菅民主党内閣の腐った外交

皇紀2671年(平成23年)7月28日

 http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011072700373
 ▲時事通信:拉致担当相、職員の同行確認=中井氏の北高官接触

 衆議院予算委員長の中井洽元拉致問題担当相が今月21日と22日、北朝鮮の宋日昊と中共の吉林省長春市(中井委員長の出身地である旧満洲国の新京特別市)で密会していたのではないかとの疑惑が浮上しています。

 少なくとも27日に開かれた衆議院外務委員会では、外務省から内閣府の拉致問題対策本部に出向している職員が中井委員長に「休暇」と称して同行しており、その職員は北京語よりも韓国語の専門家であることが判明しました。

 さらに、彼は帰国直後から29日まで韓国に出張しています。一体どうなっているのでしょうか。

 概して新聞報道では「二元外交だ」「菅直人首相は拉致問題を悪用して政権延命を謀っている」との論調で批判的ですが、二元も何も、自民党の安倍内閣から一貫して政府は経済制裁も含めて主導的且つ決定的な解決策を講じていません。

 しかも、宋日昊なる人物は、果たして今でも北朝鮮政府内で主流にあり、日朝交渉の一切を任されているのでしょうか。随分前に主流から外され、彼と交渉しても何もならない、と私は聞きましたが。

 私は、菅首相をはじめ地方議員まで使った民主党そのものが北朝鮮の資金源となってきた可能性を指摘し続けてきましたが、この党に所属する(自民党もだが)いかなる議員が対朝交渉する限り、決して拉致被害者の全員を帰国させられるとは思えません。仮に中井委員長が菅首相の密命を受けていたにせよ、その内容は拉致被害者ご家族を莫迦にするような、つまり政権延命になどまるで繋がらないものだったに違いないのです。

 本当に真剣勝負で拉致被害者の全員を取り返す秘密指令だったならば、これほどこの種のボロが出るでしょうか。外務省も決して無能ではありませんから、隠す時は本気で隠します。

 日本国憲法(占領憲法)では、国民(臣民)が他国の工作員に拉致された場合、自国の力だけで事件を解決することが出来ないのですが、民主党は、自民党とは違う「政治主導」「脱官僚政治」「脱しがらみ」を掲げて私たちに政権交代を促し、まんまと成功しました。

 しかし、実態は(私は交代以前から「民主党は自民党の劣化版だ」と街頭でも訴えてきましたが)「官僚を悪用」「永田町と霞ヶ関の指示連絡系統を破壊して混乱させているだけ」「自治労や日教組、韓国民団、国際テロ組織の元連合赤軍関係や革マル派らとのしがらみだらけ」だったのです。

 日本国憲法を「憲法」と呼称する現状からの脱却へ国民世論を動かしうる政治を目指すどころか、憲法を語る資格もないような政治を平然とする民主党に、私たちはもう騙されてはならないのだということを、是非とも皆様でご議論下さい。

 まだまだ増税を企み、ましてB型肝炎患者たちを人質にとるような増税議論に持ち込もうとする民主党の卑劣さは、もはや筆舌に尽くし難いのです。絶対に許してはならないのです。

 http://www.youtube.com/watch?v=KlNu1FHQpKA
 ▲ケーブルテレビ局「日本文化チャンネル桜」:【頑張れ日本】7.23「 頑張れ日本!」関西統一行動報告(7月25日放送)←僭越ながら、私が街頭演説に立たせていただいた場面も25分ごろに出ております。

スポンサードリンク

Comments are closed.