中共とカネと沖縄と韓国

皇紀2675年(平成27年)12月12日

 http://www.sankei.com/politics/news/151207/plt151207……
 ▲産經新聞:姿を現した2体の龍柱 那覇で設置工事完了 「翁長市政」で推進 中国向け?事業に批判も

 いわば「ここは中華人民共和国共産党に隷属する地域です」と表明するようなものを、約三億三千三百万円で建造されてしまいました。沖縄県那覇市の負担も雪だるま式に増えていたようです。

 申すまでもなくこれは、中共福州市名誉市民にしてもらった翁長雄志知事が那覇市長時代に計画してしまったもので、琉球王国のころ明の冊封体制にあった沖縄を想起させる忌まわしいものを血税で造り、それがほぼ中共企業に流れていったことを、大東亜戦争で県民も米軍と戦った記憶より何より、那覇市民はどう考えるでしょうか。

 その中共主導で設立予定の亜州インフラ投資銀行(AIIB)は、発行債券がまさかの「無格付け」で始まるというから驚くというより呆れます。

 わが国主導の亜州開発銀行(ADB)の債券が最高位の「トリプルA」格であるのに対し、結局のところ投資不適格な低格付け債「紙屑(ジャンク)債」以下で始まるAIIBは、資金調達も困難に堕ちるでしょう。

 これほどジャンク以下の債券を韓国が引き受けさせられるようですが、たとえ人民元を国際決済通貨の仲間にねじ込めても、中共主導のこの体たらくでは、現代の冊封体制も辛いものがありそうです。

スポンサードリンク

Comments are closed.