令和初の大晦日

皇紀2679年(令和元年)12月31日

 基督教歴でしかないグレゴリオ暦で「大晦日」を本日とするのは、本来祭祀の国であって宗教原理主義の国ではない日本にとって間違いであり、とりあえず国際市場に合わせて仕事をお休みする期間でしかないのが現在の「年末年始」なるものです。

 私たち日本民族にとって令和初の大晦日は、邪教歴でいう来年の一月二十四日にやってきます。あの中共ですら、韓国でさえ、台湾や越国(ヴェト・ナム)では今なお自分たちの暦で年末年始の祀りを執り行います。それをしなくなった東亜随一の巨大国家・日本は、まさに明治維新以降、西欧列強に魂を売り渡してしまったのです。

 現行憲法(占領憲法)下ではさらにそれが進行し、もはや不治の病のようになってしまいました。これを恥とせずして何とするか、という民族の汚点であることに、私たちの多くが未だ気づいていません。

 わが国が現在抱えている問題(特に人権問題、経済問題、財政問題、安全保障を含む社会保障問題など)のほとんどが、古来からの国柄に目を向けることでほぼ解決します。

 さて、そうは申してもこうご挨拶しておかねばならないでしょう。

 本年も格別のご高配に感謝申し上げます。
 ありがとうございました。

スポンサードリンク

『令和初の大晦日』に1件のコメント

  1. アンチレッド:

    コメントはほとんどしていませんが、いつも重要な指針として読ませていただいています。
    今年もありがとうございました。