海保十一管区を最大規模に

皇紀2676年(平成28年)2月26日

 大阪市北区の芝田一丁目交差点(スクランブル方式)で二十五日午後十二時半ごろ、自動車が暴走し、つぎつぎに歩行者をはねました。現場はJR大阪駅や阪急梅田駅、ヨドバシカメラ、新阪急ホテルなどがあり、多くの人びとが行き交っています。

 実は当日、午前中に一仕事を終えた私が大阪駅からいつもとは違うルートで直前に歩いた場所です。いつもは地下街を通って茶屋町方面(日本政策協会事務所のほう)に進むのですが、なぜかこの日に限って地上を芝田方面に向かって歩いた直後の、恐らく秒単位の差で起きた事故でした。

 亡くなられた方に衷心よりお悔やみを申し上げ、怪我をされた方がたにはお見舞いを申し上げます。

 http://www.sankei.com/politics/news/160224/plt160224……
 ▲産經新聞:尖閣警備の海保11管区、全国最大に 24日に2巡視船就役、「尖閣警備専従部隊」完成へ
 http://www.sankei.com/west/news/160217/wst1602170075……
 ▲産經新聞:中国船3隻が領海侵入 沖縄・尖閣周辺に 海保の警告に「貴船は我が国領海に侵入」と 今月4日以来

 二十二日に「中央電視台CCTVの放送番組をしばらく見ていられるところにいた」と申してから立て続けに中共関連情報をあげましたが、日米がどう対抗するのかという話に転じてみましょう。

 米太平洋軍は、南支那海に最新鋭の攻撃型原子力潜水艦や、一部で「役に立たない」との評価もあるDDG1000(ズムワルト級ステルス駆逐艦)の前方展開を検討しており、しかしながら中共の侵略行為をやめさせるべく手をこまねいてはいません。

 一方わが国は、沖縄県那覇市に本部を置く海上保安庁第十一管区を全国最大規模にし、いよいよ「尖閣警備専従部隊」を完成させました。直ちに海上自衛隊を出せない日本国憲法(占領憲法)の限界により、いわゆる「安全保障関連諸法」を成立させてなお、まずは海保の警備行動に頼るしかありません。

 しかし、これでよいのです。以前から申していますように、中共は海警局の海警船を武装させています。これは海軍艦ではありませんから、単純に申し上げて海警船に攻撃されても日米安全保障条約は発動できないのです。

 つまり、わが国の海保巡視船も武装させて海自との連携が可能になる憲法問題の解決を目指せばよく、やはり法の議論は必ず必要であり、民主党や日本共産党ら野党五党は、一体何を考えて安保諸法の廃止を訴えているのでしょうか。初めから法案に賛成とは申さなかった私でさえ、野党に蔓延する「国民の安全を守らなければならない危機感」のあまりの欠如に驚かされます。

 同時に、石垣市尖閣諸島の整備を進め、人員の島内常駐ではなく海上警備の常駐で対抗すべきです。さもなくば中共を「不法行為のオンパレード国家」にしてしまいます。抑止できるか否か、私たちがどう考えるかにかかっているのです。

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『海保十一管区を最大規模に』に1件のコメント

  1. きよしこ:

    近頃は仕事の多忙と体調不良が相まって、なかなかテレビのニュースや事故の報道を確かめられずにいますが、どうやら運転手の男性が急性の発作を発症してしまったようです。時間を巻き戻せないことは百も承知ですが、図らずも加害者または被害者となってしまった人を思うといたたまれません。表現が不適切かもしれませんが、遺された私たちが、どうすればこのような事故を減少させ、心身に傷を負った方々に寄り添えるか、真剣に考えなければならないのではと思います。

    私自身も、あと一歩間違えれば加害者や被害者になってしまっていたかもしれないという体験がいくつもあります。それでも紙一重の差で「普通の生活」を享受できていますが、今頃になって安保法案廃止なんぞを訴えている野党の面々は、国民が「普通の生活」を送ることすら許せないというのでしょうか?

    どうやら菅官房長官が「増税で税収減なら消費増税見送り」を明言したようです。私の中では、この発言で増税延期は決まったと踏んでいます。あとは先生が過日ご指摘された「一票の格差問題」に惑わされず、衆参同日選挙に持ち込むだけです。私は次の世論調査での政党別支持率と、その結果を踏まえた安倍政権ならびに日本のこころを大切にする党の動向が楽しみでなりません。
    私たち国民に「普通の生活」を享受する権利すら与えられない政党や議員など無用の長物に過ぎません。