習近平国賓来日反対!

皇紀2679年(令和元年)12月16日

 台湾(中華民国)の総統選挙(来年一月十一日投開票)が先週十三日に告示されましたが、中共の共産党による香港特別行政区への弾圧に対する批判などを背景に、現職で民主進歩党(左派)の蔡英文総統がリードしています。

 旧東トルキスタン(新疆ウイグル自治区)の人びとに対する収容所への拉致監禁など常軌を逸した弾圧も加え続ける習近平国家主席を、まだなお「国賓」として招こうという安倍政権の方針は、同日の閣議決定で出された政府答弁書にも表れています。

 広東省広州市で今月一日に起きた広州地下鉄十一号線沙河駅建設工事現場の崩落事故で、転落して生き埋めになった人民を救出もせず、すぐに生コンクリート(関西生コンの出番か?)を注ぎ込んで埋め立てたという異常な感覚は、もはや「人権軽視」どころではありません。

 沖縄県石垣市尖閣諸島近海への中共公船の度重なる侵入を見ても、習主席は亜州大洋州はおろか「世界平和の敵」です。

 何度でも訴えようではありませんか。習主席を国賓で招聘してしまえば「日本も人権を無視する国家に堕ちる」と。まさか祭祀を司られる天皇陛下の拝謁を許可するのですか、と。

 日中関係を重視してよかったことなど一度もないのです。いい加減に中共建国以来七十年の歴史から学べよ、日本政府め。

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『習近平国賓来日反対!』に2件のコメント

  1. 奈々子:

    来るのは構わないんですよ。面と向かって言いたいこともあるでしょうから。ですが両陛下は国が国賓と決めた客を晩餐会などでにこやかに対応なさらなければならないんです。皇族の方々も総出ですしね。思っただけで卒倒しそうです。もう官邸にメールはしましたが、遠藤さんにもおすがりします。どうかやめさせて下さい。

  2. 心配性@我は蛮夷なり:

    天安門事件後の天皇陛下(当時)の中国御訪問と、その後の「愛国反日教育」の加速はよく知られるところです。
    当時は、欧米各国も「経済的利益」の観点から「巨大市場中国」を重視しており、内心では、「人権」よりも中国との関係改善を望んでいたとも言われていますね。
    「カネが全て」という風潮が見直されるとよいですね。