だからシンガはダメだって
■第7回 救国の提言講演会<関西>
日時 平成30年6月10日(日曜日) 午後13時30分(10分前開場)
場所 神戸市勤労会館3階(地図は施設概要を参照)
■第8回 救国の提言講演会<東京>
日時 平成30年6月17日(日曜日) 午後13時30分(10分前開場)
場所 文京区シビックセンター3階(地図は案内図を参照)
~第7・8回 共通の項目~
内容 ニュースの見方講座「韓半島・中共・米国と日本」
政治の話し方講座「陳情ってどうやるの?」
参加費 1,000円(資料代・お茶代・お茶菓子代込み)
申込み 参加お申し込みページより
ご氏名、参加人数をお知らせください。
ほらね。だから米朝首脳会談の開催日時と場所を発表する直前から「来月中旬にシンガポール(星国)らしい」と漏れ伝わったことに対して私は、北朝鮮は了承したのかと疑問を呈したのです。そして、発表後も再度「星国開催というのがどうしてもひっかかる」と申しました。
それは、決して朝鮮労働党の金正恩委員長が搭乗する専用機の航続距離(星国まで飛べないかも)問題などが原因ではありません。
もう一度申しますが星国は、北朝鮮にとって密輸の現場であり、米国に探られたくないことにあふれています。板門店のように韓国の文在寅大統領(北朝鮮工作員)が全てを「お膳立て」してくれるような舞台にはなり得ません。
米国が星国開催を発表したことで、北朝鮮に会談中止をいいやすくさせたようなものです。さて、そこでどのような言い訳を持ち出すか。北朝鮮の問題はそこにありましたが、何でもよいなら理由には事欠きません。米韓軍事演習の爆撃機投入や米政府の交渉前態度など、本当に何でもよいのです。
これが「揺さぶり」の常套手段に過ぎないか、それとも本気で会談中止を示唆せねばならないとすれば、前段としての韓半島(朝鮮半島)南北閣僚級会談を直ちにやめたのは、やはり北朝鮮内部の事情と絡んでいるでしょう。
半島統一への期待は、韓国国民よりも北朝鮮人民のほうが大きく、人民にとっては満足にご飯が食べられるようになるか否かの死活問題(甘い夢)でさえあります。仮にその期待の声が大きくなり過ぎたとすれば金体制は当然抑えにかかり、結果として内部向けに中止が報じられたと考えるべきです。
この人民の或る種の浮揚感は、金体制を不安定にさせ、よって日時も場所も公表されてしまったところへ金委員長がのこのこ出かけて北朝鮮を留守にできるか、という何度も申し上げた根本的な問題がやはり露呈してきます。これは決して軽い問題などではありません。
北朝鮮の戦略としては、中止を直前までいい続けて開催に持ち込むという手があります。米朝首脳会談の開催可否は、何度でも申しますがまさに開かれるまで予断を許さないのです。
最後にもう一つつけ加えますと北朝鮮の誤算は、文政権という自分たちの工作政権が愚か過ぎたことであり、以前にも指摘したわが国で全く報じられていない「ドルイドキング事件(共に民主党党員のハンドルネーム『ドルイドキング』による記事コメント操作事件)」が一大疑獄事件化(文大統領への弾劾?)しそうな勢いであることが北朝鮮の思惑通りに何も進まない現状の遠因となっています。
今しばらく注視が必要です。