ほらね、入国させてますよ

皇紀2681年(令和3年)12月3日

WHO、日本の対応「理解困難」 ウイルスは国籍見ないと批判

 【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)で緊急事態対応を統括するライアン氏は1日、新型コロナウイルスのオミクロン株出現を受けて日本が導入した全世界を対象とする外国人入国禁止措置について「疫学的に原則が理解困難だ」と指摘した。「ウイルスは国籍や滞在許可証を見るわけではない」と述べ、自国民か否かで判断するような対応は「矛盾している」と批判した。…

(一般社団法人共同通信)

 武漢ウイルス(新型コロナウイルス)の新規変異株が正体不明のうちは、感染から国民を守らなければならないため、本来なら世界各国が互いの入国・再入国を厳しく制限しなければなりませんが、世界保健機関(WHO)はそれが分かっていません。

 疫学を口にし、国籍を語るその口で、台湾をオブザーバーにも入れない(台湾人の保健はどうでもよいとした)中共の犬機関に、台湾の加入を訴えてきたわが国を批判する資格など微塵もありません。

 岸田文雄首相は、いちいち対応を誤ってきたWHOに対し、敢然と反論して制裁を科すべきです。仮にもこれほどの「役立たず組織」に台湾を加えたところで、台湾も何らよいことはないでしょう。わが国にとってもよいことはありません。

韓国からの入国、施設で6日待機 政府が水際対策強化

政府は1日、韓国からの入国者を対象に検疫所が確保した施設で入国後6日の待機を求めると発表した。オーストラリア、スウェーデン、ポルトガル、ドイツからの入国では3日の待機期間を6日に延ばす。新型コロナウイルス「オミクロン型」の水際対策強化の一環となる。3日午前0時から適用する。カナダの一部地域とスイス、仏領レユニオン島か…

(日本經濟新聞社)

 そこで十一月三十日記事で申した件ですが、やはりわが国政府は、WHOに批判されるほど徹底した全世界からの入国・再入国制限などしていないのです。

 むろん外交官や航空会社関係者らの一時入国は、たとえ制限下でも例外として認められるわけですが、韓国などからの入国者に対するわずか六日間の強制力なき隔離措置は、検疫体制のいい加減さを物語っています。

 こうしてどんどんすり抜け、市中感染が広まっていくでしょう。新規変異株に係る情報として、感染力が強いということは弱毒性である可能性があり、必ずしも脅威ではないかもしれませんが、最も懸念される「またも新規感染者数でお祭り騒ぎ」の報道権力が危機を煽りに煽って、再びわが国経済が大停滞する可能性はあります。

 ただでさえ世界各国の経済成長から取り残され、自給力の低いわが国があらゆる輸入品で(世界の需要がとか、気候変動で不作がとかいっていますが、それらは全て嘘で)買い負けを起こし、給与が下落したまま物価が上昇している中、私たち国民の暮らしはじりじりと困窮化しているのです。

 武漢ウイルスをバラ撒いた中共は、ウイルスの日本人に対する効果はそれほどなかったとしても、この国民経済の弱体化にさぞ小躍りしているでしょう。政府は一体何をしているのですか?

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『ほらね、入国させてますよ』に1件のコメント

  1. ナポレオン・ソロ:

    ソロです。
    >>オミクロン株評価とWHO評価w
    このWHOの発言者は「疫学的に理解不能」の前に、この発言で組織の国際機関としての立場に疑義が生じる事は考えなかったのか?

    成程、ウィルスに国籍や人種は関係ないかもしれないが、この問題の大きな点は、健康に対するもの以外に経済に対するものがあって、既に症状の軽重を問わず武漢肺炎禍と聞けば、経済に大きな影響が出るという経験知が浸透しているのだから、初期対応として、ロックダゥンの方針を開示するのは、一国を与かる政治家として当然の姿勢でしょう。

    つまり、政治的判断の要素が強い、だが抑々、WHOはそう言う政治に対する助言を、医療関係の専門家集団の立場で行う機関ではなかったのか? 一国家の初期対応に「決めつけ発言」しか出来ないのなら、国内にも医療専門家は大勢いるのだから、WHOの意見は要らない事になる。

    然も、武漢肺炎が流行り始めた当初から、日本は、重傷者救済優先で死者をへらし、感染拡大防止策独自の対応「=三密の回避、うがい手洗いの励行、マスクの着用」で、有効ワクチンの出現を待って、そに摂種率の向上を図った事で、世界有数の防疫成功を収めたのだが、こうした一連の対応は、本来WHOが指導すべきではなかったのか?

    なのに、この2年間WHOは、発生原因の解明ばかりで、肝心の助言や指導を忘れて各国の初動対応の後追い批評が精々で、肝心な時に何もして来かったではないか? 当に「役立たず」そのものである。

    本来なれば、この感染禍から経済危機を回避する有効・適切な助言と時機を得た指導で、重要な役割を果たしてこそ、その存在意義を称賛される絶好の機会だったのだが・・得られたのは「シナの犬」の誹りだけだったのは残念だ。

    然るに、オミクロン株だが、正確に言えば、武漢肺炎の原因ウィルスが誕生してから、もぅ2年半も経っている、その間にベータ、デルタ、そしてオミクロンと、3回の変異を経ているが、このウィルス種の寿命はどうなっているのか?

    あの感染が欧州で連鎖して、世界中に拡散したスペイン風邪でさえ、1年やそこらで、感染終息している、それとも変異したら進化して、寿命も延びるのか? 案外、シナが新たな種類のウィルスをかいはつして南アフリカに蒔いたと勘ぐる方が正しいのではないのか?

    是非、優秀なwWHOの専門家に訊きたい処である。