平和賞は信用ゼロですよ

皇紀2675年(平成27年)10月10日

 http://www.sankei.com/world/news/151009/wor151009……
 ▲産經新聞:【ノーベル賞】チュニジア国民対話カルテットに平和賞 「対話で紛争回避」 民主化政府設置に寄与

 ノーベル賞平和賞について、勝手な下馬評に「難民問題への取り組みを評価されて独国のアンゲラ・メルケル首相が受賞するかもしれない」などとありましたが、その難民受け入れで支持率が急落したメルケル首相に対する嫌がらせのような授与などありえません。

 今後の施策に期待して授与するという手口では、米国のバラク・オバマ大統領にくれてやった失敗から十分学んだはずです。全く意味がない、と。

 しかしながら平和賞と経済学賞は本当に無視したほうがよいでしょう。チュニジアのジャスミン革命こそ「欧米各組織が反政府勢力に武器弾薬を提供してやらせた血の革命」の典型にして中東・北阿の混乱の一因でしかなく、これほど明白になってもまだそれを「評価してほしい」という間違った感情で賞を与えたことは、まさしく「非平和賞」或いは「暴力賞」に値する恥ずべき行為です。

 それにひきかえ、北里大学の大村智特別栄誉教授と東京大学の梶田隆章教授がそれぞれ医学・生理学賞と物理学賞を受賞したのは、特に基礎系の学者なのでとても喜ばしい出来事でした。私としては、IPS細胞のようなものへの受賞には疑問が残るもので……。

 最後に、日本国憲法(占領憲法)九条の平和賞受賞と村上春樹氏の文学賞受賞は諦めたほうがよいでしょう。後者は単に『ノルウェーの森』が嫌いだった個人的な感想に過ぎない無根拠な言いがかりですが、前者は自衛隊も自衛権も認めた九条が賞を取ることでもう何も言えなくなるのが「九条団体」のかえって不利益になるから言って差し上げるだけです。

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『平和賞は信用ゼロですよ』に2件のコメント

  1. 心配性:

    ノーベル平和賞も政治臭満点で酷いものですが、ユネスコもおかしいですね。

    この度中国側が提出し、研究者らから信憑性に対する疑問が指摘されていた「南京大虐殺文書」が世界遺産登録される事となりました。
    これを受けて、中国や日本のメディアは「『南京大虐殺』が世界遺産に登録された」と報道していますが、既に「世界遺産の政治利用」が始まっているようです。

    その資料ですが、予想以上のしょぼさで、「え・・・これ・・?」という印象です。
    公開された資料を見た、中国を含む世界中の歴史研究者が固まる様子が目に浮かびます。
    彼らは今後「良心の呵責」やこみ上げる笑いとの戦いに勝たねばならないわけですが、良心の呵責に耐えられないと感じた中国の研究者には、日本への亡命や帰化をお勧めします。
    自由な日本で、思う存分本当の歴史を書いていただきたいですね。
    何冊でも、自由に本を書いてもらって一向にかまいません。

  2. ノッポ:

    九条の平和賞受賞 韓国の元首相も申請していたらしい(よその国の憲法に口を出さないで)

    ユネスコの「南京虐殺」が認定? ユネスコなんて脱退しましょう
    国連・FIFA・IOC・ユネスコ みい-んな賄賂、賄賂

    村上春樹氏の小説 昔読んでみましたが、全く良さが理解できませんでした。この人は日本が嫌いな人のようです。新しい小説が出ると ハルキストなる人達が大騒ぎしますね。