため人のために汗を流すのであれば構いません。誰しも過ちは犯しうるし、それも含めて当事者の生い立ちを受け入れ構成の手助けをすることこそ真のリベラリズムであると思うからです。

    ところが、この野田氏の態度は自らの夫の経歴を「臭い物に蓋」と言わんばかりに否定してみせ、信じていると言ったかと思えば都合の悪い判決出れば、知らぬ存ぜぬどころか最高裁判決にまで不平を述べる有様。ならば何故その夫と結婚し、いつでもできたはずの離婚もしないで議員を続けてきたのでしょう。(とうの昔に愛想を尽かしているとは思いますが)有権者はもちろん、何より夫を使い捨てのモノとしてしか認識していない、まさに完全無欠の差別主義者ではありませんか。

    統一教会に祝電を送ったとかセミナーで挨拶したとかで大騒ぎするメディアは、なぜこの問題に沈黙を貫くのですか?最高裁の判決がそんなに不都合ですか?それとも野田氏がそんなに怖いですか?ならばもう二度と「社会の木鐸」「権力の監視役」などと名乗らないで頂きたい。岸田政権以上の役立たずのくせに!