南京…遺産登録、なぜ?

皇紀2675年(平成27年)10月11日

 http://www.sankei.com/world/news/151010/wor151010……
 ▲産經新聞:「南京大虐殺」は登録「慰安婦」は却下 記憶遺産審査

 これが配信される頃には、多くの日本国民の怒りや疑問の声が沸き起こっているに違いないことは想像に難くありませんが、昭和十二年十二月の南京陥落に於いて、人口約二十万人だった当時の南京市で三十万人が虐殺されたというような類いのデマが記憶遺産に登録されてよいはずがありません。

 陥落時の日中双方死者は戦死であり、戦争以外の犯罪行為(大虐殺)があったとするには、陥落三か月後のスマイス報告(戦争被害調査)で南京市の人口が約二十五万人に増えたことも全く説明がつかないのです。

 このように反論するのは「右翼だけ」という印象操作も酷いもので、日韓両国が互いに煽ったいわゆる「慰安婦」にせよ、朝日新聞社までもが虚報を認めざるをえないところへきたほど出鱈目なものでした。

 現段階(十日午前)では、首相官邸から外務省を通して連合国(俗称=国際連合)教育科学文化機関(ユネスコ)に抗議し、分担金や任意拠出金の計約五十四億円を一時拠出凍結にする旨を伝えたとのことです。

 ただ、どの程度の熱量を帯びて抗議しているかは分かっていませんし、そもそも中共にイリナ・ボゴヴァ事務局長の籠絡をやられた以上、これまでの戦術のうち軍艦島などの文化遺産登録と同様にしくじりがあったと見られます。

 私はこの件に絡んで「わが国は昭和二年三月の南京事件のことを言え」と申してきましたが、すべて国民がこのようなことを教えられていないという一点をもってもう既に中共に負けていたのです。

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『南京…遺産登録、なぜ?』に2件のコメント

  1. 心配性:

    今日の読売新聞に、「世界記憶遺産」登録に関する問題点が列挙されていました。

    ・諮問委員会の人選が不透明
    ・諮問委員会メンバーに歴史学者がおらず、申請資料が史実かどうか見極めが困難
    ・諮問委員会の審査が非公開
    ・資料についての見解に相違があっても、当事者政府がユネスコや諮問委員に異議を申し立てられない
    ・申請資料の概要しか公開されず、第三者による検証が難しい
    ・登録が見送られた案件でも、繰り返し申請可能

    しかも、資料そのものの信ぴょう性は問われないよですので、まるで中国や韓国の為の「世界遺産」とも言えます。

    ぶっちゃけ「申請」すれば楽々通る可能性が高いので、味を占めた韓国政府が、早速「慰安婦証言集」などを登録申請するようです。
    恐らく登録され、対日カードとして「世界遺産」を悪用するのではないでしょうか?

    ところで、この「世界記憶遺産」とやらは比較的新しくできたようですね。
    ちょうど江沢民政権が反日愛国教育に邁進していた時代だと思いますが、嫌な感じですね。
    中国は「いつか南京のインチキ資料を山ほど登録してやろう・・・」と虎視眈々狙っていたのではないでしょうか。

  2. ゆき:

    経済大国なのに日本はまだ中国にODAを行っている。なぜなのか。戦争加害国ということで、いわゆる食い物にされているような気がする。そう未来永劫カードに使われようとしている。金を引き出すためと国民の政府への批判をそらすためのカード。詐欺窃盗の類の人間でも帰国すれば普通の感覚で住める国、モラルの教育をしない金金の国、多民族浄化を平気で進めているのに爆買いに余念のない国民、何か大切なものが欠けたまま、大手を振って進もうとするのは見過ごせない。関係者には踏ん張って打開すべく頑張ってもらいたい。