外相の交代は極めて危険!

皇紀2679年(令和元年)9月9日

 香港デモの件ですが、米国の介入が本格的だと思っていたら、どうも江沢民一派(上海閥)による牽引が相当あるようです。明らかに習近平国家主席体制への嫌がらせであり、だからこそ特別区行政長官の「撤回」会見が北京政府に何の相談もなくなされたのでしょう。

 よって、まだしばらくは終わりません。ここからの騒ぎは、私たちの知らない(関心がない)ことです。

外相に茂木氏固まる 経産・防衛は交代で調整 首相意向

安倍晋三首相は11日の内閣改造・自民党役員人事で、外相に茂木敏充経済財政・再生相を起用する意向を固めた。茂木氏が日米貿易交渉の大枠合意に導いた手腕を評価した。河野太郎外相に加え、世耕弘成経済産業相と

(日本經濟新聞 電子版)

 未だに目下史上最悪に堕ちた日韓関係の責任を「安倍のネトウヨ外交」のせいだといっている無知蒙昧な、或いは北朝鮮工作員(対日ヘイトスピーチ活動家)がいますが、日米韓関係を破壊する目的をもって行動する「北朝鮮の政治家」を公言してきた文在寅大統領にその全責任があることはわざわざ申すまでもありません。

 文政権は、駐日大使に「無礼でございます」と叱りつけたような河野太郎外相を目障りだと思っています。それでも康京和外交部長官と実は密に連絡を取り続けてきた河野外相のどこをとって「あんたのせいで日韓関係が悪くなった」と非難できますか?

 一日記事で申したようなことを踏まえますと河野外相の交代は、文政権への誤ったメッセージになりかねません。まるで日韓外交に於いて、わが国側に非があったかのような交代劇に見られてしまいます。極めて危険です。

 外相交代こそ「安倍晋三首相の党利党略外交」によって日韓関係をさらにこじれさせるでしょう。

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『外相の交代は極めて危険!』に2件のコメント

  1. きよしこ:

    どうなのでしょう、河野外相の防衛相への起用という報道がなされていますが···個人的に外相と防衛相は続投(岩屋大臣自身は恐らくそれを望まない)でもよいかと思いますが、もし報道のとおり茂木氏が外相に起用となれば、私はそれを米国による「俺たちとの交渉を最優先にしてくれ。文政権は俺たちが何とかする」という意向に従ったものと考えます。河野氏が閣外にということは考えられませんが、防衛相というのも本人の適性を見れば首を傾げたくもなります。それでも河野氏を交代というのであれば、もはや「誤ったメッセージ」云々ではなく、とうとう完全に日米両国が文政権を切り捨てにかかったということでしょう。いずれにせよ安倍内閣による文政権への対応には今のところ何の瑕疵もありません。どうせどんな組閣をしても「国益無視のネトウヨ内閣」などという頭のおかしな連中は一定数沸いてくるのですから、ここは粛々と国益最優先の布陣を作って欲しいと思います。

  2. 心配性@我は蛮夷なり:

    今さらですが、「戦犯企業」の意味がよく分かりません。
    というより、そんなもの最初から存在しないのでしょう。
    戦勝国のアメリカやイギリス等も全く問題視しないもの(旭日旗など)を「国際問題化」しようと頑張る姿勢が意味不明です。

    「戦犯企業」という‶意味不明のレッテル貼り”による、特定企業イメージのダウンが心配されますね。
    訴えたらよいと思います。

    菅官房長官、「戦犯企業」不買条例を批判=汚染水処理めぐり韓国に抗議
    https://www.jiji.com/jc/article?k=2019090601061&g=pol