石破と野田がダメな理由

皇紀2678年(平成30年)8月6日

【自民党総裁選】野田聖子総務相が政策本を発表 「世界標準の国」目指す 出馬になお意欲

9月の自民党総裁選への出馬に意欲を示す野田聖子総務相は5日、地元の岐阜市で、自身の政策をまとめた新著を発表した。平成52(2040)年を見据え、女性や高齢者、障…

(産経ニュース)

【自民党総裁選】石破茂氏「首相を応援しなかったら“冷や飯”、おかしい」

自民党の石破茂元幹事長は5日放送の読売テレビ番組で、9月の総裁選で安倍晋三首相(党総裁)を支持しなければ内閣改造・党役員人事で冷遇されるとの見方があると指摘して…

(産経ニュース)

 先月二十日記事で取り上げた仮想通貨事件を起こしながら、一体どの面を下げて野田聖子総務相が政策本を著したというのでしょうか。

 野田総務相の「政策」と聞きますと、私はもう「恐ろしい策略」という認識しかありません。それは例えば五年前の二月に「夫婦別姓と野田聖子問題」と「妊娠中絶と野田聖子問題」などで申したようなことであり、彼女については、首相はおろか国会議員の器ですらないのです。

 だから党内でも(自民党総裁選挙候補に必要な)二十人の推薦人を集められないのでしょう。野田総務相が立候補することは、今回もないと思います。

 一方、ほぼ間違いなく立候補するであろう石破茂衆議院議員は、一度内閣が発足してその内閣が一定の評価を受けている限り与党内でその内閣に対抗しにくくなった原因も分かっていません。この人は、本当に国会議員なのでしょうか。

 それで産經新聞社記事にあるような発言をしているわけですが、石破代議士がいっているのは、中選挙区時代の古い自民党の話です。小選挙区制では、例えば「自民2、社会1、共産1」のような当選の仕方がなくなって極端な結果が出てしまいます。

 つまり、自民党内で複数候補が一選挙区から当選することはなくなりましたから、党内議員同士で争っていられないのです。比例代表制も含め、もはや党が一丸となって選挙に向かわなければ落選者を大量に出してしまいかねません。石破代議士の発言は、選挙制度問題に触れることなくこれ(一丸となること)を否定したのです。

 第二次安倍内閣の発足以降、安倍晋三自民党総裁はことごとく国政選挙で勝ち続けています。それが「安倍一強」の結果なのです。安倍一強の様相をうまく作ってきたからこそ党の仲間が守られてきたのであり、よって「嫌なら出て行け」となります。

 「石破総裁」では、定めしすぐに国政選挙で党を大敗させ、内閣が失脚するでしょう。またぞろ政治の不安定化の始まりです。

 しかるに小選挙区制はダメだと私は申してきました。それを「首相を応援しなかったら『冷や飯』はおかしい」としかいえない石破代議士に、もっともらしい政策があるとは思えません。どうしても「味方を後ろから撃つ(見た目が悪すぎて国際会議や首脳会談とかには絶対に出せない)外道」にしか見えないのもそのせいでしょう。少しいい過ぎましたか……。

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『石破と野田がダメな理由』に4件のコメント

  1. 奈々子:

    (見た目が悪すぎて国際会議や首脳会談とかには絶対に出せない)外道」(笑)

    そう、これなんですよね。言いにくいことをハッキリと仰って頂きました。

    どう考えてもあのG7のメンバーの中に石破氏が混じってる図が考えられないです。ボッチにされてた菅直人は情けなかった。

    憲法改正でも自衛隊の存在明記ぐらいでは不満ですよ。でも石破氏が言ってるようにハードル上げすぎたら「日本は戦争が出来る国になろうとしてる~⌋のマスゴミ、野党、パヨクの連中に言われるまま信じてしまうテレビ新聞だけが情報源の人も圧倒的に多いので潰されてしまったら元も子も無くなり、このままの日本でこれから先、またいつまで?もやって行くことになるわけで不安なんですよね。

  2. 心配性@我は蛮夷なり:

    日本とアメリカが戦争をしていた事実さえ学校で教えていなかったのか、近年、日米が過去に戦っていた事も、広島に原爆が落とされた日も知らない若者が沢山いるとニュースになった事もありました。

    敗戦国の王様を「見せしめ」の為に処刑するという発想は戦勝国的で全く共感できませんが、軍部や政府の「敗戦責任」は追及したいものです。
    なぜ、どうして、どのようにして、戦争に至り負けたのか、巨大な犠牲が生まれたのか、冷静に「分析」する事は、未来に教訓を生かす為にも必要ではないでしょうか。

    「それさえも駄目だ、悲壮な覚悟の特攻も、餓死者続出の惨状も全て讃えるべきだ。」と考える人々にも、「原爆を落とされた私たちが悪かったのです。過ちは二度と繰り返しません。」の人々にも、どちらにも共感しかねます。

    いずれにせよ、70年以上も国民に「総懺悔」を強いたままでいる国などまともではありません。

  3. せい:

     全く言いすぎではないと思います。石破議員の安倍政権に対する言動にはうんざりさせられています。それに同調する議員もどうかしてる。進次郎議員に関しては、とっとと離党しろよと思います。野党議員となにやら審議中に話していたり、反安倍の本をこれみよがしに読んでいたり、くだらない。彼が政策として提案したのはこども保険というただの増税案だけ。あほかと思う。彼の頭にあるのはどうしたらマスコミ受けするか国民受けするかだけ。単なるポピュリズムで動いているだけ。政治家としての信念はまるでない、ただの政治屋。
     安倍総理の3選は間違いないとしても、1年後の参院選は勝てるかと不安ですね。ネットが普及して地上波のフェイクニュースにだまされない人が増えてきたといっても、モリカケであれだけ支持率が落ちたのも事実なわけで。まだまだ情弱な層にとって地上波の影響力は強い。オールドメディアをどうにかしないと、杉田議員のこともありますが正しいことが捻じ曲げられそれが事実のように世の中に浸透していってしまいます。前田喜平もなぜか官邸と戦った勇気ある人のように持ち上げられている。反安倍ならばなにをしても無罪放免の様相です。恐ろしい世の中になったと思います。安倍総理の任期中になんとか日本を正しい方向にもっていってほしいですが、難しそうです。安倍総理の後継者はいるんでしょうか。遠藤さんが期待される総理の器たる議員はおられますか?

  4. 飾り鮭:

    石破の「醜悪なご面相」
    これでサミットに出るのかよ。

    面相も大事ですよ、一番ね。