立憲民主すさまじい破壊力

皇紀2681年(令和3年)11月3日

 本日は明治節です。

 東映の高岩淡元会長が先月二十八日に亡くなっていたことが分かりました。衷心よりお悔やみ申し上げます。

 かつて岡田茂元会長の話で、兵庫県警察から東映本社と山口組の関係を「親密なもの」「岡田を引きずり下ろす」と恣意的に捜査され、酷い取り調べを共に受けた結果、その(特に岡田氏の)私怨で出来た映画が『県警対組織暴力』だと申しましたが、高岩元会長はのちに、日本アカデミー協会会長を長く務められた方で、人をまとめる才に長けた品格ある人物でした。

 また、今日の東映太秦映画村を最初に発案したのは、誰あろう高岩氏です。武漢ウイルス(新型コロナウイルス)狂乱も一段落し、皆さんが映画村を訪れられた際には、どうか映画人たちの汗と涙に想いを馳せてみてください。

 さらに、福岡県の小川洋前知事が二日、亡くなりました。衷心よりお悔やみ申し上げます。

 麻生太郎元首相らに推されて二選したところまではよかったのですが、立憲民主党に張りつかれ、朝鮮総連の朝鮮学校に対する支援を継続するなどの間違いを犯して関係を悪化させて以降、三選された途端に任期途中で病に倒れました。

 ことほど左様に人を鬼籍にまで追いやる(と申せば過剰ですが)立憲民主党は、第四十九回衆議院議員総選挙に敗北した投開票日に進退を答えられなかった枝野幸男代表が辞任に追い込まれ、十九年間も独裁を続ける日本共産党の志位和夫委員長は、やはり自身の責任を否定しました。

 リベラルの対極にある共産党なんぞと手を組んだ過ちは、立民の議席減という結果を招いたのですが、それでも「枝野辞めるな」などと真顔で声を上げる支持者たちに、もはや自民党を批判する資格はありません。

 自民は、国民的支持を受けなくなれば総裁の首を切ってきましたし、世代交代という点に於いて申しても、これら野党こそこの二十年近く主要な顔ぶれが全く変わっていないのです。

 やはり変わるべきは、立民のほうでした。しかし私としては、その新代表が「誰?」な泉健太氏だの「(他党の人に向かって)立候補しないで」と実家にまで押しかけた小川淳也氏だのに決まるなら莫迦相手でやり易いのですが、もし馬淵澄夫元国土交通相に決まるとやり難いです。

 馬渕氏が謙虚な勉強家なのは、実はかつて私自身目撃してしまっており、唯一なぜ立民なんぞにい続けるのかだけが欠点と申して過言ではないため、馬渕新代表だと困ります笑笑。

 かの中村喜四郎氏をついに落選させたのも、従前保守系無所属だったにも関わらず今回立民から立候補してしまったせいであり、その破壊力はとてつもありません。

 勢い余って私たち国民の暮らし、わが国そのものを破壊してしまうであろう集団が立民や共産党なのであり、来夏の参議院議員選挙でよもや躍進しないよう、岸田文雄首相には頑張って成長と分配を実現してもらわねばならないのです。

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『立憲民主すさまじい破壊力』に1件のコメント

  1. 自由貿易反対:

    消費税を減税出来ない自民党。消費税が欠陥税制だと気づきつつある国民。今こそ野党は消費税減税出来れば廃止を訴えて国会論争に持ち込むべきである。消費税廃止できれば日本は復活出来る。日本に必要なのはまともな野党。日本を破壊しようとしている維新はまともな野党にはなれない。