フジニュースはなぜダメか

皇紀2679年(令和元年)8月11日

 フリーアナウンサーの滝川クリステルさんが小泉進次郎衆議院議員との結婚を発表されましたが、私は今でも「斜め45度」と呼ばれた彼女の「あの番組」を思い出します。

 それは、フジテレビ(FNN)系報道番組「ニュースJAPAN」です。平成六年から二十七年まで、平日最終版(夜二十三時台)として放送されていました。

 特に、平成十五年秋の改編から松本方哉氏がプロデューサー兼アンカーマンとして滝川さんとコンビを組み、米ABC放送と中継(事前収録だったと記憶している)を結んで日米政治の論点を述べるなど、極めて濃厚な内容で他を圧倒し、フジでありながら報道で日本テレビ系の同時間帯番組「中身がゼロ」じゃなかった、失礼、「NEWS ZERO」に次ぐ高視聴率を稼いでいたのです。

 ところが、他の報道番組とは違って余計なことをいわず、私たちに政治の論点をひたすら提供してきた松本氏がご家族の看護のために降板し、滝川さんは一人残されてしまいました。しかし、そんな彼女も松本氏の降板からわずか二か月後には番組を去り、今度はフジが取り残されてしまったのです。

 みるみるうちに視聴率は落ち、以前にも申しましたがコメンテーターの質を落とした今日の番組は、もはや見るに堪えません。看板の架け替えが頻繁になり、すなわちそれほど視聴率が取れなくてフジは困っているわけですが、はっきり申し上げて「怪しげなカタカナが並ぶ会社の代表?」だか何だかの「この人、誰?」というようなコメンテーターを並べて、一体何がしたいのか分からないフジは、その致命傷に気づかないまま番組改変を続けているのです。

 それでは、何度番組タイトルを変えようがスタジオセットを変えようが、絶対に誰にも見てもらえません。そんな簡単なことにも気づかなくなったフジの致命傷は、またぞろ申しますが東京都内の僻地(台場)から海を眺めるほかないうちに呆け、街中で何が起き、人びとが何をどう考え感じているのか分からなくなったことです。

 いわゆる「嫌韓デモ」と呼ばれる騒動を起こされて対応できなかったことからもそれは明らかであり、人にものを伝える能力を失った放送局にもう未来はありません。

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『フジニュースはなぜダメか』に1件のコメント

  1. 心配性@我は蛮夷なり:

    最近、韓国と「スポーツの政治利用」の問題が地味に話題になりますが、つくづく「メディアの責任」というものについて考えさせられます。

    引退したイチロー氏が以前、韓国で「公共の敵(韓国国民の敵)」扱いされていたことをご記憶の方も多いと思います。
    WBCの時ですが、当時負けず嫌いのイチロー選手が「(相手がどこの国であれ)向こう30年、日本にはちょっと手を出せないな」という感じの勝ち方をしたいと発言したところ、韓国メディアが「イチローが韓国は30年間日本に勝てないと挑発」したと大騒ぎし、韓国国民も「反イチロー」で盛り上がってしまいました。
    その後も韓国のマスコミは、イチロー選手を執拗に追い掛け回して「嫌韓発言」を引き出そうと粘り、日本チームが韓国チームに2連敗した際、彼が「僕の野球人生で最も屈辱的な日」と発言すれば、またもやこの発言が問題視されました。
    歪曲報道や、過激なブーイングや、マウンドに韓国国旗をたてるパフォーマンスや、韓国側のルールを無視する数々の行いに、彼もキレてしまったと思います。

    イチローへの愛憎と賞賛と労い。激闘から10年。韓国のWBC戦士たちは今
    https://news.yahoo.co.jp/byline/shinmukoeng/20190323-00119225/

    「愛憎」も「公共の敵」も何も、身に覚えのない「レッテル」貼りをしたのは韓国メディアですが、今でも、日本国内においても「差別主義者」というレッテルが貼られ続けているようで少し気の毒ですね。

    とはいえ、日本のマスコミも大差ありません。
    例えば、皇室報道なども「関係者は語った!宮内庁職員は見た!」という変なのものばかり。
    溢れかえる真偽不明のマスコミ報道をもとに、国民は何をどう判断したらよいのか、、、

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