対日憎悪を扇動されると…

皇紀2676年(平成28年)7月4日

 バングラデシュの首都ダッカで発生した破壊活動(テロリズム)により亡くなられた全ての方がたに対し、衷心よりお悔やみを申し上げ、そのご家族の皆さんにお見舞い申し上げます。

 極めて注視すべきは、襲撃された方が「私は日本人です。撃たないでください」と発言しても殺害されてしまったという目を覆いたくなる現実です。激しい怒りを禁じえません。もはや日本人であることが「虐殺の除外対象」にはならないということです。

 ダッカと聞いて私が最初に思い出したのは、昭和五十二年にわが国の恥ずべき連合赤軍が起こした日本航空機ハイジャック事件であり、福田赳夫首相(当時)がテロリストの言いなりにしてしまった超法規的措置でした。

 今やバングラデシュは、わが国のファストファッション企業らが製品の大量生産国に育てて久しく、そのような中で日本人も虐殺対象になったからには、海外駐在邦人の救出、或いは事件に巻き込まれる事態から回避する作戦の遂行が現行憲法(占領憲法)のままではできない現実を、一刻も早く正さなければならなくなったということです。

 http://www.sankei.com/world/news/160703/wor160703……
 ▲産經新聞:明治学院大准教授、慰安婦関連本の韓国語版を出版 朴裕河氏の著書「帝国の慰安婦」を批判

 このあまりにも厳しい現実の最中、まだなお「反日」「対日ヘイト(憎悪)」に余念がない人もいるもので、明治学院大学の鄭栄桓准教授(朝鮮籍=韓国籍ではない)の場合、南北対立と同族嫌悪もこれらに加わるでしょうか。

 例えば、私たち日本人を或る特定集団に危険視させるのは、ことほど左様に容易なことです。これこそがわが国で処分されるべき「ヘイト(憎悪)扇動」に他なりません。

 言論や表現、研究は自由であり、地方自治体を含む国家権力にそれらが一切制限されることなどあってはなりませんが、暴力を喚起するような言論に(禁書にするといったことではなく)私たちがどう接するべきかが問われています。韓国人も朝鮮人も厳しく問われているのです。

 

スポンサードリンク

『対日憎悪を扇動されると…』に2件のコメント

  1. きよしこ:

    明治学院大学といえば、参院選後に解散するといわれている「ただの反日団体」SEALDsの奥田氏の母校ではありませんか。私の高校時代の知己が進学したところなので悪く言いたくはないのですが、学生が学生なら教授も教授です。ここに限ったことではありませんが、明らかに国家破壊や民族間の憎悪対立を先導する関係者は力づくでも排除できるようにしてほしいものです。でなければ学生がかわいそう。

  2. 心配性:

    バングラディッシュのテロですが、やはり過激派と密接なつながりがあるバングラ野党関係者が大学生らを煽ったのが原因という意見もあるようですが、真相はどうなのでしょうか。
    いずれにせよ、人間は、煽られたり、感化されたりしてああいう残虐な行動に出るのですから、「煽る」という行為がどれほど危険かという事ですよね。

    日本国内はどうでしょうか?

    「レイシストに人権は無い。よって、個人情報を曝すのもよし、自宅を襲撃するのもよし」と主張し、憎悪と対立の火種をまき散らす人々が、「差別反対」だの「難民歓迎」だのと叫んでいますが、この様な人々に在日外国人のケアを任せておいたら大変です。
    煽られた(かどうかは知りませんが)在日外国人が、やはり戦争法案反対を叫んだり、政府批判を展開したりしていましたが、中には明らかにムスリムという方もいました。

    この国の治安を守る為には、保守派とムスリム社会が良好な関係を築き、それを維持し続ける事が最も重要だと思います。
    ‶恨の精神”の権化のようなしばき隊や極左過激派のような人々に、本来親日の人々を渡してはいけません。

    <バングラテロ>イスラム教の名汚した…日本のムスリム怒りhttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160704-00000022-mai-int