サル未満の政治家と官僚ら

皇紀2683年(令和5年)3月31日

国交省元事務次官、民間会社に国交省OBの社長就任要求か

国土交通省の元事務次官が昨年12月、羽田空港などのビル運営を手がける民間企業「空港施設」(東京都大田区)の幹部に対し、副社長の同省OBを社長に昇格させるよう要…

(産經新聞社)

 これが霞が関官僚のうち、利己的且つ悪意をもって動く一部の者たちのやり方です。総務省の旧郵政省系が「密造」した「怪文書」の正体も、これと似たり寄ったりなのです。

 国土交通省が許認可権を有する空港案件で申しますと、武漢ウイルス(新型コロナウイルス)狂乱に乗じた創価学会系企業の出鱈目検査(PCR検査)場設置であり、木下グループがあっという間に開設、占拠していったさまを、なぜ誰も指摘しなかったのでしょうか。

 異様なほど誰も何も言わないと申せば、二十九日記事で「更迭もの」と指弾した河野太郎デジタル相の暴言です。「大して騒がないでしょう」と申した通り、野党も報道権力も完全に見逃しています。

 それはさておき、もう一つ空港案件で申しますと、私がかねてより三越伊勢丹の伊勢丹に対して厳しい評価を下してきた(一例:平成二十四年十二月十九日記事など)のも、羽田国際空港の「イセタン羽田ストア」という全く集客力のない施設がありますでしょう。あれは、伊勢丹の某取締役と国交省の空港ビル利権が繋がっている証なのです。

 高島屋も大丸もあっという間に撤退した羽田空港で、唯一なぜ伊勢丹だけが「運営は真っ赤」なのに残っているのか、これでお判りになったでしょう。収益の上がらない店舗を温存するために、どこからどこへお金が流れ、その負担が利用者に回っているでしょうか。

小西氏、サル発言撤回も「切り取られた」法的措置示唆

立憲民主党の小西洋之参院議員は30日、国会内で記者会見し、週1回の開催が定着している衆院憲法審査会を念頭に「毎週開催は憲法のことなんか考えないサルがやることだ…

(産經新聞社)

 そのような官僚や官僚上がりの国会議員が全員悪いわけではありませんが、元総務省旧郵政系上がりで立憲民主党の小西洋之参議院議員の悪質性発露は、もはや留まることを知りません。だから二十五日記事で「ならば今後どんどん立民側のまずい話が出てきます」と申しました。

 まず、衆議院憲法調査会を「猿がやることだ」などと言い放ったことはもとより、小西氏自身が「私は憲法学者だが」と述べた部分こそが大問題です。私は、失笑を禁じえませんでした。え? 誰が憲法学者ですって?

 第二に、小西氏が「オフレコで、特に『人に猿はいけないですね』と撤回していたものです」などと開き直ったことです。は? 経済産業省から出向した荒井勝喜前首相秘書官は、同じくオフレコで個人の感想を述べただけで事実上更迭されましたし、野党も「辞めろ! 失せろ!」の大騒ぎでしたが、もうお忘れでしょうか? 記憶力が猿未満、鶏程度ということなのでしょうか。

 第三に、またまた指摘したほうを訴えると言っています。放送法の解釈云云で高市早苗元総務相を誹謗中傷したくせに、小西氏自身が大いに報道の自由に介入しようとしているではありませんか。

 このような手口で報道に圧力を加えるのを、立民は許すのですね? そもそも旧民主党時代から「報道を脅しあげるのは自民党より民主党のほうが酷い」と指摘されてきましたが、もう私たち国民の認識は、それでよいようです。

 これでも小西氏を参議院議員として立法府に置いておくつもりですか? 到底許されない国会に対する侮辱、報道への圧力を繰り返しています。前出記事で申したように「命を賭して責任を取ってもらわねばもう収まらないところまで自分たちで騒ぎを大きくした」のです。

 改めて小西氏の議員辞職を求めます。

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『サル未満の政治家と官僚ら』に2件のコメント

  1. 波那:

    「民主党政権は悪夢だった」で、間違いないです。改めて震撼する。我々は恐怖政権の中に居ることさえ知らなかった。あの頃まだネットが普及してなくて、国民は知らなかったですよね。

    「電波を止めるぞ」恫喝する輿石幹事長
    野田内閣①-c:輿石カーテン
    https://88moshi.hatenablog.com/entry/2019/02/27/224700
    2019-02-27

    「間違った情報ばかり流すなら、電波を止めてしまうぞ!政府は電波を止めることができるんだぞ。
    電波が止まったら、お前らリストラどころか、給料をもらえず全員クビになるんだ」
    (中略)

    それにしても、野田政権幹部のメディアに対する高圧的な姿勢は悪質だ。輿石氏は2月1日にも、朝日新聞の見出しが気に入らないとして、「またやったな!政治部長を呼んで抗議するからな」と吠えている。
     前原氏も、産経新聞に「言うだけ番長」と揶揄されて激怒し、同紙記者を会見から排除。与野党からの批判で撤回したが、政治家としての器量の小ささを、自ら曝け出した。
     さらにポスト野田の有力候補とされる玄葉光一郎外相も、2月9日の番記者とのオフレコ懇談で、沖縄の米軍基地再編問題に関する報道が気に入らないとして、「とくに共同通信の解説が酷い」などと、くどくどクレームをつけたという。
    以下略

  2. 横田一広:

    こんばんは!初の投稿です。宜しくお願い致します。人は失敗を糧として大きく成長していくものです。周りの上司・先輩・同僚は、反省があってこそ厳しく又は暖かく見守ってくれます。小西議員には、反省の言葉は、無いのでしょうね。私は、なんとかの課長補佐だったとか憲法学者とかそんな話をされるのを聞くとと思い出すのが海援隊が歌ってたJODAN JODANの歌の歌詞を思い出します。(笑)小西議員は、謝罪をして、反省もして潔く責任を取る事が肝要。評価は、自分でするのではなく、周りの人たちがしてくれるものです。