鉢呂経産相は辞任せよ!

皇紀2671年(平成23年)9月10日

 http://www.asahi.com/politics/update/0910/TKY20110909……
 ▲朝日新聞:鉢呂氏「放射能つけちゃうぞ」 「死のまち」発言は陳謝

 鉢呂吉雄経済産業相は9日、事故を起こした福島第1原子力発電所の周辺市町村を「死の町」と表現したことについて、野田佳彦首相の指示に従い撤回、陳謝しましたが、その前日夜、視察時に着用していた防災服の袖を取材記者たちになすりつけて「放射能を分けてやるよ」、或いは「放射能をつけちゃうぞ」などと言い放っていたことが発覚しました。

 野田民主党内閣の発足を取り上げた3日記事の中で、鉢呂経産相が北海道教職員組合(北教組=日教組・北海道)から3年間に総額1200万円超の個人献金を受け、政治資金収支報告書の記載にも虚偽があったことにより、氏の閣僚登用を特に許し難い人事のうちの一つと申しました。

 この件は昨年3月に発覚したものですが、同じ時期に北教組が民主党の小林千代美衆議院議員(当時)に1600万円を渡したことが、政治資金規正法第21条違反に当たるとされ、北教組関係者4人が逮捕、北教組そのものも起訴、公判請求されて有罪判決が確定しています。結果、小林代議士は議員辞職しました。

 鉢呂経産相がなぜ罪を逃れられているのか知りませんが、同年11月に起きた北朝鮮の韓国延坪島砲撃を「砲撃戦は民主党にとって神風だ」と発言したことからも、口先では「反戦平和」「日本は韓国に謝罪せよ」などと叫びつつ、私利私欲・党利党略のためなら他国の戦争を平気で笑い飛ばす神経の持ち主としか思えません。

 まして、鉢呂経産相はもともと農業協同組合の職員だったことから、地元では「農業の鉢呂」と言われてきましたが、政府が主導して放射性物質の除染をしないがために苦しんでいる福島県下の農家を前にしても「放射能をつけちゃうぞ」などと吐き捨てられるのでしょうか。何の目的で旧日本社会党から政治家になったのか、全く存在価値の見い出せない人物です。

 11日に投開票される岩手県知事選挙では、小沢一郎元代表の強い影響から、再選を目指す現職の達増拓也候補(民主党推薦)が当選して終わるのかもしれませんが、このような民主党内閣との太い関係を期待して震災復旧を望んでも、何らよい結果は待っていないと知って下さい。

 建前では「国民の生活が第一」と言いながら、本音はこの始末であり、決して鉢呂経産相だけが狂っている政権ではありません。私はこれからも民主党内閣の打倒を目指し、とりあえずの衆議院議員総選挙実施を訴えます。

 http://www.shinhoshu.com/2011/09/post-216.html
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