中国「卑怯な戦争」始める

皇紀2681年(令和3年)12月2日

「台湾有事は日米同盟の有事」安倍元首相が講演

安倍晋三元首相は1日、台湾の研究機関が主催するイベントでオンライン講演し、軍備増強と海洋進出を進める中国と台湾の間で高まる緊張関係について「台湾への武力侵攻は地…

(産經新聞社)

 安倍晋三元首相は、政権最末期に間違った日中友好へと舵を切り、退任後もそのような言動を繰り返しましたが、岸田文雄首相が林芳正外相のようなものに日中外交を任せるに堕ち、政治的判断から愚の骨頂である「媚中」を捨てたようです。

 この講演で安倍元首相は、産經新聞社記事が紹介している以外に「(中共の)軍事的冒険は経済的自殺への道でもある」と述べており、決して日米中の大戦化を扇動しているのではなく、確実に中共の好戦的な態度をやめさせようとしています。

 中共はこれに早速反応していますが、共産党人民解放軍が推し進めているのは、いかに武力行使や軍事的衝突に見えないよう軍事力を誇示し、相手を委縮させて呑み込むかという作戦です。

 既に中共による「卑怯な戦争」が始まっているのです。

 これと並行して長年にわたって行なわれてきたのが経済的併呑であり、何度も申しますように台湾経済についてはほぼ完了しました。むろんわが国も大きく絡めとられています。

 中共にとっても、本音では米軍に大挙して迎撃されても困りますから、そうならないよう台湾を呑み込み、日本を黙らせることが重要です。

 米国にとって困るのは、中共が台湾侵略を始めると同時に露国がウクライナ侵略を始めてしまいますと、とても二つの戦争には対応できないことであり、二国の思惑に一貫して注視しているでしょう。

 そのような状況下で、中共にバラ撒かれたのが武漢ウイルス(新型コロナウイルス)なのです。

 目下その全世界拡散が現実化し始めた新規変異株(オミクロン株)が南阿からというのも、実は違うでしょう。検出例の公表を南阿がしたというだけで、これまで実施されてきた中共の阿大陸戦略を見ても、ワクチン接種率の低い阿大陸を狙って中共が再度バラ撒いた可能性を否定できません。

 その目的は、台湾併呑を可能にする米国の混乱創出であり、いずれ米国内も変異株騒動が起きます。そうして欧米各国が武漢ウイルス対策に多くの時間と労力をとられているうちに、中共は卑怯な戦争を次の段階へとどんどん進めていくのです。

 わが国・私たち日本人にとって、この武漢ウイルスという(敢えて申しますが)生物化学兵器は、ほとんど致命的効力を持ちません。疲弊していく欧米に対し、わが国だけが正気でいられるかもしれないのです。

 よって安倍元首相のこの発言は、非常に重要な意味を有します。この機にこうした発言をしたこと自体に意味があると申して過言ではありません。

 私たちは、東亜の平和と安定を求め、中共の卑怯な戦争を許してはならないのです。敢然と中共を諫めねばならないのです。これを忘れてはいけません。

 そして、屈中工作機関と申すべき報道権力に煽られるがまま、もう二度と新規感染者数祭りに興じてはいけないのです。中共の思うつぼです。

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