安倍前首相が靖國神社参拝

皇紀2680年(令和2年)9月20日

 安倍晋三前首相が約七年ぶりに靖國神社を参拝した十九日。「やっと気兼ねなく参拝できましたね」など、好意的な意見も散見されますが、なぜ辞めてからでなければ参拝できないのか、とかえって憤った方もおられたでしょう。

 対日ヘイトスピーチ(日本憎悪差別)を政治的武器にする莫迦な中共と韓国がたった二か国でこれを批判するせいですが、この二か国に足をすくわれ、行政権力の長が戦争で死なせてしまった国民の御霊に頭一つ下げに行かないほうが、よほど私たち国民にとって恐ろしいことなのです。

 しかも韓国の文在寅(北朝鮮工作員)政権は早速、安倍前首相の参拝を非難しました。辞めてからまでも粘着する阿呆に、ならば現職として参拝し続けていても同じことだったと思い知らされます。

 戦争に散った御霊に、首相辞任の報告が何か関係ありますか? 辞任する前に毎年何度でも、毎日でも頭を下げに行きなさいよ、と。行政の長でなくなった者に、うやうやしく参拝されてもいかがなものかと思うのは私だけでしょうか。

 安倍首相の信念で突破してしまえばよかったのです。そうすれば彼は、中曽根康弘元首相の過ちを正した歴史的な自民党の首相として歴史に名を残せたでしょう。

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『安倍前首相が靖國神社参拝』に4件のコメント

  1. 英霊の御霊やすらかなれ:

    阿部元首相は在任中、靖国神社についても公明党へもかなり気を遣っていたのではないでしょうか。連立している以上はそうむげに無視するわけにはいかないでしょう。公明党との連立もそろそろ取りやめるべきですが、やはり取りやめの下準備もなくやめるのは避けねばならないし、そうことは簡単に運ばないでしょう。素人の私が言うのもおこがましいか。

  2. js:

    安倍総理が辞めてからの海外報道を見る限り、こぞって評価が高い理由は、彼が保守主義とみられていないからだと理解できます
    安倍さんは最初ゴリゴリの極右とみなされており、それを払拭することに相当気を使ったのだろうと思います
    東亜三国にどう言われようが構わないのですが、欧米や西アジア相手でも右翼のレッテルのもとで自由な外交はとても無理です。残念ながらそれが現実ではないでしょうか
    この流れを変えるのは総理の決断ではなく、陛下の御参拝しかありえません

  3. きよしこ:

    言い方は非常に悪いですが、たかだか神社に参拝したくらいで、何故いちいち騒がれなければならないのか、いい加減この馬鹿らしさに気がついてほしいものです。「前内閣総理大臣 安倍晋三」と記帳したらしい安倍前首相の参拝に好意も敵意もありませんが、報道も含め世間の関心が新内閣に向く中、静かな環境での靖国参拝は本来参拝とはかくあるべきという範を国内外に示したのではと思います。とはいえ相も変わらず病的なまでに文句を言ってくる連中もまた国内外に居るわけで、ならば今秋や来春の例大祭に堂々と参拝してこそ昨日の参拝が意味を持つようになるのではないでしょうか?

    果たして新内閣の面々は日本人として当然の行為を当然のように行えるのか。それすらできずに行政改革だのデジタル化の推進などできるわけがありません。逆に胸を張って参拝すれば世間は彼らの政策を必ず後押ししてくれるようになるはずです。どうせ何やっても文句しか言わない連中に配慮していたら、それこそ何もできずに終わってしまいますよ。

  4. 一般ピープル:

    うーん。
    初めて遠藤さんの意見に「ん?」と思いましたのでコメントさせていただきます。

    安倍氏が参拝を止めたのは、中韓からの批判ではなく、アメリカを中心とする先進国からの予想を超える批判であり、それを当時から中共が推し進めていた「反日統一戦線」に利用され、結構ヤバいところまで追い詰められていたからです。(当時はまだ中共の実態を全く分かっていなかったオバマなどは、日中離間の格好のターゲットだったし)

    それを救ったのは、クリミア併合によって日本をしっかりと味方につけておきたい米国の思惑と、その後のAIIB問題の際に日本だけがアメリカの声かけに賛同し参加を見送ったこと&希望の同盟スピーチによる靖国問題の風化があったからだと思います。(特にクリミア併合は神風でした)

    いずれにしても、靖国問題は「中韓」のみを相手にすれば良いほど単純な問題ではないということではなく、当時より日米同盟にも影響してくる問題だから、というのがより実情として近いのではないでしょうか。