右翼活動に補助金出たら?

皇紀2679年(令和元年)9月29日

津田大介 @tsuda 11:02 – 2019年9月26日

「あいちトリエンナーレ2019」に対する補助金交付中止の撤回を求めるchangeのネット署名が始まりました。今回の措置に疑問をお持ちの皆様方はご署名いただければ幸いです。

(Twitter)

 国際芸術祭の一展示をめぐる騒動について、私は八月三日記事でまず「芸術表現に行政権力が何らかの政治的意図をもって圧力を加えるような真似は、一切してほしくない」という原則を申しました。その上で「報道の不自由展」が特定の政治活動に当たる点を指摘し、まして一部展示物は対日ヘイトスピーチ(日本憎悪差別)そのものであるとも申しました。

 そこで表題の問いに答えてください。

 政治活動家の津田大介氏は、新たな活動として「検閲反対! 文化庁は文化を殺すな」などとわめく署名への協力を呼びかけ、またその取り巻きと思われる人たちが盛んに「不交付は表現への弾圧だ」などとツイートしています。

 では、会場に「日本万歳! 世界で唯一優れた大和民族の芸術祭」とか何とかを掲げ、ひたすら「日本民族の行ないは、毎時の呼吸に至るまで最も崇高であり、他の下賤な民族を寄せつけない」などといった書作品まがいのものが展示されていたとしましょう。それが「国際芸術祭」を主張し、何が何でも「芸術であり文化であり表現である」といい張って文化庁の補助金交付を受けるとしたら、津田氏やその取り巻き連中はどうしますか?

 いや、私でもこんな展覧会を「芸術祭」とは認めませんし、やはり「特定の政治活動だ」として補助金不交付の判断を文化庁に促しますね。結果、不交付が決定されて「反対」運動が起きれば、私はそれを批判します。

 特定の政治活動およびヘイト行為に手を染めながら「公金をよこせ」といい張る連中の厚顔無恥に、これ以上私たち国民の多くがつき合う必要は一切ないのです。文化庁は、補助金を出さないだけで「二度とやるな、次やったら警察に逮捕させる」と決めたわけではありません。表現は自由なままです。ただ、これほど憎悪扇動的な展覧会には補助金を出せない、という当然の方針を示しただけであることを忘れるな!

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 第十一回 救国の提言講演会<東京>が令和元年10月27日(日曜日)午後18時より、文京区シビックセンターでの開催と決まりました。詳細は後日、お知らせします。

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『右翼活動に補助金出たら?』に1件のコメント

  1. causal:

    こんにちは。

    「表現の不手際」を指摘して、税金の投入を拒否したのは当然の事ですね。