デマ飛ぶ総裁選&ワクチン

皇紀2681年(令和3年)9月28日

 報道権力といっても所詮は日刊ゲンダイなのですが、連日の自民党総裁選挙をめぐる記事がほとんど空想小説であり、それもまた以前からのこととはいえ、高市早苗前総務相(元政務調査会長)を貶める目的なのが明け透けです。

 全国紙でもないゲンダイの記事を信じない・まともに読まない国民は多いのですが、中にはゲンダイと同じく対日ヘイトスピーチ(日本憎悪差別)を発信し続ける人びとが記事を広め、自民党と高市氏、或いは安倍晋三前首相を誹謗中傷して回っています。

 まず高市氏の支持者たちが「錯乱暴走」しているという書き方は、自民党員・党友に対する明らかな誹謗中傷であり、デモをやろうとして諫めても聞く耳を持たなかったという話も事実無根です。

 次に、安倍前首相が高市氏の服装やメイクにまで口出ししているという話も全くの出鱈目であり、想定される決選投票で河野太郎ワクチン担当相の当選を阻止すべく先週金曜日に高市氏支持の「撃ち方止め」を指示したという話に至っては、まさに悪質なデマでしかありません。

 ところが、これらの記事をまともなものとして扱いたがる対日ヘイトの人びとは、総裁選そのものを「旧態依然とした醜い権力闘争」と印象づけ、まるで火事場泥棒のように立憲民主党ら野党への支持を訴えています。

 その目的のためなら手段を選ばなくなっており、ゲンダイの記者、いえ三文小説家たちは、恥ずかしげもなく「対日ヘイトにとって都合のよい物語」を書いて売っているのです。

 河野ワクチン担当相が「絶対安全などというデマを吹聴した武漢ウイルス(新型コロナウイルス)向けのワクチンにしても、例えばファイザー製薬のm-RNAワクチンが不完全極まりない代物であることを否定しないような医師がいれば、ファイザーかその代理店から「カネ」をもらっていると断定して間違いありません。

 ワクチン接種の副反応は、河野氏や厚生労働省の広報を信じて「薬害」に遭っているようなものです。そのまま亡くなった方の「因果関係」を認めないのも、過去に何度となく繰り返された薬害問題で立証済みだというのに、私たち国民はまた騙されて死んでいくのでしょうか。

 ここでは、旧ミドリ十字の非加熱製剤がもたらした薬害エイズの壮絶な国家賠償請求訴訟について何度か言及しましたが、サリドマイドについても当時の厚生省は、鎮痛剤の類を服用して「奇形児が生まれるはずはない」と主張していました。

 ところが、これが妊婦の方がたに大変な薬害をもたらし、約一万人もの奇形児が産まれ、多くの女性たちがサリドマイド薬害訴訟を起こさねばなりませんでした。

 こうした事例は、筋短縮症などでも、子供たちへの筋肉注射が原因で約九千人もの子供たちが発症しましたが、まず厚生省は「注射で子供たちの手足が動かなくなることなどありません」といっていたのです。

 m-RNAワクチンなどを接種して「血栓ができたり、死亡したりすることはありません」としている厚労省や河野氏、一部の医師たちは、現在既に発生している薬害に、どう責任を取る気でしょうか。

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『デマ飛ぶ総裁選&ワクチン』に1件のコメント

  1. ノンポリではいられない:

     厚労省のワクチン接種後の死亡者数報告が9月10日以降更新されていませんね。以前は2週間に1度定期的に掲載されていました。
     国民の副反応に対する不安は、新聞・テレビの御用専門家、ワクチン担当大臣によって、不安を煽る情報はデマと片付けられてしまいます。それどころか第5波のコロナは子供から感染する事例が多いとして、子供へのワクチン接種も推奨されています。本当に大丈夫でしょうか。

     今回の総裁選にしても、マスコミの思惑によって世論や党員投票を誘導しようとしていることが見え隠れしています。かといって郵便投票による党員票も厳格な投票かどうか・・

     前回のアメリカ大統領選からネットでも情報規制が普通に行われることが広く伝わり、正しい情報をどこから得るかを慎重にならざるを得ません。遠藤先生のような方々に日々情報提供いただけると非常に助かります。