民共統一で裂かれる職場
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▲三万人のための情報誌『選択』:四分五裂する労組「連合」 化学総連に続いて「金属労協」も離脱
野党民進党の支持母体の一つである日本労働組合総連合会(連合)から、全国化学労働組合総連合(化学総連)や全日本金属産業労働組合協議会(金属労協)らがつぎつぎに離脱しました。連合結成以来の危機です。
理由は、上記『選択』誌記事が伝えている通り民進党が日本共産党と手を組んだためであり、共産党系の労組と因縁のある多くの労組が「民共統一」を著しく嫌ったからに他なりません。
十一、十二両日は、各所で自民党幹部がこの顛末をよく踏まえた上で民共統一を批判しましたが、私の地元の話で恐縮ながら、民進党が候補者擁立を見送った参議院議員和歌山選挙区で、野党統一候補は、和歌山弁護士会元会長で共産党系の由良登信氏に決まっています。
ところが、共産党は当然として社民党と生活の党が由良氏を推薦したものの、民進党和歌山県連は推薦要請を断って自主投票ということにしてしまいました。なぜなら、連合和歌山が明らかに共産党系の由良氏を嫌がったからです。
由良氏を立てた集会では、共産党が必死になって「野党統一候補」と謳い、さも民進党と連携しているように装っていますが、実のところ氏は、政府・与党に何らかの形で批判的な人が気軽に投票できるような候補者ではなく、自民党幹部が指摘する通り民共統一の正体は、ただただ共産党が組織を挙げて主導しているだけに過ぎません。
このような混乱は、今夏の選挙だけでなく今後はたらく現場にも広がっていくでしょう。金属労協に所属する五労組も連合を離脱したというのみならず、化学総連と日本化学エネルギー産業労働組合連合会(JEC連合)が連携を解消したことは、間違いなく石油化学コンビナートではたらく人びとを困惑させます。安全確認の意思疎通までもが崩壊すれば、人命にかかわる職場です。
かつて日本教職員組合(日教組)から共産党員が出て行って新団体(全教)を作ったように、共産党がわが国各地でばらまいた対立の怨念は、安易な迎合で党を形成してきた旧民主党の連中には猛毒でしかありません。その影響が、このように表れているのです。
皇紀2676年(平成28年)6月14日 11:44 AM
「日本共産党研究」…という本を読み、巻末の「共産党綱領」を読み、気付いたことがある!
全文の中に「アメリカ、米国」という国名が、批判めいた表現で、52ヶ所出てくる。
スターリン時代の「ソ連批判」が8ヶ所である。
一方、「中国」という国名は、長い綱領の何処を探しても出て来ない。
南シナ海や東シナ海で世界に脅威を与えている中国、核を開発した北朝鮮の後ろ楯になっている中国には、日本共産党は全く脅威を感じないらしい。
日本共産党は、中国の全てを容認する政党ばぼだ…政権を取らせたら、日本を中国に差し出す政党と思われても仕方あるまい!
日本共産党は、普通の野党ではない!!