ほら、そこにも中共が…

皇紀2675年(平成27年)1月29日

 http://www.sankei.com/world/news/150129/wor150129……
 ▲産經新聞:【イスラム国殺害脅迫】中国、テロの飛び火警戒 「イスラム国」との戦い、口頭支持にとどまる 

 東南亜諸国連合(ASEAN)加盟十カ国の外相が「日本国民と政府を支持し、連帯する」との特別声明を発するに至り、破壊活動(テロリズム)団体「イスラム国(ISIS)」による日本人二人の殺害警告に対し、中韓はどのような反応を示しているでしょうか。

 と申しますのも、ISISに捉われてばかりいるといわば「思考の火事場泥棒」に遭うのです。目下のわが国政府も、決してこの事件にのみ労力を割いているわけではありません。他のあらゆる事態に対応しています。

 まず、極めて重要なのは中共の反応です。韓国政府が何を言おうと大した国際的影響力はありませんが、中共外交部がわずかに「人質が安全に釈放されることを望む」としか述べずにいることは、看過できない「これから」が待ち受けていることを忘れてはなりません。

 昨日記事で申した日本国内の政治家や活動家たちによる「安倍政権叩き」は、この事件を端緒にさらなる安倍晋三首相の求心力の高まりがあるかもしれない、と中共共産党が危惧し始めたことを如実に表しています。何度も申しますが、現下の日本左翼は、わが国私たちのことを考えているのではなく、中韓の工作員に扇動された人たちに過ぎません。

 そして、産經新聞社記事が指摘するとおり中共共産党は、旧東トルキスタン(新疆ウイグル自治区)をはじめとする過去の侵略問題を抱えており、人人は北京の横暴と戦い、北京はこれに対抗している最中です。

 よって共産党は、旧東トルキスタンとISISを結びつけ、「テロとの戦い」というフレーズで自らの人権侵害政策に国際的理解を得ようなどと画策しています。ISISにも共産党にも決して騙されてはなりません。

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『ほら、そこにも中共が…』に1件のコメント

  1. ゆき:

    ウィグル人亡命者は、東南アジアのルートをたどり逃げるようになったと昨年イリハム氏は言っておられた。しかし、ベトナムに中国の軍人が入り込み、彼らを逮捕していくのだとか。金を渡せば主権なんてどうでもいいという国が多い。ロシアも中国とタッグを組み、ウィグルを捉えると言う。日本に来る中国留学生に受け子がいて、口座の売買が犯罪につながることもわからぬというが、中国はどんな教育をしているのか、誤解でなく、やはり特殊な、恥知らずな国だと思う。思想教育の前に道徳、盗みは悪という基本を教えろよ、と言いたい。中国は儒教の国で、日本も恩恵を受けた…とあるテレビによく出る女性エッセイストが一面的な捉え方をするのを聞いて、こういうのがいるから視聴者もバカになるのだと思った。東京レベルは見ていてはがゆい。