皇紀2672年(平成24年)9月5日
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2012090400270
▲時事通信:予算執行抑制、7日決定=地方交付税4.1兆円を延期-政府
安住淳財務相は四日、いわゆる「三党合意」を巡る与野党の決裂状態から今国会で特例公債法案が成立しなくなったことを受け、「できるがやってはいけない」とされてきた予算の執行抑制をちらつかせました。
その結果、まるで「民主党政権(財務省)に黙って従わなければこうなる」とでも脅迫するかのように地方への予算から執行の延期を表明したのです。これは財務省という巨大な組織を背景にした地方に対する凶悪な暴力行為でありませんか。
今国会のような場合、安住財務相は否定したが緊急避難的に短期国債を発行して対処すれば法案の成立は必要なく、政権与党がその責任を果たしきれず国会審議が止まってしまった場合、通例ではこのような脅し且つ報復、または幼稚な措置を講じずとも予算執行という国会最大の職責をまっとうしようとするものです。そのような意識が与党のくせに民主党にはまったくありません。
恐らく首相官邸と財務省の謀略でしょうが、随分と卑怯卑劣な手を考えたものです。これほど愚かな政権はかつてありません。皆様、これを絶対に黙って眺めていては駄目です。
自民党の谷垣貞一総裁が古賀誠氏らからまでも不支持を突きつけられたのは、あせってやった三党合意にこれまたあせって問責決議案を出し覆してしまったためで、順当に行けばあくまで「増税」合意を堅持する石原伸晃幹事長こそが次の総裁になるでしょう。これには自民党にも民主党にも脅威となる新党構想をもつ東京都の石原慎太郎知事の動きを(尖閣国有化も実行して)封じる目的もあります。
今回の執行抑制には政党交付金も含まれる可能性があり、これこそ野党へのけん制という以上にまさしく「新党封じ」に他なりません。軽薄な寄せ集めが増えることにはもともと異論がありますが、占領憲法(日本国憲法)の制定過程に瑕疵があるという問題意識を共有する真の政策集団の結成すら財務省と民主党の卑劣さによって封じられてしまうのです。
もう一度申しますが、これほど卑怯で無能な政権は初代伊藤博文内閣の頃から調べても見たことがありません。これは私たちが黙って「そんなものなのかしら」と眺めていられるような問題ではないのです。
皆様お住まいの地方自治体首長らにはたらきかけてでも、中央への反逆を企画しましょう。私の知る限り多くの地方議員が「もう次の選挙で民主党候補者へは票をまわさない」「やれるものならやってみろ、財務省の飼い犬は根こそぎ落選させてやる」と言って激怒しています。
これは絶対に許せない。
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皇紀2672年(平成24年)9月4日
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012090300024
▲時事通信:文鮮明氏が死去=統一教会の創始者-韓国
よく偉大な人物が亡くなられますと尊敬の意を改めて「巨星墜つ」というような表現をしますが、統一教会(世界基督教統一神霊協会)を創った文鮮明氏が死んだことは「巨悪墜つ」という書き方が最適だろうと私は思います。
これまでいかに思想信条が自分と合わない政治家や文化人でもお亡くなりになれば必ずお悔やみを申してまいりましたが、それが極めて「よくないこと」と知りつつ、どうしても私は文氏死去に際してご冥福をお祈りする気持ちになれません。不快と感じられた読者の方にはまことに申し訳なく思います。
統一教会とは、私が何度も申してまいりましたように(例えばこちらを参照)、わが国の保守論壇をただの「反共」という具合に致命的に劣化させた諸悪の一つであり、いわゆる「韓国右翼」です。世界本部を米国ニュー・ヨークに置き、北朝鮮域内出身の文氏が特に日米韓の政官財界に対してあらゆる政治工作を仕掛けてきました。
日韓の歴史問題などをめぐる対立運動の背後にも必ず彼らがおり、そのやり方は私が広く日本国民の認識とすべく訴えようとする手法とはまったくかけ離れた激情的で本来私たちの民族性にあえてなのか何ら語りかけないような類いのものです。それでも一部の人々が強く反応するのは「蓼食う虫も好き好き」ということでしょう。この「蓼食う虫」たちが実は「反日」の置石となって世論形勢に影響を与えてきたのです。
米軍が同盟相手とする日韓の両国をいわば分断統治するために暗躍したのが統一教会に他ならず、よってわが国の「反共保守」は改正してまでも占領憲法(日本国憲法)にしがみつこうと伝播してきました。わが国の基軸は近代化の過程で大日本帝國憲法に記されたのであり、占領憲法には虚ろなほど何もありません。
文氏が体調を崩し、後継者を巡る教会内の対立が始まってから韓国の李明博大統領の「反日」妄動は始まったという指摘を耳にしましたが、それが事実であれば日米韓の政官財界に対する統一教会の工作力が著しく低下していることを意味し、調整の窓口となる人脈を失いつつあるのでしょう。
創価学会からも池田大作氏の体調が悪く派閥争いが激化しているという噂は常に出ますが、文氏は池田氏と違って「まさしく教祖」であり、統一教会を叩き潰す絶好の機会がやってきたと申せるでしょう。ここで私たちが彼らを潰そうという声を上げなければ、俗に言う「保守大同団結」を目指す政界再編が非現実のかなたへと飛び去ってしまうのです。
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皇紀2672年(平成24年)9月3日
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120601/biz120601……
▲産経新聞:韓国・ポスコ“技術パクリ”疑惑 新日鉄との関係に亀裂も
高機能携帯電話(スマートフォン)をめぐり、韓国サムスン社製の「GALAXY」に対して米国アップル社の「iphone」が特許を侵害されたとして世界各国で裁判沙汰になっています。
その背景には、アップル社が話し合いで解決しようとしたにもかかわらずサムスン社がまるで応じず、故スティーヴ・ジョブズ氏の激しい怒りを買ったという事情があり、そもそもアップル社は裁判に乗り気ではありませんでした。現社長も「不本意だった」と述べています。
ところが米国では、強気だったサムスン社が敗訴しました。一方、わが国の東京地方裁判所はサムスン社による特許侵害を認めませんでしたが、今後「跳ね返り(バウンススクロール)」の特許について侵害の事実が認められれば、たとえ係争中の機種がそのうち古い型に落ちようとも、NECや富士通を蹴ったNTTドコモも方針の転換を迫られるかもしれません。韓国企業と組んだしっぺ返しです。
新日鐵が韓国ポスコ社に方向性電磁鋼板の製造技術を盗まれたとして提訴したのは本年四月のことでしたが、もともとポスコ社は新日鐵とJFEスティールの前身三社からの技術導入で作られた日韓国交回復記念企業であり、いわば彼らはその恩も忘れて新日鐵元社員から平然と技術を盗みました。その事実は別の事件で逮捕されたポスコ元社員が法廷で「流出したのは新日鐵の技術でありポスコのではない」と証言したことで発覚したのです。
また、化学繊維業界でも米国デュポン社がアラミド繊維製品に関する技術を盗まれたとして韓国コーロン社を提訴し、裁判所はやはりコーロン社に対して「今後二十年間の同製品生産・販売禁止」を命じています。
これら日米両国の事件に共通しているのは、元社員が韓国企業に引き抜かれて技術を盗まれたことです。業績好転を狙った人員削減が企業の生命線を脅かし、韓国や中共の企業はこれを利用しているだけだと言えるかもしれません。
一度破綻し国際通貨基金による非情な整理統合で誕生したサムスン社やLG社、現代自動車らは外資によって構成された新興財閥であり、外見は韓国人でも流れている血がアングロサクソンやユダヤ人であることを示しています。これが韓国経済の正体であり、まったく私たちのお手本となるべき代物ではありません。
ではなぜ彼らが日本企業にとって脅威となったか、これほど特許を侵害して平気でいられるのか、私たち日本人の今後なすべきことを提言しながら以下の予定でお話します。是非ご参集ください。
日 時 平成24年9月9日 日曜日
午前9時30分~12時 (開場9時15分)
場 所 神戸市勤労会館 四階
JR・阪急・阪神・地下鉄「三宮」駅より東へ徒歩5分
地 図 http://goo.gl/maps/6KYUV
講 演 「日本企業の展望と憲法」
遠藤健太郎 (真正保守政策研究所代表)
参加費 無料
主 催 真正保守政策研究所 日本精神復活推進協会
※ 当日、衆議院への占領憲法無効確認請願(本年11月11日)の署名にご協力ください。
詳細は真正保守政策研究所ウェブサイトをご覧ください。
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皇紀2672年(平成24年)9月2日
【コラム】
如何ともし難い運命に翻弄される登場人物たち
韓国人の国民性がもう嫌というほどよく分かった
えー、ただいま日韓関係が非常に悪くなっているわけですが、こうなるともう「坊主憎けりゃ袈裟まで憎い」ってなもんで、下手をすると韓国式焼肉も朝鮮漬けも食べないなんて人が出てくるわけです。
これまで私の中で傑作だったのが、イラク戦争の開戦に反対した当時のフランスを憎むアメリカ人たちが「フレンチフライドポテトの不買運動」ってのを始めたことですよ。ところが、この料理の起源はフランスではなくてベルギー。
無知というのはことほど佐様に恐ろしく、莫迦だらけの多数決で決めたことなんぞ危なっかしくて仕方がないわい。しかしながら、まぁこれがアメリカの言う民主主義なんですね。
で、韓国や中国がものすごい「反日本」の拳を振り下ろし続けてきたことに対して、わが国は「平和的解決を」とか「政治と文化交流は別です」とかいった具合に対応しようという声が圧倒的多数でこれまでやってきたんだけど、それがどう転んで竹島に不法上陸するまで韓国大統領を暴走させてしまったのか。
冷静に考えなきゃいけない時にこれをかき乱す声が必ずと言ってよいほど「○○するな」というもの。だから「韓国料理を食べるな」だったり「韓国ドラマを観るな」だったり。
もともと食べない人も観ない人もいいんだけど、それまで好んでいた行為をやめるからには正当な理由が必要でしょ。自分の行いに責任を持つのが自由な生き方の基本のはずなんですが、フランス人なんかに比べて日本人はそこがとても「甘ったれ」というか、だからあとで「お国に騙された」なんぞと平気で言って終わりにしちゃう、と。
私の場合もう十年ぐらい前になりますか、初めて観た韓国ドラマが『秋の童話』。編集や録音技術にかなりの難はあったが、そのあと『イヴのすべて』も『冬のソナタ』も笛木優子さんが出演された『わが家』も、かなりの本数をもちろんすべての回にわたって観て来たんじゃないかな。
それをやめたのが四年ほど前。理由は、韓国人の国民性がもう嫌というほどよく分かったからです。韓国ドラマは視聴者の意見によって脚本をシリーズの途中で変更することも多いそうですが、そうやって聞いているうちにどれも病気や事故、記憶喪失に遭う「如何ともし難い運命に翻弄される登場人物」だらけになってしまった。
これは朝鮮半島の歩んできた歴史と無縁ではない。地政学的にも中国大陸に現れては消えた国家に侵略され、統治され、いつしか日本海を越えた島国にまで併合されるほかなくなってしまった、と。しかし、それは「自分たちが悪いのではなく如何ともし難い運命であった」と韓国人たちは言い聞かせたいようだ。これを体現した人物の登場しか許されないかのようですらある。
わが国では『忠臣蔵』や『おしん』のように「忠義を尽くすこと」や「耐え忍ぶこと」が好まれますが、最近はどうですかね。まさか島や海を韓国に侵されても「耐え忍ぶ」ってんじゃあるまいに。もうそろそろ行為の否定形を呼びかけるより、例えば「戦う」ことを前提にものすごく思考してみよう。そうすると自分たちに足りないものがよく見えてきますよ。憲法とかね。そういう作業が日本人には必要なんです。
文=遠藤健太郎 (真正保守政策研究所代表 大阪芸術大学元副手)
※ ここでは一般向けに外国名表記を原則片仮名とし、中華人民共和国を「中国」と表記しています。ご了承ください。
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皇紀2672年(平成24年)9月1日
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/120830/……
▲産経新聞:「橋下!辞めろ」怒号、場外では山本太郎さんシュプレヒコール…震災がれき受け入れ説明会
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/120831/……
▲産経新聞:「『おまえ』なんて呼ばれる筋合いない」 橋下氏、市民の罵声に対抗
八月三十一日夜には比国で地震が発生し、一時わが国の太平洋沿岸部でも津波注意報が発令されましたが、東日本大震災によって発生したいわゆる「震災瓦礫」の処理問題について、私は一貫して被災地内での処理を訴えてきました。
その理由は、第一に阪神淡路大震災でも瓦礫の処理はほぼ兵庫県内で速やかに完了しており、主として東北三県にその能力がないはずはないためです。もし仮にも三県内で処理できるとすでに判明している量の瓦礫を他の都道府県で処理してしまえば、東北地方は復旧能力すら持たないとして今後経済的にも深く傷つくことになるでしょう。
第二に、菅前政権のあまりの対応の遅さ(政令を出して政府が主導、賃金の保証をせよと訴えた声を一切無視した)から、復旧のための瓦礫処理が全国各地の産業廃棄物処理業者の絡む利権と化したために他なりません。この産廃利権というのが極めて厄介で、大抵は悪質です。
最後に、今回大阪府と大阪市の説明にもありましたが特に福島県内の瓦礫に付着している放射性物質の安全基準について、もはや国民の信用を失った政府の示すものをもう誰も信じなくなったためでもあります。自然界でも検出される程度の量を聞いても過敏に反応するようになってしまった国民の意識が変わらない限り、私たちの身体にまったく悪影響がなくても遺恨を残し続けるのです。
目下の公務員労組や極左団体、或いは俳優の山本太郎氏らが主導し鳩山由紀夫元首相や菅直人前首相が共鳴した「反原発」運動は、政治的構造こそ違えど明治政府の神仏分離令に対して山間の寒村住民に至るまで廃仏毀釈運動で応えてしまったのによく似ており、その狂乱ぶりは変わることがありません。
私は政策研究としての「反原発」を提唱し、それがわが国の自立した資源開発と核開発を促すものでなければならないと申してまいりました。自立した核開発を主張した時点で「反原発」ではないと反論されるかもしれませんが、現行軽水炉型原子力発電の問題はまずわが国の技術だけでできたものではないこと、そのために肝心な部分が「ブラックボックス」化されていること、一度事故を起こせばわが皇土を汚し続ける(半永久的に冷温破壊させていなければならない)ことが挙げられ、これに代わる技術を無思考に否定してはなりません。
もしよく考えて原子力そのものを否定するのであれば、文字通りその論理を立てるべきです。ところが、説明会に参加した活動家たちはただ怒鳴り散らすだけであり、発電用として国内にある放射性物質の行方を語ることもなく、ひたすら「やめろ」「再稼動するな」「いらない」では、まさに廃仏毀釈に狂乱したころと何ら進歩していないどころかますます酷くなっています。
大阪市の橋下徹市長は弁護士であり、この手のわめくだけの人物を黙らせるくらいはお手の物でしょう。確かな科学的根拠と政策展望を述べない限り彼を完膚なきまでに粉砕することはかなわず、私の目には彼らが「橋下応援団」のようにしか映りません。
大阪府河内長野市のゴルフ場経営者である井山義一元被告は、和歌山県の木村良樹元知事を競売入札妨害罪で逮捕させるに至った諸悪の根源のような人物ですが、私は事件発覚からそれこそ一貫して木村知事の無罪を主張してきました。今でもそう信じています。
おや? なぜ橋下市長の話をしていて突然井山氏のことを申したか、それが震災瓦礫処理に係る産廃利権と何の関係があるのか、皆様でよくお調べになって考えてください。だから橋下市長を応援するような運動はケシカランのですよ。公務員労組をたたき出す方針は支持しますが、大阪維新の会に期待するような人々は前回の総選挙で民主党に投票して懲りたのではないのですか?
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