老壮年は十八歳に何を言う

皇紀2675年(平成27年)6月18日

 http://www.sankei.com/politics/news/150617/plt150617……
 ▲産經新聞:【18歳選挙権】学校の政治的中立、どう確保 「授業ですり込み」自民警戒

 選挙権年齢を「十八歳以上」とする改正公職選挙法が成立しましたが、私がこれまでに(ここでは申しそびれていましたが)提示した改正の懸念は、民主党・社民党系の日本教職員組合(日教組)と日本共産党系の全日本教職員組合(全教)がある限り、教育の政治的偏向を取り除かれないまま十八歳の青少年が投票の機会を与えられるということでした。

 しかし、それは二十歳以上とする現行制度でも変わりません。結果、若者はあまり投票に行かないのです。極左思想の刷り込みがあり、わが国を大切に思わないようになれば誰も政治に関心を持ちません。それがいわゆる「全共闘世代」との大きな違いでしょう。京都大学で暴れた学生たちは、いわば特殊なのです。

 そして、自民党は別の刷り込みを始めるのでしょうか。谷垣禎一幹事長の「主権者教育が大事だ」という言葉は、まさに大人のいい加減な言葉づかいで子供たちを傷つけるものです。

 自分たちのことぐらい自分たちで決めようというのと、我こそがこの国のあるじ(主)だと思い込ませることは全く違います。そのような利己的な人間になるよう、自民党は国民を誘導したいのでしょうか。

 恐らく違います。その言葉が何を意味しているのか深く考えずに話しているのです。それでも子供たちにとっては重要な意味を持つこともあり、また小学生であっても政治に自分なりの考えを持っている子はいるということを、私は経験上指摘しておかなければなりません。

 http://anti-security-related-bill.jp
 ▲安全保障関連法案に反対する学者の会:「学者の言うとおりにして平和が守れるかとけんかを売ってきた。このけんかは買うしかない」と山口二郎法政大教授(政治学)

 その上で申します。この人たちも自民党幹事長と同類です。イランまで攻撃の対象にしかねない法案に憲法学者が「憲法違反」と指弾するのは結構ですし、異論はありません。ですが、日本国憲法(占領憲法)下で既に朝鮮戦争時に戦死者を出していることや、わが国が米軍に基地を提供してきたことなどをもってしても御託を並べて「憲法違反」とすまして見せたことには、或る種の恥ずかしさすら覚えます。

 平然と「喧嘩を売ってきた」「喧嘩は買う」と言ってのけた「自称・平和主義者」がどこの世界にいるものか、と。子供たちにどう説明する気でしょうか。時には闘わなければ守れない大切なものがあるのです。山口二郎氏自らが第九条では自衛権を行使できないことの愚かさを証明しているではありませんか。

 もうこれ以上、憲法問題を避けて通れなくなったことに大人が気づく時です。

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『老壮年は十八歳に何を言う』に2件のコメント

  1. Ray:

    日教組と全教はニンマリでしょうか?何で今なのでしょうか?
    聖職者ズラした洗脳教師を少し退治してからでも遅くないのに…
    しかし、ウェルカム18歳で良いんだと思います。
    政治に興味を持ち、日本の将来に1票を投じる勉強を2年前倒しと私は解釈しています。
    (偽教師に対抗できるのは親・血族しかいませんので家庭でも会話してもらいたいものですし、教師が校内で特定政党への政治活動を行った場合の罰則も明確に厳しくしていただきたいものです)
    私が選挙権を与えられた時代は「親子でも夫婦でも干渉するべからず、自ら考え1票を行使する」のだと教えられましたけど、選挙の授業みたいな時間を設けられクラスで議論なんて時代は本当に変わりましたね~

    日本看護協会の皆様は明日、2015年ICN学術集会学術集会で韓国訪問らしいです。
    日経新聞電子版では日韓外相会議の議題がUPされ、目を疑うような内容の慰安婦協議がされているそうです。また日本は譲歩するのでしょうか?記事の信憑性は如何に~
    18歳しっかり!!!若い力を頼りにしています。

  2. ゆき:

    話題がそれて申し訳ありません。少子化の日本で大学院は中国からの留学生で潰れずにすんでいる、という記述が今月号中央公論の「大学の国際化」でなされていた。彼らが貢献しているというのだ。私費留学なら文句は言うまい。質が落ちるにしても日本人は故国を裏切らない。それなのに中国留学生には旅費を初め、かなりのお金がかけられている。1970年代に大阪のある国立大に留学した中国人が、スパイを働いていたことが最近暴露された。同じ大学に語学で半年そして東北で学んだあるイラン人は、カナダ―日本では無理だったようだーに移住し、そこの大学と日本の複数の大学の学術交流を取り持ち、彼の死後も交流は続いている。アフガンで大学図書館の副館長だった人も博士を取ったが、戦乱で帰国できず、司法通訳をしたり、語学を細々と教えながら高校で故国の戦争について講演し回った。昨年突然死したそうだが。恩義を感じ、日本に礼を尽くすこのような中東の人達と違い、隣国人は日本を利用するだけで、スパイすら働く。最初からそのつもりでなくとも、故国のためにスパイを働くような国から、なぜ大量に招くのか。大学が文部省の天下り先だから、役人が大盤振る舞いの予算をつけているのがわかる。大学院維持のため、税金を礼節もない隣国人に
    浪費し、それにより飯を食う大学教員。採用も不透明と書かれていた。自力で北米に渡った教員の話はあまり聞かない。客員教授なんて遊学のようなものだろう。潰れる大学はどんどん潰していけばよいのではないだろうか。