マルチと政治家とマスコミ

皇紀2679年(令和元年)12月9日

 本日は、皇后陛下御生誕の日です。奉祝申し上げます。

 皇后陛下は、皇族になられてから約十年の月日を経て帯状疱疹を患われ、適応障害と診断されました。強いストレスに起因する帯状疱疹の辛さは、私自身も経験して初めて知りましたが、今上陛下の御即位に際して執り行われた「即位礼正殿の儀」でも、皇后陛下の視線が定まらないなどの症状を見て取りましたので、まだまだ完治されていないことは明らかです。

 民間人である小和田家の人びとが(徳仁親王妃殿下時代から)皇后陛下に「過度の期待」という圧力をかけ続けた結果、陛下が苦しまれているのですから、私たち国民も祭祀を司られる天皇陛下に寄り添われる皇后陛下に対し、何やら「あれもやれ、これもやれ」というのはやめねばなりません。

 現行憲法(占領憲法)第一条によって「国民の総意に基づかねば天皇にあらず」とされてしまった現在の皇室は、かくも愚かな民意によって翻弄されることになりました。

 私たちは、そのご存在そのものに畏敬の念を抱くということを、祭祀と共にすっかり忘れてしまったのです。それが占領統治の顛末でした。このまま「占領」されていてよいのでしょうか。

元朝日新聞政治部長“元顧問”務めたジャパンライフ事業を「全然知らなかった」 被害者弁護団あきれ「マスコミ関係者もズブズブだったとは…」

 安倍晋三首相主催の「桜を見る会」に、悪質なマルチ商法で経営破綻した「ジャパンライフ」の山口隆祥(たかよし)元会長が招待されたことが問題視されている。日本消費経済新聞は昨年2月、山口氏が新聞やテレビで活躍する政治評論家や解説委員らと懇親会を開き、宣伝に利用していたことをスクープ。夕刊フジは5日発行紙面で、同社の顧問だった元朝日新聞政治部長を直撃した。…

(夕刊フジ 産經新聞社)

 さて、表題の件。安倍内閣の倒閣工作をし続けてきた「日本語版新聞を発刊する조일신문사(朝日新闻公司)」でさえ、自分たちがこの始末です。毎年、内閣総理大臣主催の「桜を見る会」に招待され続けてきた報道権力の上層部が、そもそもこの問題にあれほど口を出す資格があるでしょうか。

 まして「ジャパンライフ」の山口隆祥元会長は、旧民主党(現在のナントカ民主党ども)の鳩山由紀夫内閣でも会に招待されています。もうこの問題の攻めどころはありません。

 本当にいい加減にしてほしい。

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『マルチと政治家とマスコミ』に2件のコメント

  1. きよしこ:

    先生が帯状疱疹を罹患された時もコメントしましたが私も同じ経験があります。帰省の際の身体的な負担とストレスが重なり就寝中に激痛が走り翌日診察を受けて薬を処方されました。幼児期にヒアリに刺された時にも似た痛みを感じましたが、後にも先にもあれほどの苦痛はありません。皇后陛下におかれてはそれに加えて日々の激務とプレッシャーが重なるのですから御苦労を想像するのも憚られます。両陛下の御健勝と御多幸を心より願うばかりです。それに引き換え自分のことは棚に上げて懲りもせず倒閣運動に精を出す野党とマスコミの醜さよ。

  2. 心配性@我は蛮夷なり:

    台風15号の頃、千葉県市原市の水上メガソーラー(国内最大規模)が燃えてニュースになりました。
    いまだ全国各地で「ソーラー問題」が深刻化しているようですが、同県南部の一部自治体では反対運動も起こっていたようです。
    全国各地で、土砂崩れや景観悪化や安全性などを懸念する声が絶えません。
    民主党政権以降ですよね、こうした問題が持ち上がったのは?