また朝日か…バスケ不祥事

皇紀2678年(平成30年)8月22日

【アジア大会】不適切行為で追放の男子バスケ4選手、当面謹慎

ジャカルタ・アジア大会のバスケットボール男子日本代表4選手が買春行為で代表認定を取り消された問題で、4選手が所属するBリーグの各チームは21日、日本協会から正式…

(産経WEST)

 彼らの現場を押さえたのは、朝日新聞社の社員だったそうです。そんなところで彼こそもともと何をしていたのでしょうか。

 わが国の国旗・国名を背負った公式着に身を包んだまま夜の歓楽街に出かけてしまった彼らは、その自覚なき行動を指弾されてもやむをえません。残念ながら今回の処分は、妥当なものと申すほかないのですが、例えばバトミントンの桃田賢斗選手のように、謹慎中の自らに課した厳しい練習が奏功し、さらに強くなって復帰したようなこともありますので、彼らにもこの間違いを乗り越えてもらいたいと願います。

 背に「JAPAN」と書いてあれば、朝日のような報道権力にとって恰好の餌食です。さぞ汚い薄笑いを浮かべながら選手たちをその場でたしなめることもせず、泥棒のような抜き足差し足で追いかけ写真を撮りまくったに違いありません。それを「報道」というなら、朝日にとってはそうなのでしょう。

 今回の件で一つ引っかかるのは、彼らの行動が恥ずべきものであったことを前提としても、現場は南ジャカルタ市のブロックMだったということです。インドネシア(尼国)のジャカルタ首都特別州に行かれたことのある方ならご存知だと思いますが、ここはかねてより有名な「ぼったくり街」でした。

 和食店が多い「日本人街」の側面もありますが、ここで遊べば一夜で二~三万円が飛んでいく「非東南亜価格の街」であり、在尼日本大使館(中央ジャカルタ市のタムリン地区)の近くに宿泊した私なんぞは、その話を聞いて一度も立ち寄ったことがありません。よってこれはあくまで人から聞いた話をもとにした疑問ですが、彼らはひょっとすると単にカラオケ店にでも行こうとしたつもりが、買春斡旋の店に当たってしまったということではなかったか、と。

 と申しますのもブロックMでカラオケといえば、ほぼその手の店だからです。そうとは知らない彼らが「カラオケ?」と尋ね、そこへ近寄ってきたらしい「日系人(?)」が女性による接客店へ彼らを導き、商魂たくましい女性たちを連れ出さずにはいられない状況へ落とし込まれた可能性があります。

 タイ(泰王国)のバンコク都内にあるパッポン・タニヤ通りでも、今でこそ廃れ始めたそうですが、かつては歩けば腕は掴まれるわ抱きつかれるわ、断わるにもこちらが恥ずかしい思いをしたものです。彼女たちは、地方からの出稼ぎで必死ですし、接客して連れ出してもらえなければ面子が潰れるといいます。私のようにバックパック一つで訪れる類いの旅行者にとっては最初から論外ですが、その必死さに圧倒され、情にほだされたりして、つい連れ出す人も多いとか。

 どうも彼らもその類いではなかったかと思うのです。彼らは会見で、一切言い訳をせず詫びましたが、公式着のまま出かけてしまった背景には、現地事情に疎かった(カラオケでリラックスしたらすぐ帰るつもりだった?)があまりの間違いがあったように思えてなりません。とすれば日本バスケットボール協会の指導不足であり、或いは現地コーディネーターもつけられないほど遠征費用に不安があったのでしょうか。

 わが国は、国際大会でも輝ける一人でも多くのよい選手を育てようといいながら、公的補助も助成も不十分です。と申すより競技によって極端に差があり、日本ボクシング連盟の助成金分割騒動にしても、あれほどよい選手を多く抱えているにもかかわらず、そもそも昨年度たったの五千数百万円しか助成してもらえないボクシングに対する文部科学省の無理解が原因でした。

 多国籍企業の利権に堕ちた五輪大会が再び東京で開かれるのを前に、これからまだまだ不祥事が出てくると思います。そのほとんどは、競技団体にカネがないことが原因のはずです。

 利権を外して日本人を本気で育てるのか、利権にまみれて教育をおろそかにするか、もはや教育も利権も諦めて貧しいまま何もかもやめるか、わが国の進む道を定めない限り問題は解決しません。

スポンサードリンク

『また朝日か…バスケ不祥事』に1件のコメント

  1. 椿:

    日本人、特にスポーツ選手達は、言い方は悪いけど「スポーツ馬鹿」で
    「世間知らず」な人達が多いのではないでしょうか❓

    本当に日本人くらいじゃないですか?
    「嵌められる」とか「欺かれる」とかいう
    【厳しい国際社会の現実】を知らないのは❓

    その上、運営する側も国際的常識を知らない「お花畑脳」が多いか、
    または「日本人なりすましの朝鮮人ども」となると、もう救いようがありません。