沖縄の混乱の真実、世界へ

皇紀2676年(平成28年)10月3日

 映画『アマデウス』(ミロシュ・フォアマン監督)の音楽を担当したことでも知られる英国の名指揮者、サー・ネヴィル・マリナーが二日、亡くなられました。本年四月に来日公演をされたばかりでしたが、衷心よりお悔やみを申し上げます。

 http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/64226
 ▲沖縄タイムス:「首絞まっちゃうよ」 警察官、笑いながらロープで市民拘束

 沖縄県内で先鋭化してきた異常な混乱は、まず中共福建省福州市名誉市民の翁長雄志県知事(その正体は昨年九月七日配信動画を参照)の就任以来顕著になり、その前段として、中共や韓国でわが国を非難する演説しかしない旧民主党の鳩山由紀夫元首相が基地移設を巡り、その引き金を思いっきり引いたと申せましょう。

 それらを煽る装置が沖縄タイムス琉球新報であり、煽られた情報を朝日新聞社が追いかけて世界へ発信してしまいます。海外紙・通信社の記者は、今やほとんどわが国に駐在していないため、この「よく分からない極東の島国」の情報をこれらに頼ってしまうのです。

 扇動装置が書く「市民」たちの在日米軍基地への抗議は、狡猾にもわが国自体への抗議へとすり替わり、いかにも「日本は市民を暴力的に弾圧する国」のように伝えられ、安倍晋三首相を「極右」と決めつけた間違いにうまく乗って、世界的な非難の仕組みが出来上がってしまいます。

 では、国頭郡東村高江で起きていることの真実は、一体どこにあるのでしょうか。

 まず九月十九日記事で申したことが一つあり、扇動装置でさえ無視できなくなった県民のもう一つの声、すなわち「抗議活動は村民の日常生活の迷惑だ」という現実があります。警察が「市民」と称する破壊活動家たちを或る程度排除しなければ、むしろ職務怠慢のそしりを免れないほどなのです。

 そして、本日はさらに深刻な村民の声をここでご紹介します。

 https://www.facebook.com/keijiyoda/posts/1126837504019030
 ▲依田啓示さんのFacebook:沖縄県北部のヤンバル(山原)という地域には、メッシュサポート(ドクターヘリ)と言われる尊い浄財(寄付)によって運営されている素晴らしい活動が……

 東村でパイナップル農家を営む依田啓示さんは、破壊活動家への抗議を、扇動装置に「暴力行為」であったかのように書き立てられた経緯があり、むしろ活動家の暴力行為こそほぼ野放しで、島内北部の過疎地域に於ける医療体制にまで大変な影響が出ていることを警告しています。

 私が思うに、彼は活動家たちによって連日続けられる異常な行為から平和な村を取り戻したいだけでしょう。活動家は、やれ「平和のため」「アベ政治を許さない」と言うのですが、彼らの存在自体が平和を壊し、島民にとって許されないものに成り果てています。

 これこそが真実であり、依田さんがおっしゃる通り「市民」の正体は「テロリスト」でした。

 この現実を、まず私たちが知らねばなりません。そして日本人の声として、世界へ発信しなければならないのです。沖縄県内でテロが頻発する背景を。

 私たち日本人がよく知らないでいるから、中共の対日工作にやられてしまうのです。

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『沖縄の混乱の真実、世界へ』に3件のコメント

  1. 奈々子:

    沢山の日本人ではない、現地民ではない高額の日当目当ての「市民」が押し寄せていることも世界に伝えて欲しいものですね。少なくとも米軍に伝わっていれば良いのですが。

    現行憲法下の交戦権が与えられていない自衛隊だけでは日本は守りきれないのです。米軍は必要なのですから。

  2. 心配性:

    >煽られた情報を朝日新聞社が追いかけて世界へ発信してしまいます。海外紙・通信社の記者は、今やほとんどわが国に駐在していないため、この「よく分からない極東の島国」の情報をこれらに頼ってしまうのです。

    日本は世界第三位の経済大国で、本来ならばそこそこ存在感のある国だと思うのですが、よほど軽視されているのか、まともな外国人記者は日本に殆ど残っていないようです。

    いたとしても、プロ市民記者だったり、欧州の過激派のシンパだったり、「日本会議」や「在特会」だのの、天下国家の大事とはおよそ関係の無い地味でマイナーな話題を、百倍にも二百倍にも誇張して国際社会に垂れ流す記者だったりが、「軍国主義の黒雲に覆われた日本」を喧伝しているのですから、日本の安全が日々脅かせれて当然です。

    数年前、「毎日新聞WaiWai変態報道事件」と呼ばれるものがありました。

    オーストラリア人のライアン・コネル氏をはじめ、欧米人など、毎日新聞英語版の記者たちが、日本女性は異常性欲の塊で、変態で、母息子などの「近親相姦」もごく一般的に見られる現象だ、といった「差別報道」を、10年近くに渡って英語で世界中に拡散し続けた犯罪的行為が批判を浴び、コーナーが廃止された事件です。

    この「日本女性差別報道」は、海外で大変な人気を博したようで、「面白いコーナーだったのに何で廃止になったのか?」「この報道は差別じゃない。毎回楽しみにしていた。」といった欧米の熱心な読者による‶嘆き”も聞かれました。

    この当時、殆どのテレビや新聞が毎日新聞の外国人スタッフによる「日本女性差別報道」を無視しましたが、当時有田芳生氏もブログで、毎日新聞に同情し、抗議者らを「背後から銃で狙う様な卑怯者」であるかの様に批判していました。
    また、「日本人の韓国人差別や中国人差別は酷い」と舌鋒鋭く批判を続けていた、欧米出身の大学の先生も、「日本女性差別記事」を書き続けた記者達を必死に擁護していました。

    当時殆どのメディアが「報道しない自由」を行使していた為に、結局、日本国民の多くが今でも全く知らないままですが、当時「ミヤネ屋」だけが、毎日新聞社前で抗議する某「市民団体」の様子を紹介したようです。
    ちなみに、その「市民団体」というのは、今や「嫌韓の扇動者」「ヘイトスピーチ団体」として悪名を世界に馳せる「在特会」です。
    当時は、日本女性を差別する毎日新聞と戦っていたわけですね(苦笑)

  3. 心配性:

    私は、沖縄の基地問題は、一度「パンドラの箱」を開けてみるべきだと思います。
    右も左も関係なく、全ての「利権」を、一度テーブルの上に豪快にぶちまけるべきだと思っています。
    小池都知事ではありませんが、それこそ「利権追及チーム」でも作って、沖縄全体にびっしりとこびりついた「垢」を擦り落とし、「膿」を出すべきだと考えるのです。

    きっと、自民党も、共産党も、中国も、沖縄タイムスも真っ青になるかも知れませんが、いつか誰かがやるべきではないでしょうか?

    その上で、可能な限り米軍基地の海外移転、縮小を進め、基地負担の軽減を図るべきです。