拉致被害者家族の戦い描く

皇紀2671年(平成23年)9月18日

 http://sankei.jp.msn.com/life/news/110912/trd1109121822……
 ▲産經新聞:めぐみさんの母の戦い描いたDVD「拉致~」 全国で無料レンタル

 わが国政府の旧拉致問題対策本部が平成20年に企画・制作したアニメーション映画『めぐみ』は、多くの人々に観てもらおうと無料配布されていますが、民主党内閣の発足で改組、予算増額になったはずの現在の対策本部は、あまりにも何の成果も上げていないことから、新たな作品を別に作ることで再度啓発しなければならなくなったと思われます。

 http://www.rachi.go.jp/jp/megumi/
 ▲政府 拉致問題対策本部:アニメ「めぐみ」ダウンロード

 拉致問題担当の山岡賢次国家公安委員長は、今月4日に開かれた拉致被害者家族会などによる緊急国民集会で、準備された原稿をあくまで棒読みし、何の策も提示しないまま早々に退席してしまいました。

 拉致被害者ご家族の方々の失望とお怒りは、お察しするに余りあります。私は街頭で署名を求めた時にもここでも、何度も申してきたことですが、ご家族はあまりにも長い時間、拉致されたわが子や兄弟姉妹、わが親や親戚を待たれました。もうこれ以上待っていただくわけにはまいりません。

 それが、新作『拉致 私たちは何故、気付かなかったのか!』(日本コンパクトディスク・ビデオレンタル商業組合企画・制作)という題名にも表れています。誰もが、まさか北朝鮮の工作員がわが国に侵入し、人を物のように盗んでいたとは気づかなかったでしょう。これは、北朝鮮を擁護する論調の方々がよく用いる、まさに「人権問題」に他なりません。拉致された日本人の人権は問題ではないのか、と。

 私たちは、この事件の存在を西村眞悟衆議院議員(当時)が初めて国会で追及した時から、その「まさか」を思い知ったのです。横田さんたちの訴えに何度でも耳を傾け、わが国政府にどう対処させるべきか、もう一度考えようではありませんか。

「9.25 日本の再生と甦り」集会&デモ行進
 と き  9月25日(日曜日)
      集会=午後13時より デモ=15時より
 ところ  奈良県文化会館
      近鉄奈良駅1番出口から東へ徒歩約5分
 登壇者  南出喜久治 辯護士、佐藤素心 吉水神社宮司
      遠藤健太郎 真保研代表 ほか
 主 催  頑張れ日本!全国行動委員会奈良本部
      救う会奈良

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『拉致被害者家族の戦い描く』に2件のコメント

  1. tom-h:

    >まさか北朝鮮の工作員がわが国に侵入し、人を物のように盗んでいたとは気づかなかったでしょう。これは、北朝鮮を擁護する論調の方々がよく用いる、まさに「人権問題」に他なりません。拉致された日本人の人権は問題ではないのか、と。

    正にこの通りで、北朝鮮の人権を重視する連中はすぐ何かとレイシズムとか言いますが、自分たちこそ日本人の人権より北朝鮮人の人権が大事というレイシズムに他なりません。

    それだけならまだしも、彼らは実際は飢餓に苦しんでいる北朝鮮人民よりも金正日体制を持続させることが大事なのですから、実際は単なる独裁や共産主義の肯定でしかないんですよね。

  2. 人権法案廃案に!:

    はじめまして。
    ブログを何度か読ませて頂いております。

    人権、差別、平和、という輩に限ってその逆の事をしようと企み、実行に移しているものです。
    奇麗事を言う奴等は皆怪しい。

    自分の悪を隠し、人々を騙す為に偽善をほざくのです。

    こうやつらが日本のマスコミで持ち上げられているのを見るたびに虫唾が走り、気分が悪くなります。

    悪意に満ちた気持ちの悪い奴等がこの国の見えざる所で実権を握ってしまっている。
    真実を知ると愕然としますが、悪い事は長く続かない、彼らの終焉が迫っている。

    そう、思っています。