中国の人権意識、その本性

皇紀2678年(平成30年)12月30日

 韓国大統領官邸(青瓦台)が韓国検察の家宅捜索を受けました。大統領府の特別監察班が元首相の息子や民間銀行の頭取らを不正監視していた疑いがあるというのです。

 これは、保守系の自由韓国党の刑事告発によって動いたことですが、文在寅大統領をはじめ北朝鮮工作員だらけの官邸では、韓国民間人の不正監視など全く罪の意識もなく行われてきたに違いありません。

「死刑判決」を外交カードに利用する中国、唐突に上訴審公表

 【北京=西見由章】カナダ司法当局による通信機器大手・華為技術(ファーウェイ)幹部の逮捕をめぐり、報復としてカナダ人の拘束を続けている中国当局が、今度は薬物密輸をめぐる「死刑判決」を外交カードとして利用し始めた…

(産經新聞社)

 さて、韓国政府の人権意識も酷いものですが、中共の共産党・北京政府の人権意識はさらに酷いです。

 死刑制度そのものに問題があるのではなく、この種の政治問題に関連し中共は、国または組織に対して何らかの報復などを目的として一人の人間の生涯をいとも簡単に踏みにじることへの罪の意識、或いは恥の概念が全くありません。

 このロバート・シェレンベルクさんが一体何をしたというのですか。禁止薬物(麻薬など)の密輸が事実であれば中共の法に従って極刑もあり得るでしょうが、一審で死刑判決は出ていなかった案件を突然蒸し返したことから、この方を犠牲にして英連邦加州政府を脅す気です。

 安倍政権が推し進めた外国人労働者の大量受け入れ政策を徹底批判する上でも申しましたが、決して人を道具にしてはいけません。そんなことも分からない政治家は、もう二度と政治に関わってはならないのです。

 しかし、中共では広く人民が政治家を選べません。旧東トルキスタン(新疆ウイグル自治区)や旧チベット(チベット自治区)などをはじめ、法輪功や香港の民主化運動も含め、共産党は一貫して彼らの人権を一切無視して弾圧してきました。

 これに拳をふるわず対日ヘイトスピーチ(反日)にふけってきたわが国の「自称リベラル、左翼」は、全くリベラルに非ず、人権意識もまた極めて低いと指弾せずにはいられません。

 私たちは中共に対し、もしこの加州人を死刑にしたら最期(国の終わり)ですよ、と。全世界に「中華人民共和国は腹立たしい外国との駆け引き目的で平然と外国人を殺します」といってしまう中共は、本当にそれでよいのか、よく考えて行動しなさい。

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『中国の人権意識、その本性』に1件のコメント

  1. きよしこ:

    自称「人権派」に限らず我が国のみならず世界に蔓延する「権力を監視すると言いながら本当の独裁政治には沈黙を貫き、寛容という名の無責任をバラ蒔く」風潮には心底ウンザリします。何の罪もない人が殺されようとしていても、それがカナダ人なら構わないのですか?殺そうとしているのが中国共産党なら「OK」なのですか?

    情報の入らない時代ならともかく、中国共産党の侵略殺戮行為など、ネット上にいくらでも証拠があるでしょう。安倍政権や我が国を批判する材料に使えなければ都合良く見えない聞こえないフリをする輩に、私達は二度と「人権」を語らせてはなりません。