日韓GSOMIA失効か?

皇紀2679年(令和元年)11月22日

 本日いっぱい、正確には二十三日午前零時をもって、日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)が失効します。

 延長に関する交渉は、韓国の文在寅大統領(北朝鮮工作員)から安倍晋三首相に対し、日本外務省と韓国外交部を通さず首相官邸と青瓦台(今や赤瓦台と呼称すべき大統領官邸)の直接交渉で他の諸問題と包括的に解決しようなどと提案されたようですが、わが国側はこれを拒否しました。極めていい加減なやり取りに終わるのが見えているからです。

 そもそもGSOMIA締結の際、韓国に情報を渡せば北朝鮮、ひいては中共に日米の軍事情報が筒抜けになる可能性を指摘して私は反対しましたが、文政権はますます情報漏洩が顕著でした。

 米政府も、今後のための建前として協定の継続を何度も呼びかけてきましたが、韓国へ情報を流すことの危険性を十分認識しています。にもかかわらず文政権のほうが呼びかけに応じないというのは、いよいよ在韓米軍の撤退という報復カードを切るか否かが迫られます。

 しかし、日米韓関係の破壊を目論む文政権は、その支持層の傾向からもこれを進んで容認するかもしれません。

 とすれば報復になりえないのですが、だからといって米政府が躊躇するとも思えないのは、ドナルド・トランプ大統領もまた、その支持層が在韓米軍の撤退を強く支持する可能性が高いからです。そうなれば現在一部でいわれているように「撤退する時は、韓国を焦土化する」といった強硬な態度に出るかもしれず、いよいよ韓国国民が国家の存亡をかけた選択を迫られるでしょう。

 すなわち「文政権か否か」です。

 日韓の外交戦にすら完敗した文政権が米韓外交戦に勝てるはずがありません。北や中共を頼って韓国が守られることなど決してありえないのです。

 文大統領は、北の指令に従ってGSOMIAの失効をそのまま見逃すでしょう。その時から韓国国民は、もう本当に文政権を叩き潰さねばならないのです。

 ※ 続報は、明日の記事でお伝えします。

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『日韓GSOMIA失効か?』に2件のコメント

  1. きよしこ:

    いわゆる桜問題で一部界隈から陰謀論が囁かれていますが、安倍首相にとっては文政権サマサマでしょうね。何しろ向こうのイカれたやり方に対して我が国として当然の対処をすれば勝手に支持率が上がるわけですから。とはいえ米国が完全に打倒文政権にシフトした以上は喜んでばかりもいられません。在韓邦人の完全撤退も含め我が国も文政権切りの動きを加速させねばなりません。

    桜ナントカ問題では俄に反社会勢力の参加が問題になってきましたが、私に言わせればこのタイミングで騒ぎ出して国民の関心を香港や韓国から反らそうとする野党やメディアの連中こそ立派な反社会勢力です。まあ、この手の連中は「GSOMIAの破棄は安倍の外交失敗のせい」と言うのでしょう。もう好きにしてください。

  2. KG:

    文大統領は事をじっくり分析し、冷静に判断して事を進めるタイプの人物ではなさそうである。事に乗じてどう言えば人が賛成するか支持するかしか考えていない。だから実(ジツ)のないことしか言えない、またできない。これは日本の政治家も同じではあるが、少し日本のほうがましである。韓国は平気で嘘をつく習性がきつい分、日本人のほうがましになってくる。ローソクデモで韓国が沸いて、文大統領になったときやっぱり韓国(朝鮮人)と思った。日本はそこの点、しっかりわきまえて韓国に向き合わないと、いつまでも無駄な対韓外交をすることになる。大陸や半島の長い歴史の中から醸成されたDNAと海洋に囲まれる日本列島に住んできた日本人のDNAとは大きく異なる。このことをちゃんと理解する日本人が多くなることを何よりも希望する。