心機一転がんばります!

皇紀2670年(平成22年)5月7日

 5日記事にて、私は「これまでのような政治ブログの形態を終了させたいと思います」と申しました。では、どのような形態で発信していくか、ということです。

 現在、日本に於けるブログの役割はさまざまでしょう。ツイッターのような発信形態も登場しましたが、よほどインターネットにかじりついていない限りその機能を生かしきることはできず、私のように常時チェックする時間がないと大した魅力を感じません。

 そんな中で、一体どれほどの日本国民が政治ブログを読んでいるのか、という疑問は以前からありました。私がやってきたことは、いわゆるビジネスのチェーン展開にあるドミナント政策(地域を限定して集中出店する戦略)のようなものであり、日本国家の問題を扱ってきたにもかかわらず、果たしていつまでもそれでよいのかと自問してきたのです。

 特に政治ブログを読むほど政治に高い関心があるわけではないという方々にも、日本国家の基軸が何にあるべきかを伝え、認識を共有していくことを考えれば、おもいきって娯楽や生活分野のカテゴリーに飛び込んでいこうと思います。

 これは、私が街頭演説をする際、常に心掛けてきたことでした。できるかぎり平易に、時には流行の事象を例にとってでも語ってきた基本的な私の姿勢です。それをインターネット上でも体現する試みに打って出ます。

 在日米軍普天間飛行場の移設問題をめぐり、いよいよ鳩山由紀夫首相の発言の軽さがメディアでも取り上げられ、民主党の山岡賢次国対委員長の沖縄県民を莫迦にしたような発言までもが、しっかりと問題視され始めました。多くの日本国民が政権交代への失望を抱いていることでしょう。

 しかし、ではどうすべきなのかが分かりません。ほとんどの国民に長期的な国家展望を考える時間などありませんから、つい民主党への政権交代に乗ってしまったのですが、これもダメとなると、もはや歩むべき道も光も失ったようなものです。

 この間にも、政策をときどきに変節させる小沢一郎幹事長が無為無策に時を過ごしているわけなどありません。今ごろになって「対案を」などと寝とぼけている自民党との間で、参議院議員選挙後の勝手な政界再編を思案しているに違いないのです。

 私は「この国は日本である」と言えるか、と問い続けてきました。それは決して内向的な話ではありません。米軍による占領統治の続くような国が経済大国であり、常に弄ばれて没落していくかもしれないという全世界規模の危機と、地球を守ることと人類の生命の継承を守ることの教えがわが国にありながら、全世界に啓蒙することもしない大罪を問うているのです。

 普天間問題にしても、なぜ誰も占領憲法下で鳩山内閣の言う県外も海外もないと言わないのでしょうか。米軍のいやがることは何もできません。そして、米軍が日本をもぬけの殻にしたがれば、その時は黙って従うしかないのです。

 このような日本に、平和環境も語る資格などありません。ところが、本来ならそれを全世界に発信する「祭祀」が日本にあるのです。天皇陛下のご存在は、まさにその証明ではありませんか。

 ということは、ますますもって政治ブログで語るようなことではないとも言えます。今後、ブログランキングから閲覧に来て下さっていた皆様には、何卒拙ブログをブックマークしていただきますよう御願いします。どのカテゴリーに出没するか分かりませんので、あしからず。

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『心機一転がんばります!』に9件のコメント

  1. ストリートマン:

    石破元防衛大臣には驚きました、代案?自民党が決めた事を否定する、民主党に合わせて自民党が何故「代案」を作らなければならないのか?こんな人材しか自民にも居ないのかと愕然としています。まあ田母神氏を切る様な「党」ですから仕方がないのですが今頃「民主党」に政策で戦う施政も見えません。

  2. KAZZ:

    遠藤さんいつも欠かさず拝見しております。なぜなら子供のころから、何かおかしいなと思ったことの答えを出すのに、遠藤さんのブログから得られる見識が必要だったからです。微力ながら「日本ってこうなんだよ」という本来の姿を文化的な側面から外国の友人に知らせようと、粗末ではありますがブログを使って情報発信するようになりました。目の前の政局や政争に翻弄されて、本質的な我が国の問題について考える機会のない人も多いのでしょう。心の中では日本が好きでも、それが言えない人も多いです。「千代に八千代に」生き続ける日本を守るべくできることはやっていきたいと思っています。応援しています。これからも頑張ってください。

  3. 愛國市民:

    遠藤 様これまで、幾多もの「正論」の数々を全国、いや全世界に向けて発信されてこられたこの貴ブログは『日本人としてのあり方』・『日本の本当の国益』を考え、我々の生き方を考える上で、”大変重要な存在”であったと存じます。いつも勉強になりました、ここに感謝申し上げます。いまは貴殿の決断を尊重し、ささやかながら応援させて頂きたい気持ちで一杯です。貴殿の今後の益々の御活躍、祈念しております。

  4. 羅漢山:

    遠藤健太郎殿、お久しぶりです。かれこれ1年ぶりくらいになりますでしょうか?夏の参議院選挙で小沢の野望を阻止し、その後の事を考えると神出鬼没でいろんなカテゴリーで真正憲法を広めてゆくのがいいでしょう。きっと、これまで見えなかったモノや新しい発見がありますヨ!さっそくブックマークしておきます。

  5. ぶた:

    そろそろ辞めるの?顔を何回変えたの?

  6. KEN:

    【日本を】『日本解体法案』反対請願.com【守ろう】http://sitarou09.blog91.fc2.com/にリンクが貼られていますので僕はいつもここから入ってランクリしていますよ。他のカテゴリーに行かれるのもいいですが、政治のカテゴリーが一番レベルが高いと思います。あまり見ていないカテゴリーでは意味がないと思います。僕は政治のカテゴリーでやっていただきたいです。ご検討をお願いいたします。

  7. matu:

    何か発信してくださるであろうと、お待ち申し上げておりました。「心機一転」 にどれ程嬉しく思っていることか。。「この国は 日本であるのか」この思いを共有し 進んで行きたいと思います。

  8. 普通の日本人:

    日本人が本来の日本人に戻るために、幅広い展開が必要でしょう。単に防衛問題、政治問題だけでなく、家族、文化、そして祭祀と。すべては雛型でありますから。家族問題がとりわけ重要ですね。

  9. knnjapan:

     実は芸能・娯楽系ブログのランキングアクセス数は、政治ブログランキングを遥かに超えています。ケタ違いなんです。 1人でも多くの皆様に「日本」を広めていこうと考えれば、これまでご支援いただいてまいりました皆様のさらなるご支持が必要かと存じます。何卒ご協力下さい。 そして、このコメント欄を、政治ブログ以外で情報を拡散する手段として、皆様にもご活用いただければと思っています。請願や陳情などの情報は、これからも提供してまいりますので、重ねて皆様のお力をお貸し下さい。