有田議員は文春をも騙した

皇紀2676年(平成28年)6月12日

 http://www.sukuukai.jp/mailnews/item_5425.html
 ▲救う会全国協議会:「有田先生と私達の考えは違っている」孫との面会写真公開に対する横田ご夫妻コメント

 本日は、北朝鮮による日本国民拉致事件に関連し、日本共産党出身で民進党の有田芳生参議院議員(比例区選出 今夏改選組)が拉致被害者ご家族の横田滋さんと早紀江さんご夫妻のお考えとは全く異なるまま勝手に週刊文春に持ち込んで掲載させた「北朝鮮にいる横田さんのお孫さん」との面会写真について、横田さんご夫妻のコメントを取り上げます。

 まず、なぜ有田議員は、この写真を「横田さんご夫妻が所有していたもの」などと嘘の説明をしていたのでしょうか。ここに有田議員にとって最大の「まずいこと」がありそうです。

 この写真は昨年、訪朝した有田議員がその場で提供されたものである可能性が高く、つまり拉致事件を起こした犯人側である北朝鮮の金正恩体制の意向に沿って、有田議員がわが国で一般に公開させてしまったと見るべきでしょう。いくら何でも外務省が渡したりはしません。

 そして、有田議員の罪はさらに、掲載前後の対応を依頼した拉致被害者ご家族支援団体「あさがおの会」の方と週刊文春をも騙したことです。あさがおの会の方は、どうやら「横田さんご夫妻が難儀をしなくて済むようそちらで対応して」などと、横田さん抜きで話を進められるよう周到に手配した有田議員の策略に気づかず、その説明を信じて対応していました。

 全くの虚偽説明に踊らされて写真掲載に踏み切った文春は、今こそ有田議員のとんでもない活動実態を記事にすべきです。このような人物を再び「(今や死語に近いが)良識の府」に送り込んでよいのか、民進党に対して私たちもよく考えなくてはなりません。

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『有田議員は文春をも騙した』に3件のコメント

  1. きよしこ:

    今回の「写真流出」騒動で憤りを感じたのは、横田ご夫妻らに嘘をついたこと以上に、次期参院選に向けた演説会で配布した葉書の中に「推薦人」として横田ご夫妻の名を無断で使用したことです。あまり多くは申し上げませんし過激な表現は慎みたいのですが、やはりこの議員は「骨の髄まで腐っている」としか考えられません。

  2. 日本女性:

    文春がだまされたとは思えません。横田ご夫妻か、救う会の関係者に確認すれば済んだことです。それを怠ったのは文春側にもスクープをしたいというゲスな下心があって、有田ヨシフのオファーに乗っかっただけでしょう。節操のない週刊誌ですから。

    左翼は朝鮮人の人権を守るのに必死ですが、横田ご夫妻は愛娘のめぐみさんを拉致されたことで何度も何度も人権を蹂躙され、傷つけられ、大事にしていた孫やひ孫との思い出を踏みにじられているのです。それをおもんばかれば、文春の軽率な掲載も非難されてしかるべきではないでしょうか。

  3. まよねーず:

    文春砲などと持てはやされていますが、どうも情報提供されて、踊らされている文春というイメージが強いです。都合の良いように使われていると、つまり用日ならぬ用文です。何の根拠も無いんですけれどね。
    有田とか、香山とか、鳥越とか、茂木と聞いただけで、そっと閉じが普通の人ではないでしょうか。策略に踊らされているとしたら、あまりにも幼稚な人たち。