小池知事の悪事ひっそりと

皇紀2678年(平成30年)8月7日

【有本香の以毒制毒】今さら「安全宣言」…小池都知事、豊洲2年遅れの損失はおいくら? ワイズスペンディングはどこへ

7月31日夜、共同、時事の両通信社、そして全国紙がそろって、「小池都知事豊洲市場に安全宣言」と速報した。第1報でこそ、「安全宣言」という言葉にカギ括弧が付けられ…

(zakzak)

 私が申したいことは、おおよそジャーナリストの有本香女史が書いておられます。今さら東京都の小池百合子知事を取り上げても多くの人びとの興味をひかないからといって、豊洲新市場(江東区)の出鱈目な「安全宣言」を追及しない報道権力の姿勢は、確かに不適切で不誠実そのものです。

 確か「厚化粧のクソババァ」だったか何だかといわれた怨念から石原慎太郎元都知事を貶めようと、日本共産党とその関連団体(築地女将さん会など)らの言説を丸呑みし、環境相時代に仕えさせた小島敏郎元地球環境審議官という「実は極左暴力集団と組む天下り活動家」まで引きずり込んで、ただひたすら話をこじらせた豊洲移転延期は、築地市場(中央区)の致命的土壌汚染と施設の老朽化を際立たせ、移転する正当性を証明しただけに終わりました。

 開催が二年後に迫った東京五輪夏季大会への悪影響も有本女史の指摘通りで、総額で一体どれほどの無駄遣いが小池都知事によってなされたか、誠実な都議会議員による徹底した追及に期待します。

 そんな東京五輪をめぐり、政府・与党がサマータイムの導入を議員立法で通そうと調整に入ったようですが、これを聞くとどうしても連合国軍総司令部(GHQ)の占領政策を思い出してなりません。

 現行憲法(占領憲法)施行後の昭和二十三年、GHQが導入を厳命してきたのがサマータイムでしたが、桑港(サン・フランシスコ)講和条約発効後、私たちには馴染まなかったためすぐに(憲法はほったらかしたままで)無効になりました。

 自然と寄り添ってきた祭祀の民は、日が早く昇るようになれば早く起きてはたらき、日が早く沈むようになれば早く休むという暮らしをし、宗教原理主義に基づくはたらき方・休み方などしていなかったわけですから、本来ならばサマータイムに馴染みそうなものの、私たち日本人にとって本当は違和感のある宗教的現行制度にさらに盛り込まれる「ご都合制度」に対する嫌悪感でしょうか、かえって不都合に感じる(本能的な違和感の)せいで定着しないのです。権利闘争にしか関心がない共産党や極左労働組合らが叫び散らす「労働強化になる」などが理由ではないでしょう。それは不都合の末の結果に過ぎません。

 本年の酷暑に恐れおののいて東京五輪にさまざまな検討課題が浮上していますが、二年後の夏、わが国を取り巻く気象がどうなるかは正直誰にも分かりません。酷暑開催を非難する朝日新聞社が主催している全国高校野球選手権大会の開会式で、同社社長が炎天下に延延とくだらない挨拶をし続けるような報道権力の体たらくで、誰も正しいことなどいっていないのです。

 前回の東京五輪は、十月開催でした。それが商業主義・拝金主義に堕ちた五輪大会となって今回、わが国の夏の気候を無視した七・八月開催になってしまったのです。そのせいで「あれをやめてくれ」「これをかえてくれ」というのは、もはや私たちの知ったことではありません。

 億兆心を一にして臨みたい国際大会ですが、多国籍企業によって、その顔色しか窺わない占領憲法政府によって、そして小池都知事によって既に汚された東京五輪は、もうその名を語るだけで淋しい気分にしかならないのです。せめて小池都知事の悪事だけは徹底追及してけじめをつけましょう。

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『小池知事の悪事ひっそりと』に5件のコメント

  1. 心配性@我は蛮夷なり:

    当初、「汚染問題」に蹴りが付かない限り、マスコミや野党が騒ぎ続けるので、徹底的に調査を行い、「防水」をしっかりやる事は非常に重要だと考えていました。
    放置しておけば、やれまたBBCやCNNが「豊洲は危険!」報道を繰り返した事でしょう。
    「慰安婦問題」や「原発事故」に関する報道は、殆ど「憎悪煽動」とも呼ぶべき酷いものでしたから。

    とはいえ、権力闘争やら都知事の国政への進出やら、最終的にグダグダになり、莫大な税金を浪費し、築地で働く人たちに多大な迷惑をかける結果となってしまいました。

    「森友問題」も、籠池ご長男の「暴露」によって、無責任にこの問題を煽り立て、莫大な「血税」を浪費させたマスコミと野党に対して批判の矛先が向かいつつあります。

    「占領憲法」の話が出ましたので、余談ではありますが、戦時中の米軍による攻撃では、広島・長崎への「原爆投下」や「東京大空襲」や「沖縄地上戦」が有名ですが、実はその他の地方都市も甚大な被害を受けていたようです。
    かつて私の地元を襲った「無差別爆撃」についてですが、米軍は、民間の施設や民家への攻撃を執拗に繰り返し、女性や子供を含む非戦闘員を大勢殺したようです。
    「まさかここまで悲惨だったとは・・・」と最近具体的な事実を知り絶句しましたが、こうした歴史が次々に「無かった事」にされて行くのはどうかと思いました。

  2. 日本女性:

    都民です。紙の産経新聞を購読しているし、阿比留記者、田北記者のファンですが、小池都政に関する記事の駄目さ加減は救いがたい低レベルです。これは尾崎某なる元産経新聞記者への忖度なのかもしれませんが、知事就任2年目インタビューで、豊洲市場移転問題、築地跡地問題には触れず、効果不明な時差ビズに多くを割く問題意識の低さです。おまけに「小池さんはオリパラにおける環状2号の重要性を聞いてなかったのかもしれない」などというヨタ話を載せる始末。就任早々、都職員が説明したことを去年10月に毎日新聞が明かしているし、そのことは財特委員会でも指摘されています。

    行政の継続性を無視したばかりか、莫大な損金が出ているにもかかわらず、マスコミがそろいもそろって悪政にだんまりなのが理解できません。無能どころか、有害首長ですが、いまだに安倍一強に対抗するコマと期待しているのでしょうか。

    都政が混乱しているばかりではないです。都税を使って自分PRに余念がないのです。LED電球交換事業、時差ビズなど、タレント気取りで自分が前面にしゃしゃり出て都内全域に動画を流しています。うんざりします。

    都政をメチャメチャにし、国家の威信をかけたオリパラの成功すらおぼつかなくした都知事が2020大会の開催都市のホステスとしてふさわしいはずもないのに、都知事選の前倒しを画策しているというのですから、厚顔無恥に開いた口がふさがりません。

  3. あき:

    舛添が絶対に許せなくて・・だったけど、小池が此処まで酷いとは・・酷過ぎです。
    地方知事などの劣化売国左翼化は、本当に問題。
    石破、野田が駄目と言うよりも~人物が居ない。
    しかし、最近の在日朝鮮爺のつるし上げ?在日の間で世代交代したいからなんでしょうか?何か、在日利権など清算する気も無さそうだし、ただの、利権交代かな。
    安倍が三選しようがどうだろうが、移民推進、外国人優遇、支那人土地問題、健康保険タダ食い、外国人生活保護なども放置、推進で、カジノは作り、水道民営化・種子法廃止などなど、反日特亜を日本にご招待ですものね!  こんなんで、皆さんは危機感無いのかな??

  4. やす:

    有本氏が指摘するまでもなく緑の妖怪に都政を任せたらどうなるかなんて選挙の時点で分かっていたはずなのに今更騒いでも遅いんですよ
    緑の妖怪を当選させた東京都民がすることは全力でリコール活動して、さっさと都知事をやめさせることなのに、そういう気配も感じられませんし、豊洲移転の遅れが東京オリンピックにどれだけ影響するか、ハッキリ言って東京都民の多くがオリンピックに対して無関心だから緑の妖怪の悪事が気にならないのではないでしょうかね
    個人的に東京オリンピックは開催するべきではなかったと思ってますが、決まった以上はそれに向けて全力で工事を進めていかなければいけないのに、それを邪魔したのが緑の妖怪なのは明白です
    何度でも言いますが、緑の妖怪は何でも自分が中心にならないと気が済まないだけで、既に決まっていた豊洲移転も勝手に自分主導で決めて、それによってどれだけ迷惑するかなんて知ったことではありませんし、異常な権力欲と自己愛が彼女の正体であり、本来であれば生かしておいてはいけない人間です
    東京都民はいい加減彼女を楽にさせてあげるべきです

    オリンピックに限らずスポーツは単なる悪趣味な見世物だと私は思ってますし、そのために見世物にされる選手達が命を削って頑張るのだからせめて環境だけでも整えてあげるのが人情だと思うのですが、夏本番の時期に開催するなんて選手を殺そうとしているとしか思えませんね
    結局決めているのは選手じゃありませんからね
    競技より金儲けしか興味のない連中にとって選手がどうなろうと知ったことではないのでしょう
    もし今年開催されていたら間違いなく死人が出たはずです
    選手を見世物にしてはいけないという神の警告だと私は思ってます

  5. きよしこ:

    石原元知事が小池氏を「厚化粧」と罵った時は「またいらんことを」と思いましたが、その後の小池知事による無責任かつ出鱈目だらけの都政運勢を見れば「クソババア」どころではないことは誰の目にも明らかです。「生産性がー」と騒いでいる連中は生産性どころか破壊と絶望しか生まない本物の畜生・悪魔の所業を少しは追及し、都庁前でデモを敢行してみろという話です。